鮮血の剣士と無敗のウィザード   作:凌介

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季節は変わり夏になり夏らしい新たな約束が出来た


第11話衣替えと新たな約束

季節は夏になり学校でも衣替えが行われて

皆が半袖のワイシャツやポロシャツになる中で俺は未だに長袖シャツを着用していた。

「零二君、暑くないですか?」

「このくらいの気温ならまだ平気、でも、今以上に暑くなったらちょっとヤバいかも」

「半袖は着れないんですか?」

「ん〜着れない訳じゃないけど、身体のあちこち傷痕だらけだし、あんまり見て気持ちのいいものでもないからなるべく隠さないと」

「プールとかはどうしてたんですか?」

「どうしてもって時はウエットスーツだね、それ以外はあまり水に入らないようにしてた」

「そんなに身体傷痕だらけなんですか?」

「まぁね、ほら肩だけでもこれだけあるし」

肩には刺傷や切り傷の痕がかなり残っていた。

「確かにこれじゃあ半袖は厳しいですよね…」

「背中とかもっとやばいからね」

「零二君はもう少し自分を大切にしてください」

「わかってるよ!最近は大人しいでしょ」

「そうではなく…もういいです。」

「そう?」

「それよりも!今日からゲームの方も新しいイベントなんですし手伝ってくださいよ!」

「モンスター討伐は残念な事にお役に立てません」

「零二君は私達を守ってください!今回のイベントはモンスター1匹討伐事に報酬が出ます。それを狙ってPKを仕掛けてくるプレイヤーがいるかもしれませんから」

「わかった、それなら役に立てそうだ!」

「お2人とも仲が良いのは結構ですがそろそろ授業が始まりますよ!」

「おっと、紗夜さんのお叱りを受ける前に準備しないとね!」

「そうですね」

そう言って笑い合いつつお互いの席に戻り授業を受けた

そして放課後燐子は生徒会、紗夜さんは風紀委員の仕事で

俺は終わるまで暇である

とは言っても俺はこの時間が嫌いじゃない、ギターを弾いたりスマホで音楽を聞いたりゲームをしてみたり読書をしたりと

色んな事に時間が使えるからだ

今日はギターを持参しているためギターを弾いて時間を潰していた

「さて、なんの曲やろうかな?」

そう言って適当に弾いて時間を潰していると教室の扉が開き

紗夜さんがやってきた

「ギターの音が聞こえると思ったらあなたでしたか」

「2人を待ってたんだよ、今日は集まる日でしょ」

「先に行ってて貰って結構ですよ、用がないなら即帰宅する

のが普通です」

「燐子と紗夜さんを待つって用事があるよ!」

「まぁ、いいですけど、もうすぐ風紀委員も生徒会の仕事も終わるでしょうし、そしたらまた来ますね、ギターの音はもう少し抑え目にお願いします」

「分かった、待ってるね」

そうして俺はまたしばらくギターを弾くことに没頭しているとまた扉が開き入ってきたのは見た目ヤンキーな男子だ

「ギターの音聞こえてたけど、お前?」

「あぁ、ごめん、うるさかった?」

「いや、全然むしろ心地良いくらいだよ!俺さ、こんな見た目してるけど、髪の色は遺伝でさ、良く不良に絡まれんの、だからあえてこういう格好してるって訳、そして今日も今日とて服装何とかしろだの頭何とかしろだの言われていたわけですよ!」

「なるほどねーそういえば自己紹介まだだったね…俺は…」

ヤンキー風の男子は手で遮る仕草をしてから話し出す

「いや、知ってる烏間零二だろ?チームRAVENの」

「なんでそれを…」

「喧嘩してるところを見た事があって最近もたまたま見掛けた、俺の名は虎堂修也(こどうしゅうや)、母さんがイギリス人で親父が日本人でな、まぁ喧嘩は正直得意じゃないけど逃げ足には自信あり!よろしくな!」

「よろしく!改めて名乗るね、烏間零二!元チームRAVENのリーダーで今は夢を探す演奏家よろしく」

「お前、ギター以外になんか弾けんの?」

「キーボードをちょっと、本格的に手ほどきしてもらってる最中でもあるけど、虎堂は?」

「修也でいいよ!俺もギターが弾けるがアコギ限定だ!」

「あ〜いいね!俺もアコギ弾いてみたいんだよな〜」

「じゃあこうしようぜ!こうしてたまに会おうぜ!その時は俺はアコギ、お前はエレキを俺に教えてくれ!」

「もちろん!と言っても学校が休みな週末を抜けば週に2回が限界だよ?」

「休みって何してんの?」

「自主練習かバンドのサポート」

「バンドのサポート?なんか仕事か?」

「違う違う、Roseliaってガールズバンドのマネージャーみたいな事だから」

「あぁ、それで氷川や白金と仲いいのか!納得だわ」

「大した事じゃないけどね」

「あいつらはウチの学校の取っ付き難い女子のツートップだぞ!」

「そうなの?」

「そうなの!白金は見た目大和撫子って感じの子だろでも、人見知りする方であまり話さない

氷川はTheクールビューティでなかなか話しかけにくい」

「確かに、俺はそう感じないけど、言われてみるとそうかも」

「お前が特別なんじゃないか?」

「かもね」

そう話していると紗夜と燐子がやってきた

「お待たせしました、練習行きましょう」

「だね、行こうか!じゃあ修也またな」

「おう!」

「あなたも早く帰るように!」

「言われなくても、もう帰るよ!」

そうして修也との話を切り上げ俺達は学校を後にしてcircleへと向かった。

「さっきの彼、虎堂さんでしたか?彼とは何を話してたんですか?」

「アコギが弾けるみたいだから教えてもらう代わりにエレキ教えてくれってさ、感覚が違うから1人じゃ上手くいかないみたい」

「烏間君はアコギが弾けるようになりたいんですか?」

「そりゃね、楽器色々弾けたら良いなとは思うからね」

「なら、今井さんからベースも習ってみては?」

「リサから?」

「えぇ、そうすればギターとベースは弾けますしキーボードも簡単なものは演奏出来るみたいですし、Roseliaの曲も演奏出来るようになればいいのではないかと思いまして」

「良いかもね!じゃあ、リサにも頼んでみようかな」

「言い出した手前私も協力しますしもちろん白金さんも協力はしてくれるでしょうし」

「そうですね、私も協力はしますよ!」

そう話ているとcircleに到着し店内に入ると友希那達は来ていたのでその場で頼んでみる事にした

「練習前にちょっといいかな?リサとあこちゃんにも頼みがあるんだ」

「何?アタシ達に聞けること?」

「そりゃもちろん」

「零二君にベースとあと、ドラムもレクチャーしてあげてください」

「お願い出来ませんか?」

「アタシは良いよ!もちろん練習の合間になるけどね!それに自分の練習にもなるし!」

「あこも、上手く教えられるか分からないけどいいよ!」

「なら、私も零二に私がやっているボイストレーニングを教えるわ!私だけ何も教えないのもなんだかあれだもの」

「まぁ、確かにねじゃあ友希那からはボイトレを、リサからはベースを紗夜さんからはRoseliaの曲のギターパートを燐子からはキーボードであこちゃんからドラム、これを練習日の合間合間で教えてもらうって事で良いかな?」

「教える事だって練習の一環よ!まずは紗夜と一緒にギターパートを演奏なさいそれなりには既に弾けるのでしょ?」

「まぁ、あやふやな部分は紗夜さんの音拾うとしてやってみるよ!」

そうして練習に参加しギターパートを教えてもらう

紗夜さんの演奏は正確だから音も拾いやすいので助かる

と思いながら練習していき休憩となる

「それなりには着いてこれてましたね、多少危ない部分はあれどそれなりに形にはなってましたよ」

「だといいけどね、まだまだ紗夜さんには遠く及ばないよ!」

「じゃあ、零二、次はアタシがベース教えてあげるよ!」

「楽器借りてこないと」

「今日の所はアタシの使って、零二がベースをマスターしたら自分だけの買った方が良いよ!」

「いや、実はベースは持ってるんだよね、弾けないからメンテナンスだけして使ってないんだ」

「そうなの?」

「今度持ってくるね」

「わかった!じゃあ始めるよ!」

「お願いします。今井先生」

「アハハ、良いね〜その響き!先生に任せなさい!なんてね」

そんなやり取りをしつつリサから簡単にベース の手ほどきを受けた後燐子からキーボードをあこちゃんからドラムを教わり最後に友希那からボイトレを教わった

「今教えたのはあくまでも基礎なのだからそこから伸ばしていきなさいよ零二」

「わかってる!まだ夢らしい夢はないけど、皆と一緒にやる以上半端は許されないからね」

そうしてその日は解散した。

そして帰り道

「零二君は夏らしい事って言われて何を思い浮かべますか?」

「ん?いきなりどうしたの?」

「ちょっと興味から聞いてみたくて」

「やっぱりゲームの大会とかライブかな?どっちも趣味だしさ」

「なら、今度皆でライブに行きませんか?」

「良いね!夏フェス!行きたいね!ステージから水平線が見えるような大規模ステージのフェスが観たいな!」

「いいかもしれませんね!でも、人が多いのはちょっと遠慮したいですね人酔いしそうで」

「まぁ、確かに、そこは難点でもあるけど、大丈夫だよ!ステージ事にまた盛り上がり方なんかも違うから楽しいよきっと!」

「じゃあ、今度行きましょう!皆で!」

「うん!皆で行こう!」

そうして夏の約束が一つ出来たのだった。

 




どうも作者の凌介です!11話目を読んだ貰って嬉しく思います。今回はこの1話のみで終わろうと思いますが次回はまた
2話投稿を考えておりますのでお楽しみに
次回はまたゲーム世界をメインに書いていきますのでこれまたお楽しみに
次回「コイン集めとPVP」
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