プリズマ ☆イリヤ イリヤのペットのイーブイです   作:古明地こいしさん

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イリヤsideでお送りします


22話 力の解明

「来てくれたわね」

 

「ブイちゃんに用があるって、何か?」

 

「そうね、クロもいる事だし、この間は聞きそびれたブイの力、ルビーの事だから真実までたどり着いてるんじゃない?」

 

『いきなり核心に着きますか〜』

 

またブイちゃんのことなんだ。

でも確かにブイちゃんが黒い姿になってたのは驚いたな。

黄色い姿はまだ分かる。

あの石を使ったから変身できたんだと私でも思う

 

「ブイ、貴方は一体...なんなの?」

 

「イッブァイ?」

 

ブイちゃんは私の腕の中で首を傾げるだけ

何か、というのは明確に分からないのかな

 

『では昨夜の戦いで分かった事を幾つか上げていきます。皆さんいいですか?』

 

「うん。話して、ルビー」

 

『まずこのモフモフした姿は炎のエレメントを宿しています。炎を出す事に関しては恐らく半永久的に出せるでしょう。そしてこちらの水色の姿、こちらは打って変わった水のエレメントを宿しています。その名の通り水を出すことができるのですが...』

 

「水に溶けることができる。そう言いたいのでしょう?それに氷撃も可能と、私はそれを受けたから分かるわ。ブイにはまだ可能性があるって」

 

ブイちゃんの可能性...それはきっとこれから戦う時に必要な事だと思う

 

『そして昨夜の最後の姿、黒色の何も使用していない姿、あの姿はまだまだ判明していないものがありますが、防御面が優れており、月の光で回復していたのを確認しました。これは恐らくですが...』

 

「なによ。もったいぶって。言いなさいよ」

 

『...絆の進化。ブイさんとクロさんの絆で変身できたものかと』

 

「なんですか、その非科学的で非魔術的な発言は。カレイドのステッキが言うセリフではありませんわね」

 

『それ以外に考えられないことなんです。昨夜、クロさんが自分の身を差し出す事をして、それはブイさんのためにした行動、それがブイさんの中で何か揺れたものだったのかと』

 

「そうね...」

 

「リンさん、何を?」

 

「魔術師なら実験でしょ?ブイをテーブルの上に置いてくれる?」

 

ブイちゃんは物じゃないのに...とりあえず言う通りにする

 

「あとでたくさん遊ぼうね。ブイちゃん」

 

「イッブイ!」

 

「まずはイリヤのもつ炎の模様石...炎の石を」

 

ブイちゃんの姿は変わり、赤くモフモフした姿に

 

「次は美遊、貴女のもつ石を使いなさい!」

 

な、なんでルヴィアさんっていつも上から目線なんだろ...まぁ、そりゃお金持ちだし当たり前なんだろう。ミユが使った水が描かれている石を使うと人魚みたいな姿に

 

「次はクロ、クロは2つ分お願い」

 

「できるか分からないわよ...ん、まずは石の変身は成功...次、元に戻ってもらえる?」

 

「ダース...ブイ!」

 

「戦う必要はないけれど...私の想いを汲み取ってくれるなら、今だけ変身してもらえる?」

 

すると、青色の光と共に姿が変わり、黒色の姿になった

 

「こればっかりは分からないわね...強いて言うならブイの心情変化でなったとしか」

 

『まぁ、戦力になるなら大丈夫だと思いますよ?』

 

いつの間にか元の姿に戻ったブイちゃん。でも

 

「...私はあんまり、ブイちゃんを戦わせたくないな...でも、ブイちゃんは無理でも戦いに来るんでしょ?」

 

「ブイ!」

 

「これからもよろしくね。ブイちゃん...というかどうして先にクロとの絆で進化してるの!?」

 

「そんなの私に言われても」

 

「イリヤ、落ち着いて...」

 

「こういう子供たちの未来を考えると」

 

「悪いものではありませんね...ブイ、貴方もあの3人を支えてあげなさい」

 

「ッブイ!」

 

こうしてZweiHerzが始まる...

 

 

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