ケルベロス・フォートレスでの戦いでストライカーが折れてしまい、少しアマネと散歩をしたリュート。そこに闇の力を扱う少年、デュークが現れた。そしてリュートの剣を返しに来たという。
~宿場町・サイドウェスト~
アマネ「どうしてデュークがそれを?」
リュートに返した剣はコノハの他にもう一つ。リュートが記憶と一緒になくした剣、
デューク「まさか山のふもとで見つけるなんて思わなかったがな。」
アマネ「私が下りた時には時にはなかったはずなのに。」
デューク「オイオイ、あの山はこの国にある中でも危険かつ巨大なんだ。下りる場所によっては見つからないのも当然だろ。」
デュークは足をどけながら言った。
コノハ「主様。ごめんなさい…あんなにあっけなく奪われてしまって…」
デューク「当然だろ。リュートが本気を出していればあんな犬っころに負けたりはしないんだからな。」
リュート「俺はあの時全力で戦った…」
しかしデュークはそれを否定した。
デューク「いや、お前の力は遠くからでも感じられるほどに強大なものだ。今は二本の剣をなくしているせいで全然出せていないだけだ。そしてお前の姉もな。」
リュート「どういうことだ?」
アマネ「……」
デュークはため息をついた。
デューク「俺たち三人がどうして人の姿をしていると思う?」
アマネ「圧倒的な力の抑止力としてそれぞれの武器と人の形で生まれてきた
デューク「だが、ドラゴンの姿になれないとは一言も言っていない。自分の武器さえあれば力の開放も抑制も簡単だ。もっともリュートは剣をなくしたせいで強制的に力をセーブされているけどな。そしてドラゴンの姿になるには…」
そこまで言ってデュークは話すのを止めた。
デューク「いや、これ以上は話す意味はないな。お前自身が思い出す必要があるからな。」
デュークは宿の方に向かいながら、
デューク「あとはその剣から記憶を聞けばいい。」
それだけ言い残してデュークは宿に行った。
リュート「お姉ちゃんはあの戦いで全力を出せていなかったのって本当?」
アマネ「……ごめんね…本当だよ…」
アマネはどこか悲しく、そして怯えたような声で言った。
リュートはそれ以上深く聞かずに牙狼に向き合い、剣を抜いた。
そして失った記憶の三つ目を思い出した。
~天中山・闘技場~
少年時代のデューク「天竜覚醒!」
デュークが装備しているクローがデュークと反応して、デュークはドラゴン、黒竜の姿に変わった。
実況「おーっと、ここでデューク君は奥の手を出してきた!この力の前では大人たちでも太刀打ちできなかったぞー。これに対して実力で
リュートは涼しい顔をしながら、
五歳のリュート「さてさて、どうしようかなぁ。…なんてね。」
リュートはドラゴンの姿にならず、双刃の牙を構えて…
リュート「やれやれ、的を大きくしてどうするの?ねえねえ、攻撃あてられる?どう?どう?」
デューク「攻撃範囲もデカくなってんだよ!」
尻尾や腕などを使い、攻撃を繰り出していくが、
リュート「ダメダメ。敵が見えてないなら当たるわけないない。」
リュートはすでにデュークの上を取っていた。
そしてリュートの眼に光がやどり、
リュート「
頭に風の刃を大量に当てられてしまってデュークは元に戻り、そのままダウンした。
実況「決まったぁ!リュート君の
リュート「やったやった!どう?どう?すごかったでしょ!?」
実況「デューク君も惜しかったですねー。ですが彼の実力も確かなものですからね。将来が期待できますよ。」
その戦いの際に両手に握られていた物こそが双刃の牙であり、右手に握られている物が牙狼であり、二本の剣がリュートの天竜覚醒のカギである。