ファントム・メモリー   作:神木龍夜

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前回のあらすじ
フォックス・フォートレスに乗り込んだリュートとスズはナインテイルと対峙。その際、ナインテイルが持っている武器の中にリュートの武器があった。そして、リュートは敵が他の力がなければ強くないと思い、確実に勝てる自信があるようだが?


STAGE7-6

~フォックス・フォートレス内部~

 

リュート「さてさて、俺の剣は……ちょうど真ん中の尻尾か。」

 

リュートはナインテイルの尻尾にある力に集中し、自分の剣の位置を探り当てた。

 

リュート(さっき見た感じ、かなり刀身は傷んでいたな…となると脆くなっている可能性はあるな…回収して修繕してもらうか…)

 

スズ「危ない!!」

 

リュートは左右と上の攻撃を気にも留めず、牙竜のことを考えていたため、攻撃に気づいていなかった…かと思われたが、

 

スズ「!!え?」

 

リュート「なってないなぁ~」

 

ナインテイル「なんだと!?」

 

リュートは前進し、しかも右側から来ていた尻尾にコノハを刺していた。

 

コノハ「いただいても?」

 

リュート「いいよー。」

 

コノハ「では、遠慮なく。」

 

そしてコノハはその尻尾から魔素と力を吸い上げた。当然全部吸われるわけにはいかなかったナインテイルはすぐにひっこめた。

 

リュート「どう?どう?」

 

コノハ「まだまだですね。」

 

ナインテイル「貴様…何をした…」

 

リュート「いやいや、奪い続けたあんたが一番知っているんじゃないかな?コノハ、俺が受け流すからあとは」

 

コノハ「すべて奪って命までいただく感じですね。」

 

リュート「そうそう。」

 

そしてコノハを手放し、自立させた。

 

ナインテイル「まさか…」

 

リュートは笑みを浮かべながら、少しずつ歩み寄って二本目の剣を抜き…

 

リュート「スキル譲渡…風刃。」

 

剣に風の力を纏わせ、攻撃を捌く準備をした。

 

ナインテイル「この俺様がこんな小僧ごときに負けるはずが!恐れることがない!」

 

スズ「いや…あの気迫と未知は十分脅威だと思う…」

 

ガイア「最近スズが知ったことでもありますね。さて、私も魔素をいただきますか。」

 

そうしてガイアも出てきて、コノハの近くに立ち、流れてきた攻撃を受け止め、そのまま魔素を喰らっていった。

 

ナインテイル「なぜだ!なぜ当たらない!」

 

ナインテイルは噛みつき、爪で攻撃、尻尾で攻撃をしているが一向に当たる気配がなく、リュートはすべてを受け流し、コノハとガイアが魔素をちょっとずつ喰らっている。

やがてナインテイルに一つの異変が起きた。

 

ナインテイル「なっ…力が…」

 

リュート「やっと抜けきったか…流石に魔族の幹部四体分は長かったなー。」

 

コノハ「美味しかったです!」

 

ガイア「そうですね。お返しと行きますか。」

 

そうしてガイアとコノハは蓄えた力を一気に開放し、地鳴りと暴風がその部屋一帯に現れた。

 

スズ&リュート「二重魔撃、ブラストインパクト!」

 

ナインテイルがいる場所の地面からの衝撃と上からの風の斬撃が同時に責められ、そのままナインテイルは成す術なくやられてしまった。

そしてそこにはリュートの牙竜だけが転がっており、リュートはそれを回収した。

 

STAGE7 フォックス・フォートレス クリア

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