ファントム・メモリー   作:神木龍夜

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前回のあらすじ
リュート達はケルベロス・フォートレスとの戦いを前に準備を進め、出発。
その頃何やら近くで魔物と戦う者の影があった…


STAGE5-4

~宿場町・サイドウェスト~

 

エンラ達は戦いの前に近隣(きんりん)の状況を聞くために戦いの場になる村に一番近い宿場町にて兵士から話を聞いていた。リュート、アマネはグロッキー状態が回復してないため、ロアは人前に出ないため馬車の中で休憩をしていた。

 

アマハネ「一応避難は完了しているんですね…良かったです。」

 

カグラ「その分早くここに到達わね。」

 

エンラ「となるとここも安全とは言えないな…」

 

スイラ「ここに居る人たちを転送することは簡単だけど、今あの子は動けないからここからは徒歩で移動がいいかな~。」

 

レイ「確かに…アマネもかなり弱っているし、歩きのほうがいいか。」

 

話を聞き終わったエンラ達は歩いてフォートレスが来てる方向へ行き、迎え撃つことにした。リュート達が回復した後、急いで出発した。

 


~暴食の砦、ケルベロス・フォートレス・入口~

 

エンラ「いよいよか…」

 

アマハネ「お願い…力を貸して…」

 

アマハネは持っている杖に対して語りかけるが反応は無い。

 

リュート(ハルトは力を貸したくてもまだできないんだろうな…)

 

クルル「…!!来た!」

 

全員が前を向くとゆっくりだが着実に近づいている砦が見えた。

そしてリュート達の前で砦は動きを止め、上のほうから少女の形をした一人の魔族が顔を出した。

 

カグラ「ルー…」

 

ルー「あら?またやられに来たのかしら?(おろ)かな聖剣さん。それに、スキルを持った裏切り者の吸血鬼。」

 

その時、エンラが七回指を鳴らし弾いた瞬間、上から火の玉が七つ落ちてきた。

だが、直撃する前にその火の玉は魔物達によって消されてしまった。

 

スー「ここまで来ないで攻撃は卑怯じゃないかしら?」

 

リュート「自分の部下の魔物を盾にするなんてな。」

 

アマネ「リュート、馬車での話覚えてる?」

 


~宿場町に停泊中の馬車の中~

 

コノハ「主様ぁ~」

 

リュート「揺らさないで…うっ!」

 

ロア「あらあら…」

 

アマネ「で、話の続きだけど…うっ…」

 

ロア「感情で力が変わるのはどの種族も同じなんじゃ?」

 

アマネ「私達は怒りによって強い力を引き出せるの…でも…うっ!」

 

そこまで言ってアマネは吐いた。

 

コノハ「主様あまり怒らなかったような…」

 

アマネ「はぁ…それはわかっているの…でもそのくらいはしないと勝てないかもってはなs…うっぷ…」

 

リュート「要するに…怒りは直接敵と戦うまで取っておけってこと?…うぇ!」

 

そしてリュートも吐き出した。

 

コノハ「これじゃ収拾がつきませんよぉ~!」

 

ロア「ここまでひどいとね…一応魔法で綺麗にはしてるけど…」

 

リュートは馬車で怒りによって生み出される力についての話をことを聞いていたが、どのくらいのものなのかまだわからないでいた…




あとがき
フォートレス編開幕です!しかし未だ土の英雄は見つかっていないです。はたして勝てるのか?
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