鮮血の剣士と無敗のウィザード   作:凌介

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零二、燐子、あこはゲーム合宿で新アバターを解放する


第31話ゲーム合宿と新アバター

-金曜日-

 

私とあこちゃんはゲーム合宿のため零二君の家を訪れた

「零兄ぃとゲーム合宿するんだよね!新キャラも作るんだよね?楽しみ!どんなキャラが良いかな?」

「職業結構あるもんね、零二君は双剣士と神巫師(かんなぎ)らしいよ」

「あこたちは2人とも魔法使いだよね、りんりんは魔法剣士になりつつあるけどさ」

「魔法剣士は職業じゃないからね、魔法使い限定の装備だからね魔法剣は」

「そういえばそうだったね」

そう話しながら歩いていると零二君の家に到着した。

私はインターホンを押すと零二君がすぐに出迎えてくれた。

「いらっしゃい、準備出来てるよ!」

「「お邪魔します」」

私達は零二君の家に上がるとさっそく部屋に案内された。

零二君の部屋は机にパソコンが置かれている以外変わったものはなかった。

「もっと武器というかそういうものが色々あるのかと思ってました。」

「普段は徒手格闘だからね武器というか道具はあまりないんだよ!」

「楽器はどこにあるんですか?」

「楽器系は屋根裏にあるよあそこなら少し狭いけど練習したりするのには十分だからね」

「後で見せて貰えますか?」

「とりあえず色々一段落したらね」

そう言って零二君はゲームの準備を始めた

私達もノートパソコンを準備してNFOを起動する

「準備は良い?とりあえず俺はサブアカウントのキャラでログインするよ?」

「お願いします」

「今回も勝負だよ!」

「まずは戦い方を見せてからね、じゃあ、リンクスタート!」

「VRじゃないんですから…」

「気分だよ気分!」

俺達はNFOにログインする

 

 

-ゲーム世界-

 

 

NFOにログインしてフィールドに行くと深紅の長い髪を無造作に束ねた羽織袴のアバターを見つけた

「もしかして、アバター名レイシンさんですか?」

「そうだよ!ちょうどいいや!そろそろモンスターの群れが現れるはずだから待ってて!」

そうして待っているとレイシンの周りは低級から中級までのモンスターに囲まれた

レイシンはその手に薙刀と漆黒の鉄扇を装備するとふわりふわりと舞うように動き出す

そして踊りに誘われるようにモンスター達はレイシンに向かって行き薙ぎ払われる

「京の五条の橋の上〜」

薙刀と鉄扇を使い神楽を踊るように舞闘するレイシンの前にモンスターは次々消えていく

「すごい…」

「あれで今のあこ達よりレベル低いって考えられないよね」

「私、戦ってみたい!」

「あこも!」

戦闘が終わったのを確認して私は魔法剣を構えてレイシンに向かって駆け出す

「勝負!」

「我の絢爛舞闘に酔いしれるが良い!」

レイシンはその手に銀の宝剣と鉄扇を出現させると鉄扇を開き私に向かって投げる

「舞踊れ!銀の風!」

鉄扇からかまいたちが飛んで来る

それを魔法剣で弾くが鉄扇はレイシンの手へと戻る

「隙あり」

レイシンに懐に飛び込まれ武器を弾かれ体制を崩した瞬間を狙われたが防御魔法が間に合いギリギリで防ぐ

「やり辛い!ライヴのアバターの時以上に」

「魔法を放っても逸らされるか反射されるしヒラヒラ動いてるだけに見えて多分神楽を舞って身体強化してるよ」

「それに宝剣になんかエネルギーが集まってるの気になるよね」

「うん、とりあえず攻めてみる!」

私は魔法剣に風を纏わせて斬り掛かるが簡単に攻撃が逸らされる

「1つ技をお見せしよう!このレイシンがな!」

「妙技!霧散陰影!」

辺りに霧が発生し私達を飲み込むそして気配が無数に感じられる

「本物は1つなり!」

四方八方からオーラを纏った銀の宝剣が襲い来る

「りんりん!まずいよ!この霧多分幻影だ!風魔法じゃ晴らせない」

「幻影…どうすれば…」

私はレイシン君が言っていた事を思い出す

「本物は1つなり……」

私はライヴさんから託されていた双乗の杖を取り出し分裂させあこちゃんに片方を渡すと言った。

「あこちゃん!雷魔法!私は爆発系いくよ!」

「わかった!紫電!」

あこちゃんを中心に電撃が広がる

「いくよ!ギャラクシーエクスプロージョン!」

画面を覆い尽くす程の爆発が巻き起こるがレイシン君は意に介さないどころかその場にいなかった

「!?どこに?」

「こちらですよ!魔法使い殿」

声のした方を振り返ると銀色のオーラはレイシン君の全身を覆っていて一体の龍が顕現していた。

「いきますよ!銀龍!波動斬撃!」

私達は防御魔法を展開するが魔法が霧散し私達はその力にのまれた。

画面にはyouLOSTの文字

「零二君!今の技何ですか!?」

「コンボ技だよ、戦いながら神楽を舞って力を高めていって

オーラが銀色になって全身を覆っている状態で幻影魔法を展開済の状態で発動出来る」

「特定の条件を満たせば強力なスキルが使える訳ですね!決めました!私の2体目のアバターは神巫師(かんなぎ)にします!」

「あこはやっぱり魔法使いかな、今回は精霊魔法に特化した魔法使いを目指してみようと思うよ!」

「それならあこちゃんもかんなぎの方がいいと思うよ!かんなぎの祭司としての面を鍛えればストーリーが解放されて精霊祭司としての力が解放されるんだ」

「なるほど〜じゃああこもかんなぎにしよっと!」

そうして2人の新アバターが決定した。




31話です。主人公の第二アバターと燐子たちの新アバターを作る話を書きました。
次回はレベル上げの話とあこちゃんのアバターの能力解放の話を書いていきますのでお楽しみに

次回「新アバターと新たなストーリー」
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