プリズマ ☆イリヤ イリヤのペットのイーブイです   作:古明地こいしさん

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進化した理由はタイトル通りです。その理由については気づいてません


26話 太陽の下を歩けるようにしてあげたい相手

「ブィ...イブブ!?」

 

突然進化エネルギーを感じ取って重い瞼を開ける。

しかし進化の最中には動けないため、黙って受け入れるしかない

 

「ダース...」

 

サンダースに強制的に進化させられた。

トレーナーの身勝手で進化させられるのって確かに嫌だよな

ルビーを睨みつけながらイーブイに戻る

 

『ふぅむ...変化のタイミングのエネルギーとこの石が同調して...あ、ブイさんはそのままじっとしててくださいね〜』

 

これじゃ実験動物じゃないか...

確かにポケモンの世界じゃイーブイは実験動物だけどさ

この世界でもそうならなくてもいいだろうに...ここは...逃げる!

 

『あぁ...まぁイリヤさん達が空いてる時間に情報は纏めておきますか』

 

下に降りて、イリヤ達が勉強してる中に飛び込む

 

「あら、ブイ。降りてきたのね」

 

「イッブィ!」

 

自分なりの挨拶で、イリヤ、クロ、美遊、そして他の3人、雀花、美々、那奈亀にも挨拶してイリヤの膝の上に座る

 

「本当にブイはイリヤに懐いてるよな」

 

「でも実際、イリヤとクロ、どっちに懐いてるのか、そこんとこ気になるから聞いてもいい?」

 

「「私!」よ!」

 

勉強会とのことで、自分は寝てて大丈夫だ

 

「イブブィ!?」

 

急に顔を掴まれ、こちらを見ているイリヤ、そして美遊は止めにかかってくれてる。

クロなんて机の奥で抗議してるし、こういう時は!

 

「ブゥウウイ!」

 

美遊の胸の中に飛び込む。そして膝元で寝ると

 

「「どうしてミユなの!?」」

 

自分の胸に聞くといいさとは言えない。

けど、自分達が原因なのは...わかるよな?

 

「よしよし...」

 

「ブィィ...」

 

「なんでみゆきちに懐いてるのか、あたしら謎だらけなんだけど...」

 

頭の中で序列を考えよう...考える必要はないか。

自分は3人を守れたらそれでいいのだから

 

「ブイちゃん、きっとさっきので拗ねちゃったんだと思うよ?イリヤちゃんとクロちゃんが取り合うから...いや、むしろ取り合うのは良いというか...」

 

美々よ、お前は何を言ってるんだ?自分は単に安全な場所に来ただけだが。

2階はマッドサイエンティストのルビーがいて、1階には取り合いっ子する双子、外にはいけないし安全な場所である美遊の下に来るのは必然的だ。

 

そういえば美遊を想えばどれに進化するんだろ...今は昼頃で...ッ!?意識がなくなって...

 

「これってもしかして!」

 

「少し出てくる!イリヤ!クロ!あとお願い!」

 

次に目を覚ましたのは美遊が座って本を読んでた目の前だった。

 

「フィ〜...フィッ!?」

 

エーフィになってる!?

 

「これが美遊の場合の変化なのね...美遊」

 

「この生物は一体どんな生体構造をしてるのでしょうか...」

 

「フィィイイイブイッ!」

 

力を溜めて飛び跳ねてくるりと一回転してイーブイに戻った!戻れて良かったけど

 

「あまり一般人がいるところでは変身しちゃダメ。いい?」

 

「ブイ!」

 

美遊にどういった反応を返せばいいのか分からないからいつもイリヤにやってる犬や猫が頭すりすりするやつをやると

 

「あ、ありがとう?」

 

「なんで美遊が礼を言うのよ...ブイは今夜は美遊の下にいること。あの家にはそう話を通してあるから」

 

美遊と2人っきりか...

 

「ねぇ、私が...ううん。なんでもない。そろそろ寝よう。おいで」

 

何を言おうとしたのか、聞きたいが訊ねることもできないし、そんな野暮なマネはしない。ただただ

 

「ブイ!」

 

今は美遊に抱かれて寝る。こんな日々が毎日続けば...

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