とある廃坑にて、クエストを進めていたエンラ、アイナ、キグナス。それぞれがお互いのことを知り、連携すれば強い力を発揮できることをエンラは学び、奥に進んだ。
~とある廃坑の最奥~
エンラ「なんだこれ!?」
アイナ「初めて見た…」
キグナス「マジかよ…」
三人が廃坑の奥で見たものは祭壇とそこで燃え
しかし、そこにあるものはただの炎ではなく、多種多様な色をした炎だった。
カグラ「ここは地脈に直結しているからこの炎は消えることはないのよ。この炎は聖なる炎。」
カグラが言うには
カグラ「その他にもあるけれど、これらはすべて本来火のエレメンターが持ち、使える力。しかし…」
カグラはエンラを見ながら…
カグラ「お主の炎は攻撃しか見据えておらぬから、せいぜい紅炎しか使えぬままじゃろうな。このままでは魔王に到底かなわぬ。」
すでに戦力外としてリュートたちに置いて行かれたにもかかわらず、そんなことを言うカグラに対して怒ったのはエンラではなくアイナだった。
アイナ「そんな言い方ないと思います。リュートは言ってましたよ。エレメンターには能力の練度に上限は無いって。エンラさんの剣ならどうして現状しか見てあげられないんですか?これから変わるかもしれないのに。」
エンラ「いや、いいんだ。今のままじゃダメなのはわかっている。これから何とかして力をつけていくよ。」
エンラは少し元気をなくしてしまっていたが、諦めたわけではない…これからさらに力をつけていくことを胸に誓った。
~アークト村~
アイナ「帰って来ちゃった…」
一行は休息地として近くを通ったので寄ることにした結果帰ってきたことになったのだが、閃光の森への入り口側が若干騒がしい。
アイナ「何かあっ……え?」
そこには獣人、そのなかでもとりわけ珍しい白狼種がかなりボロボロにもかかわらず警戒心をまったく解かず、逆に威嚇していたからだ。
ダリス「これじゃ手当てしてあげたくても出来なくてな…」
白狼少女「…風の子…どこ…その子以外に用はないの!」
アイナ「リュートのこと?でも今はここに居ないよ?伝えたいことがあるなら私が伝えようか?でも先に手当てしないと…」
白狼少女「来ないで!…人は噓つきだ…だから信用しない…」
しかし、その子は立っていられなくなりその場に膝をついた。
アイナはすぐに近づいてスキルを使用して応急的な回復をした。
アイナ「これで少しは信用できる?えっと…」
白狼少女「…ハル…ハル・ローム。」
アイナ「よろしくね!ところでリュートに用って?」
ハル「地獄の番犬、暴食の砦が動き出した…」
カグラ「な、どういうこと!?」
エンラ「どした?」
カグラ「魔族の幹部…魔王が力を与えた者の一人が動いたということよ…」
キグナス「噓だろ…」
その時、空から緑色の鳥が降りてきた。口には手紙をくわえていた。
その鳥はアイナの手に止まると風になって消えた。これはリュートの魔風鳥だが、アイナはわからなかったが手紙の中身で誰が送ったかは分かった。
アイナ「リュート、この村に帰ってくるみたい。ちょっとお父さんのところに行ってくる。」
リュートの手紙には魔族の少女と一緒に一度帰ってきてこれからのことを考えたいと書かれていた。
~暴食の砦、ケルベロス・フォートレス~
「ケルベロス様、進軍の準備が、ぐはぁ…」
???「まったく、私達を総称して呼ばないでくれない?」
???「ケロちゃん、部下を減らしたらダメでしょ?」
???「ルーちゃんも人間相手なら早いでしょ?」
ケロ「スーちゃんも生き血を
ルー「うんうん。」
スー「おいしいからね。」
ケロ「人の肉をむさぼり…」
ルー「骨をかじり…」
スー「生き血を飲みつくす…」
ケルベロス「さあ!侵略を始めましょう!」
そしてケルベロス・フォートレスは動き始めた。
あとがき
疲れて寝てたらこんな時間になってた…とりあえず完成したしいいかな?