ファントム・メモリー   作:神木龍夜

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これまでの物語
EXからは視点はクエストに向かったアイナ、キグナス、エンラになります。リュート達一行が水路の迷宮に挑戦中、剣との同調率を高めるためにクエストをやるのだった。


STAGEEX1-1

~とある廃坑(はいこう)

 

エンラ「こんなことばっかりしてて何になるんだ…よ!」

 

エンラはアイナとキグナスとクエストで廃坑に湧いてきた魔物の討伐に来ていた。エンラはスキルを使うわけにはいかないのでカグラを使い、敵を斬っていた。

 

キグナス「でもなんでここに来たんだ?」

 

アイナ「それ私も聞きたいな。このクエスト勧めたのカグラさんなんだよね。」

 

その時、エンラの剣からカグラが出てきた。

 

エンラ「今まで出てこなかったのになんでこいつらの頼みなら聞くんだよ…」

 

カグラ「同調率に変化が無いからゆえじゃ。ここに来たのは色々な変化を見れる可能性があると思ったから。最奥に行ければの話だがの。」

 

話しているうちにさらに魔物が来ていた。

 

キグナス「行きながら話聞いていいですかね?」

 

カグラ「ええ。かまわぬ。」

 

その時、後ろからとんでもない速度の矢が発射され、魔物が一掃された。振り向くとアイナがボウガンで矢を放っていた。

 

エンラ「なんだよ…今の…」

 

カグラ「サポートスキルじゃな。アイナちゃんの力はおそらく…強化能力じゃな?」

 

キグナス「え?でも村では俺を治癒したのは…」

 

アイナ「あくまでも自然治癒力を強めただけ。私は基本強化能力で敵を倒してるの。それが物体でも生物でも使えるの。」

 

エンラ「さっきの速度は矢を強化したのか…」

 

アイナ「そういうこと。リュートが言ってたんだけど、一人ではできることに限りがあるけど、それを生かすか殺すかは()りて次第だって。ちなみにほかの人と連携できればさらに強くできるとか?」

 

キグナスはそれを聞いて、

 

キグナス「強化した矢をくれるか?」

 

アイナ「いいけど、どうするの?」

 

キグナス「スキル解放!」

 

渡された矢はキグナスのスキルによって剣へと形を変えた。

 

キグナス「俺のスキルで矢を剣に。さらに強化してあるからこれなら。」

 

カグラ「なるほど。考えたのぉ。」

 

その剣はかなりの強度を持った剣になった。

 

エンラ「すごいな…それに比べて俺は今の実力に満足して、何でもできると思って…」

 

カグラ「なら、これから頑張ればよい。」

 

それだけ言ってカグラは剣の中に戻っていった。

 

キグナス「とりあえず、一掃し終わったけど、このまま進めばいいのか?」

 

カグラ「そうじゃな。もうそろそろ目的のものが見えてくるじゃろうな。エンラが強く成長するためのな。」

 

エンラ「俺が?」

 

アイナ「そんなことだろうと思った。わざわざ勧めるくらいだもの。私たちよりもエンラさんにとって価値があるものだと思った。」

 

そうして三人は廃坑の奥の空間にあるものを見た。




あとがき
このステージはもう一話でクリアします。俺的には早く本編入りたいんじゃ。
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