ファントム・メモリー   作:神木龍夜

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前回のあらすじ
アークト村に火、水、風のエレメンター、光のエンハンサーが揃いこれからの戦いに備える一方、魔風鳥からのメッセージを受け取ったロアは協力することを決めていた。
リュートはアイナに全てを話し、これからのことを伝えた。


STAGE5-3

~アークト村~

 

リュート「……」

 

アマネ「…リュートどうしたの?」

 

アマネは黙々と戦闘準備を進めているリュートが気になりアイナに聞いた。

 

アイナ「多分、緊張しているんだと思います。負けられない戦いだから…」

 

アマハネ「この戦い、私が鍵になるんですよね…なのに…」

 

エンラ「気負いするな。最悪俺ができることはする。」

 

エンラは先のクエストが終わり次第、少し修行を積み、何種類かの色の炎を少し扱える程度にはなった。

 

カグラ「主が成長したが故に私も力を貸せるようにはなったが…」

 

コノハ「一人欠けてます…このままで大丈夫でしょうか??」

 

まだ土の英雄と魔槍が見つかっておらず、ヒントすらも無い。準備が万端というわけではないが、被害が出てしまってはいけないため、即刻撃破、撃退しなければいけない…

 

ハル「…?何か来た…」

 

コノハ「あ!主様がもう一人に送った人って…」

 

リュート「久しぶり…でもないかな?」

 

そこに来たのは閃光の森に住む精霊族のロアだった。

 

ロア「人が…いっぱい…覚悟してきたけど…やっぱり怖いな…」

 

リュート「人前が苦手なんだから連絡くれれば迎えに行ったのに。」

 

ロア「大事な戦いに友が行くのです。余計な手間を増やすわけにはいきません。」

 

リュート「その戦いに参加するってことわかってます?」

 

ロア「……あは♪」

 

その場にいた全員が笑ってごまかしたと思った。ロアは魔法を使うことに関しては優秀だが、少しおっちょこちょいな部分があるため、たまに抜けていることがある。

 

レイ「確認だけど、ケルベロスはフォートレスで境界の山脈を越えて人のいる場所を目指しているんだよね?」

 

スイラ「おそらくもうとっくに越えてると思うよ~。」

 

ハル「森を抜けてくると思う…それを察知して逃げてきたの…」

 

リュートは準備を終わらせ地図を眺めながら最終的に王都に着くためのルートを見定め、経路を予測していた。

結果、いくつかの村や町を転々とまわりながら王都にたどり着くことが可能なルートが割り出せたのだが最前線の村にフォートレスが先についてしまうためその村の後ろが戦いの場になりそうだった。その村の人が避難できていることをリュート達は祈りながらアークト村を出発し、全速力で向かった。当然ドライグ姉弟はグロッキーになるわけだが…

 


~???~

 

???「まったく、あの大人達はあいつに丸投げ、責任を取ろうとしない…戦おうとする意志すらないとは…腑抜けになったもんだ。」

 

青年は周りの魔物を一掃し、近くに刺さっている剣を眺めている。

 

???「さて、あいつはすでに動いているな…流石にここの環境じゃ今から行っても間に合わないな。」

 

周りには魔物がうじゃうじゃと湧き出てきていた。

 

???「チッ…めんどくさい奴らだ…」




あとがき
次回ようやくフォートレス突入…かな?
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