ネタが多いです(特に終盤)
深夜テンションなのでご了承ください
あと歌の所は『抜刀隊』をおかけください。
中央暦1640年8月23日 午前4時──
パーパルディア皇国 属領スミッド 上空4000m
日が明ける数分前、スミッドの上空には、JDAM誘導装置キッドが付けられたMk.82爆弾のGBU-38(V)2/Bを両翼4つのハードポイントに装着した『A/T-4』攻撃機2機が飛んでいた。
『A/T-4』は練習機『T-4』の外面を模しているが、中身は全く異なり、空対空戦闘・空対地戦闘・空対艦戦闘ができるマルチロール機である。
1番機のパイロット『金子浩康』2等空佐は2番機の『宮本拓海』1等空尉に話しかける。
「しっかし、パーパルディアっていう国は馬鹿だな…我が国に殲滅戦を仕掛けるとは…」
「国民が黙ってないことが分かるのにですね…我が国の情報を収集してなかったのでしょうか?」
日本にパーパルディア皇国が殲滅戦を仕掛けたのは既に本国でも察知されており、国民は政府に逆殲滅戦を要請していた。
「殲滅戦迄とはいかないが、二度と列強には戻れんだろうな…まあ、良い。やるぞ」
「はっ!」
『此方シグルド1よりプリテンダー1へ、目標に動き無し、準備よし』
丁度、兵舎を見張っていた第1特殊作戦群から通信が入る。
「了解、
バードポイントからGBU-38(V)2/Bが投下され、数秒後には、モニターの赤外線カメラに、破壊し尽くされた敵兵舎が見える。
「now!よし、目標破壊確認!ミッションコンプリート!
「プリテンダー2、copy。
『A/T-4』は任務を終え、基地に帰航した。
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数分後──
パーパルディア皇国 属領スミッド 属領統治軍陸軍基地
属領スミッド属領統治軍陸軍基地は、大混乱に陥っていた。それもその筈、兵舎がいきなり破壊され、人員が生き埋めになっていた。
ワイバーンはいないが、兵員2000、地龍20、牽引式魔導砲30門を誇る大部隊である。
その兵員のうち、半分以上が就寝していたため、生き埋めになっていた。
東門警備隊の『リリークス』は炎上する兵舎を呆然と相棒と一緒に眺めていた。
「な…何が…」
「何かが爆発したか?」
リリークスは敵の攻撃かもしれないと考える。直ぐにパーパルディア皇国に敵う国は居ないと考え、思考を途切れさせようとするが、彼はある事を思い出す。
「(待てよ…確か皇国は今、日本国という国と戦争中だったな…日本と戦争になってから変だ。皇都守備隊が壊滅したとか、海軍が全滅したとかだ。事実、属領統治軍は撤退しており、属領の反乱が多い…)」
皇国上層部は軍が連戦連敗している事を隠し通そうとしたが、そう上手くはいかない。
何れ何処かで情報は漏れ出すのだ。
主に日米英の諜報機関が民衆にデマを流していたが、それも加わり、今では皇国民は不安を抱えていた。
その時、側に誰かが崩れ落ちる音がした。傍に居る人物は相棒しかいない。
「どうした?隠れて酒でも飲んで酔ったか??!!」
相棒を見ようと振り返ろうとした瞬間、彼の口が塞がれる。そして右半身に何やら温かいものが流れる感じがする。
心臓がある場所を見ると、深々とナイフが突き刺さっていた。
そこでリリークスの意識は闇に落ち、二度とその意識が戻ることは無かった。
パーパルディア皇国属領スミッドの属領統治軍陸軍基地東門は潜入した英軍と伊軍の空挺部隊の前に占領された。
また、他の門も気づかれる事もなく制圧され、此処で『トンガ作戦』が本格的に始動した。
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数分後──
パーパルディア皇国 属領スミッド 属領統治軍陸軍基地 司令室
『だ…第1大隊壊滅!援軍をkゴバッ』
『畜生!畜生!此方第3小隊!東門を制圧した敵は途轍もない連射力の銃を持って、や!やめrガガッ』
『第9分隊、西門を殲滅した敵を強襲s…ザザザッザザッ』
『不味い不味い不味い!敵は司令部1階へ侵入!数は少ないが銃の性能が…ん?何だこの果実みたいnドン!』
「一体何が!何が起こっとるのだ!」
スミッド統治軍陸軍基地の司令室ではスミッド統治軍司令『トリーム』が叫んでいた。
魔信からは絶望的な報告が流れ続ける。
「わ…分かりませんが…敵が侵入したのだと…」
「敵?ならばどうやって来たのだ!都市の周りには防衛線があるのだぞ!まさか空から降って来たと言う筈は無いな!」
そのまさかなのだが、トリームは知る由もない。
「!通信回復しました!!都市部防衛隊と繋がります!」
「援軍を早く寄越せと言え!!」
基地内では魔信が使えるものの、都市部などの基地外へは繋がらなかった。
実は、日本&NWTOがクワ・トイネから輸入した魔信の妨害装置の実験を行なっており、それが故障して繋がるようになったのだ。
だが、都市部防衛隊から帰ってきた返信は絶望に陥れる言葉だった。
「と…都市部防衛隊より伝達…」
「?どうした!早く言え!!」
「『都市部防衛隊は攻撃を受けている。このままでは全滅する可能性が高い。応援を要請する』」
「なっ…何故だ!まさか敵は都市部にも展開しておるのか!!」
「そのようかと…」
「なぜそのような大部隊の展開を許したのだ!この無能どもめ!」
「(うるせぇ…敵はここまで侵攻できないからって哨戒のペースを減らしたのはお前じゃ無いか…)」
副司令は心で悪態をつく。その時、扉が少し開いており、そこから棒状の筒が飛んできたのを目にする。
「?なんだっっ!!!!!!」
目の前が光り、耳がキーンと耳元で落雷が落ちたかのような音がする。
「うぉぉぉぉ!!何だぁ!敵かぁ!!クソが!!」
近くでバンバンの音がする。
「ぐぉっ!痛い!!!やめろっ!ぐぁ!!」
発砲直後、パシュパシュという音が聞こえ、血を吐くような声も聞こえる。
「両手を頭の後ろに付けろ!!!」
世界共通語で話しかけられる。自分は指示に従ったが、何人かが抵抗し、侵入してきた奴らが持ってる銃であっけなく排除される。
ここに、パーパルディア皇国属領スミッドの属領統治軍陸軍基地は、日本&NWTO各国空挺部隊の攻撃により、陥落したのであった。
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数分後──
日本国 埼玉県入間基地 『C-3』機内
広大なエプロンには、『C-2』『C-130』や『C-3』などの各貨物機が鎮座している。
エンジンを起動しており、命令が有れば何処にでも行ける体制だ。
各貨物機には、日本の精鋭空挺部隊、『第1空挺軍』1個連隊が出撃を今か今かと待ち侘びている。
ある『C-3』の機体後部では、副連隊長が演説を開始しようとしていた。
副連隊長は眼鏡を掛けた肥満した男性である。
「ああ、また少佐殿の演説が始まるぜ」
「あの漫画に影響を受けて体型を変えたほどだからな…」
この連隊の出撃前の恒例行事は第1空挺軍内でも評判で、ネットでも話題である。
インカムを持った
「諸君 私は日本が好きだ」
「諸君 私は日本が好きだ」
「諸君 私は日本が大好きだ」
「お寿司が好きだ、ラーメンが好きだ、日本酒が好きだ」
「アニメが好きだ、漫画が好きだ 、コスプレが好きだ」
「同人誌が好きだ、新幹線が好きだ、ゆっくり実況が好きだ」
「東京で、京都で、札幌で」
「名古屋で、大阪で、福岡で 」
「仙台で、那覇で、横浜で、新潟で」
「この日本のあるありとあらゆる物が大好きだ」
「親子が並んで微笑ましくアニメを見るのが好きだ」
「Twitterで好きな絵柄の絵師の作品をコミケで買った時など心がおどる」
「ニコニコで弾幕を打つのが好きだ」
「俄にも2c○に攻撃を仕掛けてきたサイトを田○砲でダウンさせた時など胸がすくような気持ちだった」
「我々のヘ○タイ文化で外国人の性癖を蹂躙するのが好きだ」
「興奮状態の外国人がコミケで大量の同人誌を買い占めている様など感動すら覚える」
「空腹の後に食べる醤油ラーメンの味などはもうたまらない」
「富士山の綺麗な姿を見て、温泉に浸かりながら飲む日本酒も最高だ」
「哀れな日本があまり好きではない者が健気に入国してきたのを日本漬けにして、私みたいな腹になりながらトランクに入らない程の土産を持って帰国した時など絶頂すら覚える」
「だが、このような平和をパーパルディアは踏み潰した」
「7人もの尊い日本人が犠牲となった…」
「諸君 私は報復を 地獄の様な報復を望んでいる」
「諸君 私に付き従う空挺軍戦友諸君 君達は一体何を望んでいる?」
「更なる報復を望むか?情け容赦のない糞の様な戦争を望むか? 」
「我々の高度な兵器があいつらの兵器を踏み潰す戦争を望むか?」
「「「「「
「よろしい ならば
「我々は決してパーパルディアのクソ共を許さない!!」
「大復讐を!!一心不乱の大復讐を!!」
「我らは一騎当千の世界最強の
「ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の軍集団となる」
「我々を蛮族と思いやり眠りこけている連中を叩き起こそう」
「連中に恐怖の味を思い出させてやる」
「連中に我々の 小銃の音を覚えさせてさせてやる」
「「「「「3等陸佐殿!3佐!副連隊長!副連隊長殿!副指揮官殿!」」」」」
「自分の常識に当てはまらない強大な敵があることを思い出させてやる」
「神兵の戦闘団で パーパルディアを燃やし尽くしてやる!!」
「最強の軍団、副連隊長より 全空挺団員へ!」
「連隊各員に伝達 連隊長命令である」
「目標、パーパルディア皇国属領、スミッド上空!! トンガ作戦、状況を開始せよ」
「征くぞ 諸君 戦友を救うのだ」
「地獄を作るぞ」
演説が終わるとともに、C-3のエンジンが最高出力になり離陸を開始する。
第1空挺軍第1空挺師団第11連隊はスミッドの空挺部隊救出のために出撃した。
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数分後──
元属領統治軍陸軍基地 司令室
「よし、全員集まったな」
元司令室には、空挺部隊の幹部らが集まっていた。これだけドンパチやったのだから、恐らく敵の増援が来る。
地球では体験したことの無いような大規模防御戦闘。幹部らに緊張が灯る。
「では、まずこちらの兵力を確認する。山田一尉」
「はっ」
一尉が幹部たちにペーパーを配る。
「これが我が軍の保有兵力です」
「6個大隊1200名、迫撃砲145門、無反動砲96門、携帯SAM124発、重機関銃23門、
「厳しいな…特に装甲車は有力に使わなければ…」
「ええ、なので敵の攻撃が一番激しいと思われる正面にクーガーFVは配備し、LAVは後方で敵のワイバーンの襲来を防ぎます」
「既に工兵隊が塹壕を掘り、第1防御陣を構築完了している。敵は恐らくもうすぐ来るであろう」
「第1空挺軍は離陸したとの報告が上がったが…到着は12時間後ぐらいになりそうだ」
その時、司令部のドアがノックされ、通信兵が駆け寄ってくる。
「上空を監視中のMQ-9 リーパーから、敵勢力は東方面100kmに迫っているとのことです」
「わかった…全軍配置につけ!」
史上類を見ない大規模防御戦闘。後に『スミッド防衛戦』と呼ばれる戦いが始まった。
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数時間後──
パーパルディア皇国 東部防衛隊 第2軍
皇国の東部を防衛する東部防衛隊。その第2軍は多数の軍勢を連れて属領スミッドへ進軍していた。
彼らの目的は数時間前スミッドの属領統治軍から入った魔信、
『敵が空より侵攻、援軍を乞う』
との報告だ。それからスミッドからは連絡が取れていない。
第2軍を統率する将軍『ラトリーゼ』は考える。
「(空から参ったと言うことは敵は火喰い鳥かワイバーンから降下したか…人数はさほど多くなかろう)」
いやな予感がするが、目の前の軍勢を見てそれは払拭された。
兵士30,000人、地龍リントヴルム5,600匹、牽引式魔導砲3,880門、ワイバーンロード200匹。
圧倒的な兵力。この頃軍に不安気な雰囲気が蔓延しているが、この軍勢には逆らえまい。
「敵発見!」
双眼鏡を覗くと地面に塹壕を掘り、立てこもっている敵が見える。
「馬鹿め、塹壕などにいたら火炎弾の餌食だ。攻撃開始ぃ!!」
「「「「「ぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!!!!!!」」」」」
現代人が聞いたら某紅茶をキメた三枚舌野郎歌を思い出すような音楽が流れ、兵士が突撃する。
その時、敵地から大きな音が聞こえ、上空から風切り音が聞こえる。
「?なんだ?」
兵士たちは困惑しながら前進するが次の瞬間、
地獄が到来した。
「うぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「がぁぁぁぁぁ!!」
「足がぁぁ…足がぁあぁぁぁぁあ!!!」
「くっ!何が起こったぁ!!報告しろ!!!」
「わ…わかりません!!!頭上からマスケット銃のようなものが降ってきました!!」
各迫撃砲から発射された迫撃砲弾は上空で炸裂、多数の鉄粒となり、第2軍に降り注いだ。
「クソっ!!っ!足を止めるなぁ!!!!突撃ぃぃぃぃぃ!!!!」
味方の四肢が降り注いでも彼らは突撃するのをやめない、だが
「ぐぉぉぉおぉおぉ!!!!」
「光弾!!!光弾がぁぁぁぁああ!!!」
「なんで数だ!!!クソッタレ!!!」
前方から光弾が飛来し、1発で兵士たちと体を肉塊に変える。
「(ワイバーン、ワイバーンだ!火炎弾なら光弾の元を火炎弾で攻撃できる!!)」
「ワイバーン隊は!!ワイバーンはどうなった!!!」
ラトリーゼは側近に唯一の希望を託し、そう問いかけるが、
「わ、ワイバーン隊は敵から放たれた光の矢で全滅しました!!!」
「なっ…」
ラトリーゼは額から汗を垂れ流す。脳内には絶望が支配する。
「なぜ!なぜこんなことにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃい!!!!!」
叫んだ瞬間、上空が光り輝き彼の意識は反転する。
パーパルディア皇国東部防衛隊将軍『ラトリーゼ』は120mm迫撃砲の破片が脳を貫き、死亡した。
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数時間後──
スミッド郊外 第1防衛線
数時間後には第1防衛線は地獄になっていた。死体、血、汗。それらが混ざっている。
アメリカ陸軍が担当する防衛線では、一台のブローニングM2重機関銃が火を吹いていた。
「いいぞ、ベイベーーー!!!!HAHAHAHAHAHA!!逃げる奴は敵だ!逃げない奴はよく訓練された敵だ!今日も異世界は地獄だぜ!!」
「こいつこんな奴だっけ?」
「さあ?」
戦闘のせいでアドレナリンが出ている機関銃士を眺めながら、米軍兵はM4やM16を短い連射で斃す。
機関銃士はその時、右側で規則通りにバーストでM2を撃っている兵士を見つけた。
「Hey!Hey!!」
「…?」
「It's a machine gun!!」
「……?」
「Machine gun!!!」
「……!!OK!!」
2人一緒に12.7mm弾を乱射する。当たった敵は問答無用に胴体が二つに切り裂かれる。
だが、パーパルディア軍もそう馬鹿ではない。
「敵
「何っ!!」
塹壕に立て篭もる敵にはワイバーンの火炎弾が降ってくる。
これが塹壕がこの世界で流行らなかった理由である。
「ジム!!スティンガーで丸焼きにしろ!!焼き加減はウェルダンだ!」
「イエッサー!!!」
兵士がFIM-92 スティンガーを取り出し、照準器を合わせる。
レティクルが収縮し、シーカーの音が鳴る。
「屁に気をつけろよ!Fox2!Fire!!」
トリガーを引き、ミサイルがけたたましく発射される。そのままワイバーンはひき肉に変えられる。
司令官は降ってきたワイバーンの肉片を摘むとジムに投げつける。
「Fu○k!!これじゃあウェルダンじゃなくてミディアムだ!!焼き加減が足りんぞ!!」
「Sorry!サー!!」
「次はないぞ…右翼!なにやっている!弾幕薄いぞ!!」
火力では押しているが、いかんせん数が足りない。数で来られたら近代兵器も無意味だ。
自衛隊&NWTOの空挺部隊はジリジリと押されていくのであった。
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数時間後──
元属領統治軍陸軍基地 司令室
「くそっ…キツイぞ…」
総司令官の中村大輔2等陸佐は司令室で頭を抱えていた。戦況は優勢だとは言い難い。
全体的に押されており、このままでは壊滅するであろう。
「ドイツ軍担当域から連絡、左翼の第23分隊全員KIA、支援を乞うだとのことです」
「クーガーFVを回せ!!」
「アメリカ軍担当域から連絡!12.7mm弾全弾消耗!追加を要請するとのことです」
「なにやってるんだあいつら!?」
中村は被害が多いことに瞠目する。
「(…工兵団からは第2防衛線は準備完了とのことだった…撤退するか…)」
彼は覚悟を決める。
「全軍に下礼!第2防衛線まで撤t「報告します!!」なんだ!」
「援軍が…第1空挺軍が到着しました!!」
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数分前──
第1空挺軍 輸送機『C-3』貨物室内
貨物室では降下長が落下傘降下の準備を進めていた。
「降下10分前!」
「「「「「降下10分前!」」」」」
「降下10分前!!」
「「「「「降下10分前!!」」」」」
「外側の兵員立てぇぇぇ!」
「「「「「おう!」」」」」
「内側の兵員立てぇぇぇ!」
「「「「「おう!」」」」」
降下長の掛け声と共に椅子から腰を上げ、折りたたみ式の椅子を片付ける。
全員に緊張が走る。
「環をかけぇぇっっ!」
「「「「「おう!!」」」」」
「装具点検っっ!!」
「「「「「1、よし!」」」」」
「「「「「2、よし!」」」」」
「「「「「3、よし!」」」」」
「「「「「4、よし!」」」」」
「「「「「5、よし!」」」」」
「「「「「6、よし!」」」」」
自働索管、顎紐、救命胴衣、離脱器、予備傘、股帯の順で装備を確認する。
漢達の顔が険しくなる。
「装具点検の為に静まれぇぇっっ!!」
「「装具点検完了!!」」
「了解!」
後ろから装具点検完了の合図に前の人の肩を叩き、それを前までやる。
1番前の空挺兵は降下長に装具点検完了と声をかけ、降下長と握手する。
「降下よーい!!この位置まで前へ! 位置につけぇ!」
「1番機ぃぃぃぃいくぞぉ!!」
「「「「「おう!」」」」」
「いくぞ!!」
「「「「「おう!!」」」」」
「プリテンダー1番機、コースよし、コースよし、用意、用意、用意、降下!降下!降下!」
「青 !初降下!!!」
「2降下!!」
「3降下!!」
空挺兵が次々と降下する。1000を超える兵士が降下する姿は圧巻だ。
「反対扉、機内良し!お世話になりました!!」
降下長も全員の降下を確認した後に飛び降りる。
「進路良し!進路良し!投下!投下!投下!」
C-5からも10式戦車や10式装甲戦闘車、16式機動戦闘車、軽装甲車などが
「おおっ!!」
「援軍だ!援軍が来たぞ!!」
援軍の搭乗に先遣隊は色めき立つ。戦車や人員は着陸後速やかに前線へ移動する。
数分後、中村の元に第1空挺軍第1空挺師団第11連隊長『大村孝行』一等陸佐、同じく第11連隊副連隊長『門的真葛』3等陸佐、第1空挺軍第1戦車師団第21大隊第211中隊長『佐藤和彦』一等陸尉が到着した。
「大村1佐、門的3佐、佐藤1尉、お待ちしていました」
「中村2佐、今までお疲れ様。後は任せなさい」
指揮権を大村1佐に移し、中村は一旦休憩に入る。
「よし、現在の戦況、そして我々の兵力を教えてくれ」
「はっ、戦況は全体的に劣勢でしたが、連隊の到着で攻勢に回っています」
「次に兵力です。我々の現在の保有兵力は…」
「6個大隊と1個連隊、1個戦車中隊で約4,200名、迫撃砲211門、無反動砲352門、携帯SAM214発、重機関銃56門、10式戦車C型12両、10式装甲戦闘車3両、16式機動戦闘車5両、96式装輪装甲車8両、
「うん、これなら攻勢に出れるな…5時間後に攻勢に出る。それまで各員休暇を取れ。だが警戒は怠るなよ」
「はっ!!」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
数時間後──
パーパルディア皇国陸軍 東部方面隊 第1・3軍
パーパルディア皇国陸軍東部方面隊第1軍を率いる将軍『メンドール』は不安を感じていた。
それもそのはず、先日属領『スミッド』が敵軍によって陥落したと魔信が入った。
どこから進行したかは不明だが、東部方面隊第2軍が出撃した。
ここまでは楽勝だと思っていた。
だが、数時間前、第2軍が壊滅したと魔信が入った。
たった数百名を残して壊滅、将軍ラトリーゼも敵の攻撃で戦死したという。
ラトリーゼはメンドールの旧友だ。あいつが優れているのは知っている。
あいつが負けたのならば気をつけ、敵を取れるならば取ってやりたい。
そう思っていた。その時、遠方から大砲の音が聞こえたのをメンドールは耳にした。
彼は昔から耳が良い。
「?なんだ?」
その時、上空が爆発し、何かが飛散した。
「ん?!!!?????」
ドーン、パラパラパラ。そんな音と共に大地が震えた。
「は?は?なんだ!??」
味方の中で大爆発が立て続けに起こり、味方が消滅する。そして、小さな爆発が味方をなぎ倒す。何かが弾け、兵がバタバタ倒れる。
「くっ!被害報告!!」
「な…何かしらの攻撃で部隊の4割が死傷しました!!」
「…は?何かしらの攻撃とはなんだ!!」
「わかりませんが、魔力の使用形跡はありません!!」
「機械文明…ムーか…小癪n「前方から地竜接近!!」」
前方を覗くとかなり遠くの方から土煙をあげ、角の付いた異物が10輌ほどこちらに向かってくる。
「??なんだ?まあ良い攻撃を開始ぃ!!??」
下令しようとした時、敵の地龍の角が光り、近くに着弾する。
「な…な…」
壮絶な威力、メンドールは絶句する。
敵はまだまだ出てくる。素足で突撃する歩兵を含め1000以上は軽くいるだろう。
空には謎の飛行物体も飛行している。
すいません。ええ、すいません。はい
ええ~自分学生で…試験が1週間後に迫っています。
なのでテスト勉強をしてましたすいません。
1週間後にはまた投稿できます。
でずが相変わらずの不定期更新なのでご了承ください。
失踪は原作が更新し続ける限りするのでご安心してください。
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今回は忙しいので感想・お気に入り・評価をしてくださった方々はご紹介できません。
誠に申し訳ございません。
感想も返信こそ出来ていませんが全部目を通してあります。
書いていただけるとやる気が上がり助かるので是非お願いします。
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