-燐子視点-
零二君のもう1つのアバターの神巫師(かんなぎ)のレイシン はライヴさんとは違う意味で意味で強かった
その力を魅力的に感じた私達はサブアバターとして神巫師を選びアバターを作成した。
「名前どうするの?」
「どうしましょう?なんかいい名前ありますか?」
「燐廻(りんね)はどう?」
「いいと思います!名前は燐廻にします」
「零兄ぃあこにもなんか名前付けて!」
「あこちゃんはフルネームが宇田川あこだから苗字の2文字とってウタは?俺も協力するしちゃんと精霊祭司になれたら
精霊使いのウタってなるよ」
「決まり!あこのアバターネームはウタ!」
そうして2人はアバターを作成し改めてNFOへとログインした
燐子のアバター燐廻は白髪紫眼の巫女服を着たアバターに
あこちゃんのウタは髪色は紫のままに青い目の青袴のアバターとしてこの地に降り立った。
「さて、お二人さんまずは君達のレベルUPと武器調達からだねレベルUPはこれ使って」
俺はカードを2人に手渡した
「これって、レベルUPカードですよね?経験値を貯めておける」
「そう!ライヴからかっぱらってきた」
「ライヴさんのアバターはカンストしてますからね」
「これでどのくらい上がる?」
「せいぜい30がいいとこかな、とりあえずまずは最低レベル50な!30まではこのカードで上がるから残り20はあこちゃんの精霊祭司のクエストで上げていくからね」
「わかりました。武器はどうします?」
「とりあえずは俺の中級装備を2人に渡すからそれを使って後は精霊祭司のクエストでのモンスタードロップ狙いつつクリア報酬かな」
「私はどうしましょうか?」
「燐廻は〜まずキャラの方向性決まったの?」
「レイシン君みたいな感じは難しいですか?」
「あぁ〜1番真似したらダメなやつだよ俺」
「そうなんですか?」
「俺のは難易度超級クエストを幾つもソロクリアしないとダメなやつなんだ」
「それは…難しいですね神巫師でおすすめはありますか?」「パーティプレイ主体で自分も前線で戦うなら舞剣士かな?」
「それはどんな感じですか?」
「正直言えば俺の下位互換」
「レイシン君の下位互換ではちょっと…」
「そうなると限りなく俺に近くするしかないな〜パーティプレイ主体で俺に並ぶとなると…難しいけど舞剣士の憑依型かな?」
「それでレイシン君に近付けるんですか?」
「まぁ、一応」
「ならそれを目指します」
「じゃあ、とりあえず2人とも精霊祭壇のクリアは必須な!」
「「了解!」」
そうしてまずは経験値カードを使って2人ともレベル30まで上げてレイシン君の装備を借り精霊祭壇に挑む
「俺はなるべく参加しないようにするけど良い?」
「あくまでもサポートって感じですかね」
「そうなるね、精霊祭壇は難しいクエストじゃないけど精霊相手だからめんどくさいんだ、俺も戦い方は制限される」
「だからあえてサポートに回るんですか?」
「それもあるけど、俺が精霊祭壇に今まで手を出さなかったのは俺は既に一体だけ特別クエストで精霊と契約してるからなんだ」
「精霊と契約してるとなにか問題があるんですか?」
「精霊が問題なんだよ!なるべく使わないようにしてるけど闇精霊と契約してるんだよ闇精霊を媒介にして戦うと契約じゃなくて支配って形になるからなんだ」
「条件が変わってくるって事ですね」
「そう!かなり厳しい条件でのクリアが求められる」
「そういう事ならレイシン君はサポートをお願いします」
「その代わり死にそうになったら助けてね」
「まぁ、そのくらいなら」
そうして俺達は精霊祭壇のクエストクリアに向けて動き出した。
精霊祭壇は全5階層からなる大きな祭壇で封印されている精霊を討伐し契約していくそしてクリア報酬として祭祀の杖というアイテムが手に入り攻撃にも応用が効くので神巫師の職業柄欲しがる人は多いだろうが数える程しかしか持っているキャラを見た事がないし俺は宝剣や薙刀や鉄扇をメインに戦うため
必要性を感じない
俺はとりあえず錫杖を使いこっちに向かってくる攻撃を弾き
燐廻達に耐性バフをかけるなどして戦闘を有利に進められるようにしてメイン戦闘は2人に任せるがレベルや装備の問題もあって時間がかかる
まだ2階層だがまだ2人とも神巫師の戦い方に慣れて居ないのも相まって俺のフォローがあまり意味を成してない
「燐廻!集中して!宝剣にオーラを集めて攻撃して!
ウタはせっかく風精霊と契約できたんだから竜巻ぶつけるくらいやってよ!」
「「わか(った!)(りました!)」」
「全くもう」
ぼやきつつもアドバイスを活かして戦いやっと戦闘が終了した。
2階層では2人とも炎精霊と契約出来たらしく守備は上々かなと思いつつ3階層4階層もクリアし燐廻はドロップアイテムで宝玉を拾ったらしい
「最低3つ集めればかなり強力な精霊の宝剣が作れるね」
「あこなんか短剣拾ったよ!」
「それも宝玉必要なヤツだね!ここからは宝玉のドロップ狙ってみようか!確率は高くないけどね」
「なんかドロップ率あげられるアイテムとかあったりしませんか?」
「あるけど1クエ限定だし、使用後の副作用みたいなのでクエ終了後からのドロップ率低下するよ?」
「やめておきます」
「あこも」
「じゃあ最後の階層行こうか!最後は光の精霊王相手だからね!」
「それって精霊王と契約出来るんですか?」
「いや、無理!精霊王と契約したいならソロクリア必須」
「ちなみにソロクリアするにはレベルはどのくらいならいけますか?」
「ライヴなら余裕だろうね!精霊はモンスター扱いならないから無双だろうさ!」
「それってレベル100越えは必須って事ですよね?」
「いや、そうでも無いよ!多分今の俺なら出来るんじゃないかな?闇精霊使っても使わなくても」
「レイシン君出来るんですか?」
「やっていいならやるよ?クリアすれば精霊とは契約できる訳だしね」
「あこちゃ…じゃなかったウタ!レイシン君が精霊王相手してくれるって!」
「レイさん出来るの?」
「無問題!」
俺達は最後の試練に挑む
最上階は見渡す限りの白一色の部屋に淡い光が浮いているだけの場所
「来るよ」
レイシン君がそう言うと部屋の中心が光りだし白銀の鎧を纏った精霊王が姿を現した
『我こそは光の精霊王ルミナリスである!汝等は我との契約を望む者か?』
「我こそは神巫師のレイシン!精霊王よ!我との立ち会いを希望する!我が勝利を収めし暁には我が弟子の1人に貴方様自信か貴方様と同等の超級精霊を我が弟子と契約していただきたい!」
『よかろう!その代わり若造!汝1人で我と立ち会われよ!』
「無論!そのつもりです!」
光の精霊王はその名の通り光を操る俺は攻撃を躱し、逸らし時には障壁を展開して守りつつ精霊王を攻撃していくがあまりダメージにはなっていないように感じた
俺は身体全体を覆うオーラを剣に集中させて攻撃するがそれを簡単に相殺してくる精霊王に少し苛立ちを覚えていた。
「いい加減にしろよな!かなりダメージになってるはずなのに攻撃のパターンすら変わらないって何なんだよ!」
レイシン君の言う事も最もだと私は思った。
「確かにHPは約半分位だから攻撃のパターン変わっても良さそうなんだけどね」
レイシン君が精霊王に問いかける
「おい!精霊王!お前力を隠してないか?」
『なぜそう思うのだ?』
「精霊王ってのは固有武器があって本来ならそれを装備し戦って来るはずそれを使わないって事は実力を出してないって事だろ」
『お互い様であろう!貴様は舞を踊り力を高めこそすれこの奇妙な宝剣の力を使っていないであろう』
「つまり、俺がこの宝剣を解放するならあんたもその力を使ってくれるんだな?」
『約束しよう!精霊王の名に誓って』
「なら、仕方ねぇな!燐廻、ウタちゃんこれから本気を出す俺はライヴとは真逆の存在だからよく見ておけよ」
俺は宝剣を天に掲げ祝詞を唱える
「我は神巫師レイシン!我の呼び声聞こえたならば今こそ集え!四神獣!そして四神を統べるものよ!」
宝剣が光だし宝剣に白、青、赤、緑、黒の宝玉が剣に収まっるとレイシン君の背後に四神獣とそれを統べる麒麟が降臨した。
『やっと我らを呼んだな!レイシン!』
「黙って力貸せお前ら!俺は今この瞬間お前達と契約する!」
『その言葉を待っていたぞ!』
四神獣と麒麟はレイシン君に憑依するとレイシン君が持っていた杖は槍に変わり腰には青龍刀そして背に杖を装備した真紅の羽織袴の姿になる
「霊装解放!四神獣!憑依麒麟」
『共に闘うのを楽しみにしていたぞレイシン!』
「あぁ!俺達の力見せてやろうぜ!」
レイシン君がその言葉を発した時システムメッセージが届いた。
(アバター名レイシンが四神の祭壇及び麒麟の塔を統べる統一者となりました。これによりアバター名レイシンに星神の称号を与えます。更にアバター名レイシンに銀河の宝剣及び星の杖を譲渡します)
「あ〜あこうなるから四神達との契約保留にしてたのに本格的に統一者を目指さないと行けなくなった」
『何を言っておる?さぁ!お主の本気見せて貰おう!
我が名は光の精霊王!ルミナリス!我が神器を持ってお主を打倒してやろう!光翼剣クラウソラス!行くぞ!』
そこからの戦いは誰も介入不可の領域だった
四神の力を思うままに操るレイシン君に光の力を利用してダメージを最小限に抑えている
そしてお互い余力を残している状態だ
「終わりだ精霊王!」
『終わるのはお前ぞ!我が一撃受けてみよ!
イクシードルミナスブレイド!』
「オーバードライブ!四神一体!麒麟の爪牙!」
四神獣と麒麟がレイシン君の力を借りて具現化し精霊王に襲いかかる
そしてレイシン君が舞踊る
「大気を震わせ気候を操り死を越えて大地に降り立つ四神なり、四神を統べりて世界を統べる聖獣の爪牙が己を震わせたもう!我が宝剣に至高の一撃を!デッドエンドレジェンド!(死をもって伝説となる!)」
レイシン君の全身全霊の一撃が精霊王を飲み込んだ
『見事なり!我の負けだ!受け取れ!我が神器光翼剣クラウソラスを』
そう言って精霊王はレイシン君に剣を渡した
「ありがたく使わせてもらおう!約束通り俺の弟子と契約してもらう」
『我の右腕と我が半身の精霊とお主の弟子を契約させよう!我はクラウソラスにその身を宿す』
そう言って精霊王はクラウソラスに憑依した
私達もレイシン君のおかげで光の精霊と契約できた
「あの!レイシン君!ライヴさんとは逆ってどういう事ですか?」
「そのままの意味さ!さてそろそろ次に行こう!ここは攻略したし、精霊祭壇は後2つあるからね」
「「はい!(うん!)」」
私達はレイシン君の助力を得て神巫師としての新たなストーリーを刻み始めたのだった。
結構この話長くなるのでここまでとしておきます。
次回も続きを書いて行きますのでお楽しみに
次回「レイシンの力と2つ目の祭壇」