プリズマ ☆イリヤ イリヤのペットのイーブイです 作:古明地こいしさん
「ブイ、戦い方は貴方に任せる」
自分は黙って頷いたあと走り出す。
そして走りながらハイドロポンプを放つ
「そんなもの...無意味よ!」
弓矢で射抜かれ爆発した。
避けるのは不可能だった
"でんこうせっか"でも避けられない速さだったが、そもこの姿になってでんこうせっかは使えなくなっている
「その姿...ミユ、貴女も本気のようね」
クロの言う美遊を見て本気ととったのはセイバーのカードを使用した美遊の姿であるが
『美遊様...ブイ様が』
「分かってる...(ブイが射抜かれる前に私の方を向いて頷いたのは...恐らく)はァァァ!」
「猪突猛進ね。いいわ、相手してあげる!」
2人が戦っている。意表を突く一撃としては絶対的な一撃が必要...
「共存は無理と言うわけ?イリヤと共に生きていく道は?」
「ないわ。絶対に」
「ならば...必ず倒す!」
「ふふんっ」
一歩、一歩こちらに近づいてくれている。タイミングだ
必ず避けられない一撃を与えるための力を溜める
「ッ!はぁッ!」
「剣戟が雑よミユ?そんなんじゃ私は倒せないわ」
「倒す...確かに貴女を倒す必要がある...でも」
今!水になっていた姿から身体を作り出して溜めていた一撃、"れいとうビーム"をゼロ距離で放つ。それは"ぜったいれいど"にも匹敵する威力
「やってくれたわね...まさかブイが"水に溶ける"能力があるだなんて...想定外だわ。ミユ、貴女それを知ってて?」
「私はイリヤや貴女と違って長い間ブイと共に過ごした訳でもない...でも!ブイがイリヤを想う気持ちは私も同じ!」
「シャャアア!」
「私たちがいる限り、イリヤには手出しさせない!」
自分達の意思を伝えた。次はクロの考えだが
「なら...貴女達を倒して、私の目的を果たすわ!」
完全に自分達が悪役な気もしなくはないが、そんなものは無視して戦う
「ブイ!水を「させないわ!」ッ!!」
一瞬で目の前まで...速い...否、気づいたら目の前に...
でもポケモンになった事でできる事もある。
人間にはできない芸当、それは
「シャアアアア!!」
回転しながらハイドロポンプを放つ。
その水は何者も寄せ付けないようなバリアになる
「っ!やるわね...でもその間ミユは守れないわよ!」
さっきのれいとうビーム、片腕しか凍らせられなかった。しかし両手剣を使うクロにとってかなりの痛手なはず。
自分ができる事も限られてるため美遊に任せることになるが
「弓を射ることのできない貴女に負けるつもりはない」
「そうね...なら...無作法だけど、ちょっと手荒な攻撃をさせてもら「ちょっと待ったぁあ!!」...イリヤ?」
「2人が戦う必要なんてないよ!それにブイちゃん!変なことしない!」
元の姿に戻ってイリヤに近寄る
「ブィ...」
頭を下げて謝るが、イリヤは他の事で話すのに夢中なようだ
「今更でてきて...まさか私のために争わないで〜とか、そういうお姫様気取り?」
「クロは共存できないと言った。なら倒すしか道はない」
「...ううん...違うよ。ブイちゃんはどうしたい?私が拾ったとはいえ、私の分身であるクロの言うことも聞くんでしょ?ブイちゃんは...大切な人を...飼い主を亡くしたくないよね?」
少し考えて、クロの方へ走る。そして飛びつく
「きゃっ...って、左腕の氷が溶けてる...ブイ...貴方...」
「イッブィ!」
「分かったわよ。でも...そこにいる私のママは別よ」
「「え?」」
「あらあら、流石は私の娘ね。いつの間にか双子になっちゃって...それで、イリヤちゃんはどうしたいの?」
自分を下ろすとクロは走って双剣を構え、自ら母親を殺そうとして...魔術の網で編まれた拳でクロはゲンコツを受けていた
「...」
「ま、ママ?」
「あ、こういう時は喧嘩両成敗よね。ということで」
「え」
イリヤも受けた...一般教養を受けなかった人が身につけた間違った知識がこれとは...
「貴女がイリヤちゃんの言っていたペットのブイちゃんね。よろしくお願いするわ」
「ぶ、ぶい」
なぜかお手を強要されたため、手を出して犬みたいな事をするが。この2人はどうするんだろ?
アイリスフィールがクロを抱っこして、美遊がイリヤをおんぶしてる。そのままルヴィア邸に来た。美遊が話すならと提案して、ルヴィアにも許可を貰ったらしい。
そして凛が凄く怯えつつも何か調べていた。
恐らくアインツベルンについて調べてるのだろう。
この世界のアインツベルンってもう無くなったんだっけ?
まぁそれはそうと
「「ぶぶぶ!!?死ぬかと思った!!!?」」
「あらあら、元気ね。頭は冷えた?」
「冷える所か沸騰しそうになったよ!?」
「ブイと一緒に入るのは初めてだね。あとで洗ってあげるね」
「イッブィ!」
美遊が洗ってくれる...きっと気持ちいいんだろうなぁ...イリヤは手荒な洗い方だし。まぁそれでも綺麗にしてくれるのは嬉しいことだが
「話はステッキちゃん達から聞いたわ。大変だったわね」
『ゲロっちゃいました』
虎視眈々と隙を伺ってた奴が何を言うか...しかしクロは真剣な顔だな
「そう...じゃあ...どうしてイリヤなの?私にも普通の、人としての人生を歩んではダメだったの!?それなら私本来の居場所...聖杯戦争のある世界へ返して!アインツベルンを返して!」
クロの悲痛な叫びが
「...ごめんなさい...アインツベルンは...もう無いわ」
アイリスフィールの一言で捨て切られた
「それじゃ...私の産まれた意味ってなんなのよ!!!」
高出力な魔力...けど、そんな事したらっ!
「あれ...」
クロの身体が透けて見える
「クロ!?」
「そっか、ただでさえ魔力が無くなってたのに、投影に...今の魔力放出...これならブイに殺されてた方が...良かったわね...」
「待ってよ...勝手にでてきて、暴れるだけ暴れて、貴女の願いはないの!?せっかく生きることが出来るようになったのに...それを無駄にするの!?」
「消えたくない...死にたくないよ...」
本来ならプリズマイリヤではここでイリヤが魔力供給したり、クロが聖杯としての力を行使するのだが...発動する気配がない...こんな時に考えておいて良かった...
「ブイ...」
クロの近くに行って、ニコッと笑い、わざを発動した。
そのわざの名は...."ねがいごと"
そして、"バトンタッチ"
今このためにとっておきとまもるを一旦忘れ、使えるようにしておいた。
それが今役にたつ
「イッッブゥウウイ!!!」
クロの手に尻尾でバトンを託した。それにより、自分へ発生するねがいごとの効力をクロに移した。それにより、クロが消えることを消えない願いに変えた
「ブイ...ありがと...私、貴方のためにこの命、使うわ」
「ブィアァ...」
撫でられて気持ちいい感覚を覚える。そして忘れたわざをイリヤとクロを交互に見ながら思い出す
「...帰りましょう。イリヤちゃん、クロエちゃん」
「「うん!」」
「ブイちゃんもよ〜」
「イッブイ!」
「イリヤ、良かったね...それと...今度、お風呂入りに来て欲しい...ブイも連れてきて」
それにイリヤは大きく返事をして、みんな服を着て家に帰った
「今日から一緒に暮らす事になった、クロエちゃんです!」
「イリヤの従姉妹って...しかしそっくりすぎる...もしかして隠しグフォ!?」
「よろしく...」
「イッブイ!ブゥブゥブイ!ブーイ!」
犬のように、クロの周りを走る。
そして抱えられて
「改めてよろしくね。ブイ」
「ブイ!」
「ブイちゃんは私の!」
「さっき私も飼い主とか言ってたの、どこの誰よ!?」
「それはそれ、これはこれだよ。さ、ブイちゃん一緒に寝よ?」
これは...喧嘩の火種は自分になるのぉ?
とまぁ、なんとか...なったかな...
しかしイーブイは忘れていた。
プリズマイリヤZweiのラスボスを...倒すべき敵を
「大丈夫ですか?男の子が泣いてはいけません」
「ぐすっ...うん」
「すみません!うちの子が」
「いえ、では」
ゴルフバッグのようなものを持って移動する女性が、空港で確認され、そして...やってくるのは...明日