プリズマ ☆イリヤ イリヤのペットのイーブイです   作:古明地こいしさん

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25話 海!ノーマルタイプでは...泳げない....

「来るぞ来るぞ!みんなタイミングいいか!?」

 

「海だァァァァ!!」

 

えっ、タイミング合わせる気ない人いるんですが!?

 

「タツコが先走ったよ!?」

 

「ええい、この際構わん!行くぞ!」

 

「「「「「海だぁああ!!」」」」」「イッブァアア...イッブァイ!?」

 

全裸になってる!?

これは怒られるやつだから

 

「イィイイッブイ!!」

 

龍子にアイアンテールをかまして動きを止める。

しかし受け身をとられ、意識はしっかり持ってる龍子。

コイツはバゼットか!?

 

「何すんだブイのヤロー!」

 

「知識ある獣で良かったわ!とにかく隠せぇえ!!」

 

「イリヤイリヤ」

 

「ん?なに?ナナキ」

 

「ブイって常識を弁えて尚且つ人みたいな反応するよね。教えこんでんの?」

 

何か後ろで聞こえるが関係ない。

今は自分のもふもふで龍子を隠すのが先決だ!

 

「いや、えーっと「そうなの〜。私と話すためにもイリヤが教えててね〜」そ、ソーナノ!」

 

「へぇ〜」

 

「...」

 

やっと水着を着た...冷たい水に浸かりたいなら風呂に水入れりゃ変わらないだろ...それより

 

「イッブ!」

 

海にでんこうせっかで走ってくぅー!そして華麗に泳いで

 

「ぶぶぶぶ...」

 

「ブイちゃん!?」

 

シャワーズになりたい...泳げ...ない...イーブイは...泳いで渡る力はありません...自分は美遊か?てか溺れる!!

 

「危ないから浅瀬にいないと」

 

美遊が助けてくれた。

でもまぁ仕方ないかぁ、みんながいる手前、シャワーズになる訳にもいかないし

 

「あんまり遠くに行くんじゃないぞ?」

 

でも...

 

「ブイ!ブブイ!」

 

「うん。一緒に初めての海、楽しもう...でも、何をすればいいのか」

 

イリヤ達がビーチボールを用意してくれてる。ホントに浅いところで遊んでくれて助かる。むしろ自分が参加できる場所なのはみんなの配慮なのか

 

「それっ!」

 

「ブイ!」

 

「ほい!そっち行ったよ〜!」

 

「ブイ!」

 

「...」

 

美遊は弾くもよく分からない顔をしてる。仕方ない、楽しさを教えてやらなくては

 

「ブイッ!ブイッ!ブイッ!」

 

何度も跳んでボールを飛ばし、キャッチしてを繰り返す。

そしてボールをあたまに乗せるとほほ笑みかける

 

「イブ!」

 

「...うん。分かった!」

 

すると飛び上がり...叩き落とした

 

「「「「「おお〜」」」」」

 

「?」

 

美遊本人、当たり前の事をしたつもりなのだろうが、普通はそんな事しないよ...

人が跳べる範囲を越えてます。

 

とまぁ色々と楽しむも、イリヤと美遊が離れて行ったため、クロと着いていく

 

「...貴方はミユから何か聞いてる?ブイ」

 

「...」

 

首を振る。

何も聞いてないし、知ってても答えるつもりは無い。

言えば美遊が危ないめに合うから。

自分がいる理由は分からないけど、きっとなにかあるはず

 

「海が近い街にいるのに、海が初めてって、最初は驚いたよ」

 

「...前までは海外で過ごしてたから...それからルヴィアさんに着いてきて」

 

「そっか...家族とかは...?」

 

「お父さんに、お兄ちゃんが」

 

「そうなんだ。だからお兄ちゃんを気にしてたんだね」

 

「...うん」

 

自分は黙って見守る。これは2人の話、クロと自分が入る余地なんてない「アイスキャンディーはいかがですかァァァァ!!」

だから納得がいくまで話をさせればいい。

クロもそれが分かってるようで、黙っているが「アイスキャンディーはいかがですかァァァァ!!」

いや、段々近づいてきてません?...来てるよな...来てこな「アイスキャンディーはいかがですかァァァァ!!」

 

「うるさいわね!?」

 

「おや、貴女方は」

 

「バゼット!!」

 

「わ、わ、ルビー!!ルビー!!」

 

ルビーもサファイアもいない状態でコイツと対面って...夜じゃないからブラッキーにもなれないし...せめて夕暮れ時なら

 

「ブイ!これで!」

 

「ブゥウウウウ...シャワァアアア!!」

 

ハイドロポンプでバゼットを攻撃するも軽々避けるバゼット。しかし以前感じた敵意が今は感じられない。むしろ違う意味で狙ってるような...ってこいつアイス屋なのか

 

「いくら子供といえど、その反応は流石の私でも落ち込みます...と、貴方はまだ変われる姿があるとは。協会が知ればさぞ欲しがる実験材料でしょうが」

 

「ブイちゃんは渡さないよ!」

 

シャワーズからイーブイに戻った自分の前に3人が守るように立ってくれている

 

「大丈夫ですので。私にはギアスの呪いがあり、上に話すことはできません。まぁ8枚目を回収すれば関係ない話ですが...そう、"関係"のない...話ですので」

 

「それは話すつもりはないって...事でいいの?」

 

「はい...それでは...アイスキャンディー1本500円!」

 

「「ぼったくり!?」」

 

「500円の価値があるということなの...ブイ、一緒に食べよう」

 

いや、それただのアイスだから。ハーゲンとかより以下だし、断言できる...とは言えない...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...イッブ」

 

ただ海を眺めて、眺めて...眺めて...自分は本当にどうして、イーブイになったんだろう...

 

「帰る準備できたよ。ブイちゃん、行こ...ブイちゃん?」

 

「...」

 

黙ってイリヤの下に来て、イリヤ、美遊、クロの3人を見たあと笑顔で鳴いた

 

「イッブイ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「8月の終わりには済みそうですわね...」

 

「ホント、海のど真ん中って、どんなとこにあるカードなのよ...これは作戦を...最悪、ブイを酷使する可能性が出るわね」

 

イーブイには2人の魔術師にそんなことを言われてるも知らずに、自分の事をただただ考え、イリヤ達が寝てる中、美遊の腕の中で眠っていた

 

「私の...私達の大切な子。貴方だけは守るから...」

 

 




悲報、一成喋らず
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