鮮血の剣士と無敗のウィザード   作:凌介

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守る為の力を求め続ける零二は大切な人達を守るために行動を起こす


第17話復活と交わした約束

不穏な空気が街に流れていると感じていた。

そしてバイクの音があちこちで聞こえている

今の所喧嘩騒動は見掛けていないが油断大敵だと思う

「最近増えましたねバイク」

「趣味で走ってるだけならいいけど、いざこざは勘弁して欲しいよね」

「そうですね…」

「もしなにかあっても必ず助けるからね」

「はい、零二君が守ってくれるなら安心です!でも、零二君を守れないのは辛いです」

「燐子には十分助けられてるよ」

「そうですか?」

「うん、燐子に何度助けられたことか!だからさもしも俺が色んなことを見失いそうになったらまた助けてよ」

「それで零二君の助けになれるなら!」

そうして燐子を家まで送ってから元チームメンバーと連絡を取り落ち合う

「なにかわかったか?」

「えぇ色々と、まずは出所した2人についてすけど、半分は零二さんの予想通りでした。」

「ヤツら出所してからはスクラップ工場で働いているらしくて、いつかの騒動も仕事仲間がカツアゲにあった結果らしいっす」

「今、騒いでる連中は?」

「ドレッドノートの隊長各だったヤツがまた騒いでるらしいくかなり札つきの奴みたいですぜ」

「お前らの中で被害はまだないな?」

「ないっす」

「ただチームを潰して回ってるのはマジらしく被害にあった連中はチラホラと」

「なるほどな…」

「零二さん…チームを復活させませんか?」

「なぜだ?」

「俺達だけじゃ守れない事も多くあるでしょうし、あくまでも自警団として活動する分には俺達がどうこうなる心配は無いですし、それに零二さんの守りたいものも守れる可能性は上がるはずです!」

「そんな理由じゃチームは復活されられない!零人と約束したんだ!零人がいない以上俺がチームRAVENのトップだ!俺の決めた事に口出すな!」

「…失礼しました。でも、零二さん忘れないでください、一人じゃ守れない時もあります」

「わかってる!だから俺は零人を死なせたんだろうが!」

「でも、零人さんは…」

「黙ってろ!チームRAVENを復活させる時は俺の全てを賭けるときだ!」

「わかりました。」

「しばらくは各自用心すること!いいな!」

「わかりました。」

そうしてあいつらは帰って行った

でもそれがある意味油断だった、アイツらの言うことに耳を傾けてチームを復活させていたら防げたかもしれないことがあったんだ。

 

 

それから数日は問題なく過ぎた、むしろ問題が無さすぎるくらいだった。

そして俺の元に連絡が入ったメンバーの一人がやられたのだ

「やった相手は?」

「ドレッドノートの奴らです!」

「主犯は誰だ?」

「ドレッドノートの奴らとしか」

そう話していると俺のスマホに着信が入った

「誰だ?」

(もうお忘れですか?僕の声を)

「電話越しじゃあどうもな」

(ボクですよ!本城です)

「なんでお前がかけてきた?」

(君の仲間をやったのがボクの友達だからですよ)

「なんでそんな事を」

(決まってるじゃないですか!君を白金さんから引き離すためです。彼女はボクの物ですから)

「言ったはずだあの子は誰のものでもない!」

(だからこそボクのモノにします)

「ふざけるな!燐子に手を出してみろ!死ぬほど後悔させてやる!」

(できますか?ボクの居場所がわからないのに)

「ドレッドノートと組んでるってことはその辺の廃倉庫にでもいるんだろ」

(さぁ〜?どうでしょうね、まぁ頑張ってボクを見つけてください)

それだけ言って通話が切れた

「あの野郎!おい!お前ら!やるぞ!チームRAVENを復活させる!」

「本当ですか!?」

「2度は言わねぇーよ!再び集まれ!俺の元に!トップは一人不在だが俺がチームを背負って立つ!」

「待ってました!チームRAVEN復活の時!」

「まずは連中のねぐら探し!次いで絡まれてるヤツらが居たら助けろ!俺達はカラスだ!どこにでもいる小賢しい鳥さ!」

「わかりました!聞いたな!余計な真似したやつは零二さんから制裁を受けるから覚悟しろよ!」

そうしてチームRAVENは復活した

俺は1度帰宅してから手紙を書いた

1つは父さんに、もう一つはRoseliaにそしてもう1つは燐子個人へ向けて書いた

そしてチームRAVEN唯一の女子にRoseliaと燐子宛の手紙を渡した後俺は昔作ったチームRAVENのパーカーを羽織りゴーグルと手袋を着けて家を出る

「久しぶりだなこのスタイルになるのは」

そうして俺はあの頃の自分に戻った

 

Roselia視点

零二からRoseliaを脱退するとメッセージが来てそれから

何度電話してもメッセージを送っても繋がらない

そんな中で届いた手紙には脱退の理由と謝罪が書いたあった

「見守ることしかできないようね…」

「零二に繋がらないもんね…」

「どうすればいいんでしょうか?」

「あこ、また零兄ぃと一緒に演奏したいけどできないんだよね…」

そんな中燐子は自分宛ての手紙をみて涙を流していた

 

 

燐子視点

 

零二君が私宛に書いた手紙に私は目を通す

 

燐子へ

そばにいるって約束を守れなくてごめんなさい

俺はもう一度だけ1羽のカラスになります

君を危険から遠ざけるためにも離れる必要がありました

俺はもう一つの約束の君を守る約束を果たしてきます

君の為に傷付くことを俺はいといません

交わした約束を守るために

 

追伸

君は俺にとって特別で大切で大好きな人でした

 

手紙を読み終えた私の頬を涙が伝った

 

「零二君のバカ…自分だけ伝えたい事言っていなくなるなんてずいです…私だって…零二君が…零二君が好きなのに…」

私は手紙を胸に抱きその場に泣き崩れた…

 




17話です。あえて離れる選択をした主人公とそれを知り涙する燐子はこの先どう歩んでいくのかこの先もお楽しみに

次回「いるべき場所と帰るべき居場所」
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