ファントム・メモリー   作:神木龍夜

29 / 64
前回のあらすじ
自身の正体を聞いたリュート。その真実を受け止め、これからどうするかを考える間もなく、今やるべきことを為すために、水路の迷宮の攻略を始めた。


STAGE4-8

星屑(ほしくず)海岸(かいがん)

 

リュート「とりあえず、レイさんにコノハを(あず)けますね。先に迷宮(めいきゅう)に行っててください。」

 

リュートは風魔剣(ふうまけん)・ヤドリカゼをレイに(わた)し、コノハと一旦(いったん)別れた。

 

アマネ「レイ、お願いね。水抜けたら私も行くから。」

 

レイ「まかせな。」

 

そう言い、レイとコノハは水中にある水路(すいろ)の迷宮に入っていった。

 

~水路の迷宮~

 

コノハ「どうして水中に入口があるのでしょう?」

 

レイ「二重(にじゅう)にかけられたトラップみたいなものじゃないかな?私たちの協力(きょうりょく)()しでここに宝探(たからさが)しをしてはいけないってな。」

 

コノハ「??今は技術(ぎじゅつ)進歩(しんぽ)して水中の探索も出来るようになってますよ?」

 

レイ「探索だけな。でも…」

 

目の前から魚型(さかながた)魔物(まもの)数匹(すうひき)やって来ていた。レイは(やり)を、コノハは自身である魔剣を(かま)えた。

 

レイ「こいつらの相手(あいて)はできないだろうな。」

 

そうして二人は戦闘(せんとう)を開始した。

 

~星屑の海岸~

 

リュート「どうやら中には魔物もいるみたいだ。」

 

アマネ「コノハちゃんとリンクしてるってホントなんだ。」

 

リュートは(つるぎ)紋章(もんしょう)を通して中の状況(じょうきょう)把握(はあく)して中に入る時を待っていた。

 

アマネ「リュート、一つ聞きたいんだけど…」

 

リュート「何?」

 

アマネはリュートにだけ聞こえるように質問(しつもん)した。

 

アマネ「双刃(そうじん)(きば)はどこにやったの?昔と変わらず二刀流(にとうりゅう)使ってるし、あの日も持ってたから持ってると思ったんだけど…」

 

しかしリュートは

 

リュート「???何のこと?」

 

そのことをまったく(おぼ)えていなかった。

 

アマネ「リュートの愛刀(あいとう)牙狼(がろう)牙竜(がりゅう)。覚えてない?」

 

それを聞いて朧気(おぼろげ)ながらも、思い出した。

 

リュート「牙をモチーフにした双剣(そうけん)だよね…両親がくれた…でも目を覚ましたときには無かった。」

 

アマネ「じゃあ私のこの剣も覚えてない?」

 

そう言いながらアマネは自身の短剣(たんけん)を出した。

 

アマネ「天恵(てんけい)(やいば)星刃(せいじん)。私の剣なんだけど…」

 

リュート「……あ、めっちゃ軽すぎて振り回されたことあるかも…でもそんなこと聞いてどうするの?」

 

アマネ「ううん、確認(かくにん)しただけ。やっぱり記憶は全部じゃないんだね…」

 

リュート「…ごめん。でも、今は目の前のことに集中しないと。」

 

そして、コノハから水を抜く準備ができる状況になったと連絡(れんらく)され、二人は突入する準備をした。




あとがき
気分的に書きたかったので書きました。
このあとどういう展開が待ってるかは大体決まってますが次のSTAGEはどうするかは決めてません。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。