ようこそみーちゃん至上主義の教室に   作:無久

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ちょっとだけ書いてみました。
凄く短いですが次はもう少し長くするつもりです


始まりの日

0,0000034%

 

この数は何を表す確率だか知っているだろうか?

四つ葉のクローバーが当たる確率、0,001%

飛行機が落ちる確率、0,0009%

隣にいる人と友人になる確率、0,00002%

宝くじで1等が当たる確率、0,000005%

 

このどれよりも低い確率である0,0000034%

これは運命の人に出会う確立である。

 

たった一人の運命の人に会うにはこれだけの確率の中から出会う必要がある。

ここで疑問に思うのは運命の人の定義である。

 

好きになった人が運命の人なのか?

好きな人が運命の人なら人生で何度も運命の人に出会うことになる。人生100年時代と言われている中でこれだけの年月を生きていれば何度も人を好きなることだろう。果たしてそのすべてが運命の出会いなのだろうか?

 

じゃあ、結婚をした相手が運命の人なのか?

結婚をした相手が運命の相手ならば離婚することは無いのではないか?

 

結局のところ運命の人の定義は分からないが絶対条件として自分を犠牲にしてでもその人を守り、一生愛し続けることができる人が運命の人なのではないかと僕は思う。

 

例えば、その運命の相手が妹だったらどうだろうか?

世間では兄妹での恋愛は禁断の愛とされている。

映画や小説、漫画などでは基本ハッピーエンドで終わる兄妹での恋愛だが現実になると話は変わってくる。

法律的問題から生物的問題、世間体などを考えれば兄弟での恋愛は非常に厳しいものである。

 

しかし、それは実妹での話である。

血が繋がってるからこそいけないのであり、血が繋がっていなければ問題はない。

 

 

 

 

 

 

僕、王美陽(ワンメイヤン)と妹、王美雨(ワンメイユイ)は血の繋がっていない兄妹である。

中国で生まれた僕は3歳の頃に父を亡くした。3歳の頃なので父のことは殆ど覚えていないが母が言うには優しくイケメンだったらしい。

父が亡くなってから2年後母は僕と同じ年の可愛い子を連れた男の人と再婚することが決まった。

 

妹となる子は可愛い子だった。

それは10年たった今でも変わらずツインテールで小柄、口下手な面があり特に男子と接するのが苦手な感じが小動物のようで保護欲が掻き立てられる。

母が再婚して10年。最初は話すことも儘ならなく、話しかけようとすれば直ぐに逃げてしまっていたが今では仲の良い兄妹と近所で有名なほどである。

 

そんな僕ら兄妹は今、中国から離れ留学先である日本に来ている。

本来なら留学はみーちゃんだけで僕は中国の高校に入学する予定だったが妹一人で日本に留学させることが不安で仕方なかった僕は妹と一緒の高校に行くことにした。

僕たちの行く高校は全寮制で日本でも屈指の名門校らしく、就職・進学率ともに100%と言われている。

正直そんな上手い話があるのかと疑問に思うが日本の学校が詐欺まがいなことをするとは考えづらいので真実なのであろう。

一抹の不安を感じながらも僕は新天地での高校生活を楽しみにしていた。

 

 

 

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