王都に戻ってきたリュートは折れてしまったストライカーに代わる剣を受け取りに来てから王立魔導士学園に向かい、そこで土のエレメンターを見つけた。
~王立魔導士学園~
リュート「さてさて、出てきてもらえるかな?」
スズ「なぜ?僕が戦わないといけないの?」
デューク「引きこもってて外がどういう状況かわかんねーのか?」
ガイア「いえ、状況はわかってます。」
剣霊のガイアが横から口をはさんできた。
ガイア「スズは事の始まりはあなた達三人とその親や先祖に原因があるというのを理解しているからこそ動かないと言っています。私としては戦ってほしいと思ってますがね…」
スズ「ファントム・ストーリー…あれは真実の物語…幻影なんかじゃない。」
スズは立ち上がり、リュート達の方に歩み寄り、
スズ「リュート・ドライグは記憶を失い、アマネ・ドライグは弟を落としてしまい、デューク・ヴェニスはリュートとの差に劣等感を感じている。アマハネ・スターリーは光の力を使えない。そしてその理由もわかっていない。僕はこの世界が見てきたものすべての知識を持っているからね。」
ガイア「私の力を使ってこの星に既存されている物すべての知識を得ました。それを戦いに使ってほしくて。」
コノハ「なんか…この世界に興味を示してない感じがします…」
リュート「なるほど。なら実力行使が一番手っ取り早いな。」
リュートはスズに近づき…
リュート「表に出ろよ。勝負してみようぜ?俺とな。」
~王立魔導士学園の訓練場~
その後、エンラとレイがやっと来たが、リュートとスズが戦うことになった状況がわからず、アマネが説明している間に剣霊達は一度顔合わせをし、リュートとスズは準備をしていた。
スズ「君はもう少し賢いと思っていたんだけどなー。勝てると思っているの?」
先生「彼女、戦闘のセンスも抜群ですよ。」
デューク「本の虫じゃなかったんだな。実力が不十分なリュートで勝てるのか?牙狼も預けたらしいし…」
アマネ「力の半分は戻っているんでしょ?なら大丈夫じゃない?」
デューク「俺はそうは思わないな。既存の知識ってことは俺たちを相手する方法もあるってことだ。殺すこともな。」
コノハ「主様を!?!?」
ガイア「恐らく…ただ、スズは殺しはしないでしょう。平和が遠のいて彼女も戦うことになるので…」
その時、学園にいた生徒たちがぞろぞろと集まってきた。
どうやら、スズが戦うこと自体滅多になく、学ぶチャンスだと思ったんだろう。
リュート「ふぅ…」
先生「準備いいですか?」
リュートはコノハを初めて利き腕の右に持って構えた。
スズはガイアを出し、スズ自身は小枝サイズの杖を出した。
リュート(なるほど、前衛はガイアを、後ろでサポートか、理想的だな…)
先生「それじゃ…はじめ!」
そうして二人のエレメンターがぶつかり合った…