冒険者として活動を再開することを決意したリュートの一行はアークト村を出発し、王都に着いたがそこで二つの事件に遭遇。
一つ、王宮専属予言者、マルル・エントの失踪。
一つ、風の英雄、ハヤテという偽物が出てきたこと。
リュートはかつての剣が進化され、ストライカーMk.2ndとして帰ってきた。その時、失踪していたマルルがリュートの妹と言い、現れた。
~王都・マルクスの鍛冶屋~
マルル「私は本当の風の英雄を迎えに来たんですよ。」
アイナ「色々と聞きたいことがあるんだけど??」
マルル「リュートお兄様はかつてエントという至って普通の平民の家にいたのです。」
リュート「ああ、かつてな。だが俺はリュート・ドライグ。王都を出てからはその性を名乗ってない。」
コノハ「それより聞きたいのは…!」
コノハが割って話に入ってきた。
コノハ「主様を差し置いて偽物が英雄気分なんてどういうこと?あなたが予言したんでしょ!」
マルル「兵士がよく聞いてこなかったのと、私が探したかったのです。」
リュート「悪いが俺は帰るつもりはない。」
それだけ言うとリュートは店を後にして兵士に予言者のいる場所を伝えた。
~王都・マルクス~
兵士「協力感謝します。」
リュート「一つ聞いていいか?」
リュートは気になったことがあったので尋ねることにした。
リュート「彼女をなんで兵士が探す必要があるんだ?」
キグナス「何言ってるんだ?」
リュート「だって家じゃなくて王宮にいるんだぜ?予言の能力者は確かに貴重だが、家族の下に居ちゃいけないわけではないだろ?」
兵士「しかし、彼女の家族に強い人物がいるとは…」
リュートは冒険者カードを見せた。
マルル「お兄様…」
リュート「違うって言ってるだろ…一時期世話になっただけだ…」
兵士「!!その瞳…お前まさか!」
リュート「今更気づいたのか。まぁいい。」
マルル「あなたたちは勘違いをしています。私はこの人を探してたのです。間違った人を英雄呼びしてたので。」
兵士「なっ!まさか…この人が…本当の英雄!?では我々は今まで間違いを?」
兵士は焦っていた…今いる英雄が英雄ではないと皆に伝えると大騒ぎになるからだ。
リュート「ならこうしよう。俺がハヤテさんと戦って勝てばいい。風の英雄ならスキルで打ち負かせることができるはずだからね?」
キグナス「スキル戦か。確かにそれなら練度が高ければ勝てるな。」
アイナ「リュート、勝算は?」
リュート「もちろん、余裕。ただ、条件反射武器所持無しで、光の英雄が見てることを条件にね?」
コノハ「私を置いて行くんですか!?」
リュート「もち。コノハ、お前には光の英雄と関わりを深くしてほしい…ある目的があるから…光の英雄の所持してる物におまえとふたり同じものを感じてるだろ?」
コノハ「主様がそういうなら…私我慢します!」
兵士「本当に申し訳ありません。」
リュート達はハヤテのいる広場に向かい、スキル戦を申し込んだ。
ハヤテ「俺様にスキル戦だぁ?なめてるのか?俺様は英雄様だぞ?」
リュートとハヤテが対峙してる間にコノハは光の英雄のアマハネ・スターリーに話しかけていた。
コノハ「こんにちは!アマハネさん!」
アマハネ「ひっ!ここ、こんにちは!」
コノハ「あ、驚かせちゃった?ごめんごめん!でも~、その杖の持ち主にしてはどうして英雄として堂々としてないの?」
アマハネ「英雄らしくない…ですよね…私…」
コノハ「なーんか、主様に少し似ているけど違うタイプみたい。」
アマハネ「え?」
コノハ「私の主様はあそこにいるリュートって人なんだけど、英雄の力を持っているのに英雄の証を取ろうとしなかったんだよ?今は私を手にしてるけど。でもあなたは…」
コノハはアマハネの方を向き、
コノハ「どうして英雄として認められないの?」
アマハネ「!!」
コノハ「私もこの杖と同じような存在だからわかるんだよ。認められるような行動を一切取らないから英雄の証も出ないし、力も出ないんだよ?あなたはなぜスキルを手にしたの?きっかけがなければスキルは発現しないの…よく思い出して。そして英雄として生きたいなら、主様と一緒に…」
話し終えるころには戦いも終盤になっていた。
ハヤテ「なんで…こいつには俺様のスキルが通用しないんだ…俺様は英雄なんだ!」
リュート「俺より少し多めに生きているだけはあるね。でも、威力も、操り方も何より…」
リュートは本気を出した。
リュート「風の英雄という割には本物の英雄の風より遅すぎる…」
リュートの風はハヤテを吹っ飛ばした。
リュート「あ、いけね…魔獣吹っ飛ばした時並みにやっちまったか?」
コノハ「大丈夫ですよ!主様!言ったじゃないですか!抑えることもできるって!」
リュート「遠隔操作できるのかよ…」
マルル「皆の者、すまぬ。私の説明不足により間違ったっ者を英雄として扱っていたことを許してほしい。そしてこの者こそが真の風の英雄、そして英雄の証をすでに持つものである。」
リュートは右手の甲にある剣の紋章を見せた。
リュート「リュート・ドライグ。かつてこの王都にいた緑の瞳を持つ少年だ。」
住民「噓!?あの!?」
住民達は騒いではいたが、罵倒はしなかった。
リュート「アマハネ・スターリー。俺はあなたを要として戦おう。」
コノハ「私は主様と共に」
リュート&コノハ「魔を打ち払いましょう!」
そうしてここに二人の英雄がそろった。
あとがき
STAGE3はまだまだ続きますが、他の英雄がそろうのはいったいいつになるんだろうね?というか今回も書きすぎた…まあ、いいんだけど、見たりする人はいないし、別にいいかな?