ファントム・メモリー   作:神木龍夜

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前回のあらすじ
星屑の海岸に向かったリュート達、クエストに向かったエンラ達、それぞれ分かれた先にリュートは記憶にある景色を見た。エンラはアイナ達と一緒にクエストに向かった。


STAGE4-5

~リュートの記憶~

 

リュート「教えてもらうのはいいけど…じゃあそのコンパスはお姉ちゃんに預けるからなくさないでね?」

 

そうしてリュートは姉の首にコンパスをぶら下げてあげた。

 

アマネ「ありがと。ちゃんと勉強して頼りになるお姉ちゃんになるね!」

 

リュート「うん!あ、でも戦いは俺がやるよ?お姉ちゃんの力はサポート向きなんだからね?」

 

アマネ「その時は任せちゃおうかな?」

 


~星屑の海岸~

 

リュート「……!!」

 

マルル「お兄様?大丈夫ですか?」

 

リュート「その呼び方いい加減やめろ。」

 

アマハネ「何か思い出したの?」

 

リュートは今思い出したこと、その光景、家族のこと、全て話した。

 

リュート「ただ、故郷のことをお姉ちゃんに聞いたはずなのにその部分だけどうしても抜けてるんだよな。」

 

コノハ「主様…」

 

コノハはリュートが何者かを知ってはいるが、暗示の際に口止めされているため、言えずにいたが、このまま行けば正体が早めにわかると予想していた。

 

マルル「あっちには色々ありますよ?これだけじゃさすがに手掛かりは得られないですね。」

 

リュート「とにかく、もう一つの記憶を取り戻すためにまずは人魚族に会わないとな。」

 


~星屑の海岸~深淵の洞窟・深部~

 

???「…リュート?」

 

???「アマネ?どうかしたの?」

 

アマネ「いいえ…ちょっと弟のことを考えていたの。」

 

???「たしか行方不明になったっていう?」

 

アマネ「うん…私のせいで…」

 

???「気にすることないさ。今は大切なコンパスを見つけることが

大事だろ?」

 

アマネ「うん…ありがとね。レイ。」

 

リュートと同じ銀の長髪とそこに少しの灰の髪が特徴の女性、そして水辺には空色の長髪に青の髪が混じっている人魚族のレイ・ユームがおり、水から出てきて、二人はコンパスを探し続けるが、一向に見つからない。

 

レイ「ん~…ここまで見つからないと流されたかな?」

 

アマネ「そんな…」

 

絶望したアマネにレイは慌てて訂正した。

 

レイ「大丈夫だよ!?流されたって言っても行きつく先は一つだから!」

 

アマネ「ホント?何処に行くの?」

 

レイ「この近くに水路の迷宮って場所が水中にあるんだ。そこの奥に流れ着くよ。ただ、いける人はかなり限られるけどね。」

 

アマネ「レイは行けるの?」

 

レイは首を横に振り、

 

レイ「奥までは行けないんだ…さらに最悪なことに最近になって魔獣が出てきたんだ。幸いその魔獣は今のところ奥の一歩手前の部屋で封じ込めているから動きはないし、コンパスも無事のはずだ。」

 

それを聞いてアマネは頷き、一度みんなのところに戻ろうと提案した時、足音が聞こえたので短剣を抜き、戦闘態勢に入った。

 

アマネ「誰!」

 

そこにいたのは…

 

リュート「……お姉ちゃん?」




あとがき
最近モチベーションが消えまくりました…動画制作もさっぱりです…どうしよう…
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