ファントム・メモリー   作:神木龍夜

45 / 64
前回のあらすじ
レイ&クルルVSスーの戦い。
物理攻撃を当てれば勝てる相手だが魔弾を使ってくる相手のため近づけず、魔法耐性も高いため、スキルによる攻撃も意味を成さなかったが、コノハの加勢で一気にスーの撃破に成功した。


STAGE5-9

~ケルベロス・フォートレス最上階~

 

リュート&アマネ&アマハネVSケロ

 

三人いるにも関わらずここは意外と苦戦を強いられていた。というのも実際戦っているのはリュートただ一人。アマネはアマハネの能力を覚醒するまでの時間稼ぎ。その二人を守りながらリュートは戦っているため、中々攻撃出来ていない。

 

リュート「……」

 

ケロ「全然攻撃出来てないじゃない。つまらないわ。これなら食事をしてた方がマシね。もっともあなたたちのおかげで台無しなんだけど!」

 

ケロは魔弾、肉弾戦どちらでも戦えるため、リュートはストライカーに自身のスキルである風を纏わせ、捌いたり、避けたりしながら後ろに被害が出ないように戦っていた。

 

リュート「……そろそろいいかな?」

 

ケロ「??」

 

その時、横から火と水の攻撃が飛んできた。

 

ケロ「!?」

 

ケロはとっさに回避行動を取ったが追撃でリュートの風の刃が飛んできたため、それは回避出来なかった。

 

ケロ「うっ……どういうこと?そんな簡単に私の分身が……はっ!」

 

リュート「やっぱり本体はあんたか。両方に耐性がある程度ある時点でそうだと思ってたけど。」

 

ケロ「…………け……でよ……ふざけないでよ!

 

次の瞬間、ケロの周りに大量の魔素が集まり、魔獣ケルベロスの姿になった。

 

ケルベロス「あなたたち全員、生きて返さない…全員食い殺してやる!!

 

リュート含め、ほとんどが力を使い切っているため、満身創痍状態での戦いになった。

この中で唯一動けるのは、リュート、アマネ、アマハネ、剣霊達三人のうち、カグラとコノハの二人だけが自身の力で戦える状態。

 

リュート(正直スキルの発動時間が長すぎたな…この状態でどこまでいけるか…)

 

アマネ「リュートは少し休んでて。ずっとスキル使いっぱなしだったでしょ。」

 

リュート「まだ休むわけには…」

 

アマネ「エレメンターにはエレメンターだからこそやることがあるんじゃないかしら?」

 

そう言ってアマネは自身が所持している短剣、星刃(せいじん)を出した。

 

ケルベロス「なめるな!人間がぁぁ!!

 

アマネ「生憎、私は人間じゃないわ…」

 

星刃を構えているアマネの姿はリュートの瞳には自分のお姉ちゃんがみんなを守ってくれる偉大な存在に見えていた。

 

アマネ「私の弟も、その仲間も、今はあなたを倒すために体制を整えるの。だからね…」

 

その言葉と同時にアマネの瞳に光が宿り、辺りの空気が重く、冷たいものになった。

 

アマネ「魔獣ケルベロス…あなたは私が足止めする。弟たちには手出しさせない!」




あとがき
あと何話かは続きますね。正直どのくらいかは予想ついてませんが、もうすぐ終わるな。ケルベロス・フォートレス編。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。