ファントム・メモリー   作:神木龍夜

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前回のあらすじ
ケルベロス・フォートレスの最上階、それぞれ分かれて各自ケルベロス達と交戦を開始した。エンラとロアのペアはルーと対峙。
初めはルーが善戦していたが、ここに来るまでの過程でそれぞれ成長していることがあるため、最終的にエンラとロアが勝利を収めた。


STAGE5-8

~ケルベロス・フォートレス最上階~

 

レイ&クルルVSスー

 

スーの攻撃方法はルーと打って変わって魔力でできた魔弾によるもので、しかもそれを自由自在に操って軌道を変えてくるため、よけても追尾してくるため相殺かガードをするしか方法がなく、苦戦を強いられていた。

 

レイ「流石に近づかないと物理攻撃を当てられない…」

 

クルル「スキルや魔法じゃダメージを与えられないし…どうすれば…」

 

スー「単調ね。その調子じゃいつまで経っても私に攻撃を当てることなんてできないわね。それなら私はあの子と戦いたいわね。」

 

そう言いながらスーはリュートの方を見た。リュートもストライカーMk.Ⅲ(マークスリー)一つでケロの攻撃を防ぐので精一杯だった…が後ろの二人には被害が出ていなかった。

 

スー「かなり戦ってきていたんでしょうね。弱いあなたたちと違って。それがどれだけ辛いか想像したくないわね。」

 

クルル「私だって!」

 

レイ「ちょっと!」

 

クルルはレイの静止を無視して突っ込んでしまった。

 

スー「ちょろいわね。」

 

スーはそのまま魔法の障壁で動きを止め、魔弾での攻撃を続けた。

 

クルルは「きゃあああぁぁぁ!」

 

全身に被弾したクルルは落下し、レイは水でキャッチし一度距離を取った。

 

レイ「大丈夫?」

 

クルル「だ、大丈夫…」

 

レイ「しかし、まずいね…このままじゃ攻撃を当てられずにこっちが先にやられるね…」

 

スー「よそ見しすぎじゃない?」

 

レイとクルルの周りには魔弾による弾幕が張られ、接近してきていた。

 

スイラ「まったく…」

 

スイラは弾幕が当たる前に水のドームを張り、レイとクルルを弾幕から守った。

 

レイ「ありがとう。」

 

スイラ「少しは頭冷やして周りを見たら?」

 

クルル「でも…私達以外は今動けないし…一体どうすれば…」

 

レイ(あれ?壁はそのままなのになんでエンラはあれを?それにあれはどこに?)

 

カグラとコノハが出した壁は未だに残っているが、エンラの手元に聖剣はあり、魔剣は見当たらない。かといってリュートも持っていない。

 

スイラ「どうやらリュートはもしもを考えていたみたいだね。特に私達は戦いの場数は少ない方だからね。」

 

レイ「クルルちゃん…チャンスは一回…攻撃をこっちに集中させれば何とかなるかも…」

 

クルルは作戦内容を聞いた後、

 

クルル「少し身体張らないとね…この水の膜借りるね!」

 

スイラが出した水のドームから二人は水の弾幕を発射させた…が聖槍の水はクルルにとってもダメージを与えるのだが、それでもなお撃ち続けた。

 

スー「とうとうおバカになっちゃった?やけくそじゃ私には当たらないわよ?」

 

スーは魔法障壁を展開し、水を防いだ。いくら聖水でもスキルによるものでは魔法に耐性があるスーには障壁で弾かれてクルルだけにダメージが蓄積されていく。

 

クルル「まだまだぁぁぁ!!」

 

スー「学習しないわね。無駄だって言って…」

 

その時、スーの身体は剣に貫かれた。

 

スー「…がんで…」

 

レイ「はぁ…はぁ…よかったじゃない?戦いたいって言っていた相手の相棒に敗れたわけだし。」

 

コノハ「私は主様を助けたかったんですよ…」

 

レイ「おかげでこっちも片付いたね。」

 

こうしてスーも戦闘不能になった。




あとがき
書いている途中で二戦は書けないと気づきました…まあ、次回の構想はできているので問題なし。まあ、更新遅くなるかもですが。
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