鮮血の剣士と無敗のウィザード   作:凌介

35 / 40
精霊大祭に挑むレイシン達に最後の試練が待ち受ける


第35話精霊大祭と最後の試練

水の精霊王との契約を完了したレイシンは精霊大祭への準備をする

「さて、まずはこの場に精霊王の神器を並べて精霊王を顕現させる。いでよ!精霊王!我が呼びかけに応じ顕現せよ!」

風、土、水、光、闇の精霊王が顕現する

「これより精霊大祭を行う!俺達を宴の場所に案内しろ」

『あいわかった!』

『その望み叶えよう』

『この時を待っておったぞ!』

『早く宴を開こうぜ!』

『まぁ、焦るでない!すぐだとも』

精霊王達は自分達の力を祭壇に集めると巨大な門が現れる

「ゲームとは思えないですね」

「これはゲームだよ!どこまで行ってもね!」

「この先に行けば精霊大祭に参加出来るんだよね?」

「あぁ、そうさ!最後の試練が俺達を待っている!」

俺達は扉をくぐるとそこは精霊界の神殿だった

「精霊神殿?こんな所があったんですね」

「宴の場所さ!」

「ここがそうなんだ!」

「あぁ、さて神殿の中央に行こうか」

俺達は神殿中央まで歩みを進めると金と銀の人型精霊が玉座の様な椅子に座っていた。

そしてその横に炎の精霊王と思われる存在が立っていた。

『まずはよく来たと言っておこう。精霊王達の主よ!』

「我こそは神巫師のレイシンと申す!以後お見知りおきを!」

『いずれ、いや、精霊大祭終了後は貴方様方の主となりましょう精霊神様方』

『ほほう、我らの主とな…なればこそ相応の試練が必要だろう!』

「どんな試練も受けましょう!」

『なればまずはお主達の弟子達の実力を見せてもらおう!』

「喜んで!出番だよ燐廻!ウタ!」

名を呼ばれ私達は前に進み出る

『お主達に与える試練は2人で300の精霊達を相手してもらう!もちろん精霊の力無しでだ』

「分かりました!」

「これでもレイシン君に鍛えられたからね!負けないよ!」

『その意気やよし!行け我が配下の精霊達よ!』

私達は背中合わせに達立ち位置を入れ替えながら精霊達を倒していく

『片方は精霊祭司のはずだが?なぜだ?』

「私が精霊大祭の試練で精霊の力を使わず戦うことを想定してないとでも?」

『なんだと?』

「我が弟子のウタは精霊の力を使わず自然の力を借り受けています」

『なるほど、精霊祭司でも特殊な例か、複数の精霊と契約していれば自然の力に語り掛ける事もできようて』

「そしてもう1人は憑依型の舞剣士、精霊以外の存在に語り掛け力を借り受ければこのくらい造作もないです」

『おのれ!人間め!』

『さすが我らを従える統一者じゃの!』

『全くだ!』

そして戦いを傍観していると最後の一体の精霊が燐廻の剣により倒された。

「終わりました!」

『見事なり!だが、お主達にはもう1つの試練が待ち受けている!』

「まだなにかあるの?」

『安心せよこの場での試練では無い』

「ではなんでしょう?」

『封印されしものへの挑戦権を精霊神の権限で与えよう』

「封印されしもの?」

『神霊じゃよ!』

「なるほど、精霊神達が封じる神霊への挑戦権という訳ですか、まだ力は足りないでしょうがまぁ、大丈夫でしょう」

『飄々としておるが次はお主だぞ!』

「俺は何をさせられるんでしょう?」

『お主は上級超級精霊計100体と精霊王達の力無しで戦って貰うぞ!』

「構いませんよ」

『四神獣達の力も使うでないぞ』

「分かりました。ほかの力なら使っても良いんですよね?」

『好きにせよ!』

「なら簡単ですね」

俺は銀の宝剣と鉄扇そして偃月刀を装備すると前に進み出る

「さて、俺の糧になってもらおう!」

精霊達が俺に向けて攻撃してくるが俺は神楽を舞いながらひらりひらりと攻撃を躱し逸らしていく

そして精霊達の数は半数に減っていた。

「まだ神楽を舞ってるだけなんですけどね」

そう言いつつ俺の武器には銀色のオーラが纏われている

 

「1つ技を披露しよう!妙技!霧散陰影!」

 

辺りに霧が発生し周囲を飲み込みそして気配が無数に感じられる

 

「本物は1つなり!」

 

四方八方からオーラを纏った銀の宝剣が襲い来る

 

「あれ、多分狙ってるよね」

「うん!あこたちが負けた技だよきっと」

そう言っている間にも精霊達は倒されていく

『霧を晴らさぬか!馬鹿ども』

「無駄ですよ!影の舞!」

四方八方から幻影の斬撃が襲いかかり精霊達が混乱する

『何をやっておるか!本物は1つであろう!』

炎の精霊は罵声を飛ばすが無駄である

「気は塾しました」

銀色のオーラが全身を包み龍が複数体顕現している

「宝剣、鉄扇、偃月刀を1つに!武装融合!銀龍の大太刀!

銀龍!波動斬撃!」

銀色の龍が残っていた精霊達を飲み込みその場にはレイシン君だけが立っていた。

『ならば我が相手だ!炎槍!』

炎の精霊王がレイシン君に向かって行くがレイシン君はその場からゆらりと消えた

「いきなりとは無作法ですね!精霊王!」

『吠えるな!貴様は我が焼き尽くす!』

「出来ますか?精霊王!」

俺は大太刀を振り回し精霊王を切り付ける

『さすがよな!我と相対した時主殿は闇の精霊王を従えていたが決め手として使ったに過ぎぬ、それまではその身1つに四神等の神獣達すら宿さず闘っていたのだからな!』

『それほどまでか…あのレイシンという存在は』

『精霊神様達も闘えばわかります。やつの強さが』

『レイシンの弟子とやら、奴はどんな存在なのだ?』

「彼は…本来ならすぐにでも統一者となれる存在です。」

『統一者にか…ならば炎の精霊王を打ち倒し、我らのどちらかに勝利すれば我らはレイシンに従おう!』

「その言葉守って下さいよ!」

レイシンは精霊王の横薙ぎの一撃をひらりと飛んで躱と精霊王が振るう槍の上に着地する

「何処を狙っているのです?ほらほら鬼さんこちら〜!」

『舐めおって!』

精霊王が纏っている炎が更に燃え上がる

『雑魚めがぁぁぁ』

「演舞!太刀風!演舞斬り風!」

精霊王の攻撃をひらりひらりと躱し斬り付ける

俺は精霊王の武器を持つ手だけを攻撃する傷は浅いが塵も積もれば山となるだ

「剣舞!旋風刃!」

更に裂傷が刻まれる

「もう少しかな」

俺は気が熟すのを待ちつつ攻撃を加えていく

『死ね小僧!』

突き出される槍を躱す

『あやつは何を狙っている』

『おそらく武器を持てなくするのでは?』

「だとしたら…あれは…」

レイシン君の周りを薄緑のオーラが包んでいた

レイシン君は相変わらず攻撃をひらりひらりと躱し続ける

「当たりませんよ!後ろに目を付けた方が良いのでは無いですか?」

『おのれ蟻の分際で~!完璧に消し炭にしてくれるわ!

炎魔獄炎槍!』

「精霊王だと言うのならもっとまともな攻撃して下さいッよ!」

鉄扇で攻撃を逸らすと俺が纏うオーラは深緑へと変わった

「気は塾しました。舞踊れ!大気を震わせ光を通さない空間を生み出せ!絶対風壁!」

炎の精霊王の周りは真空状態となる。

「さて、終わりにしましょう。裂空斬魔!」

真空状態の空間が切り裂かれ精霊王もそのまま消滅しドロップアイテムとして槍が残り俺はそれを拾い上げると

システムメッセージが通知される

『アバター名レイシンが全精霊王との契約を完了させました。これにより称号原初の王を獲得しました。これにより精霊神との契約が可能となります』

「どういたしますか?精霊神殿」

『戦いは最早不要!我々はレイシン殿の軍門に下る!』

『私も意義は無いですよ!契約しましょうレイシン殿』

「戦わなくて済むならありがたいが精霊神の宴なしで力を示す必要ないならそれでも良いんだけどさ」

『精霊王全てを従えたそして力を示せと言ったら精霊王の武装全てと四神獣全ての武装を展開して来るそうなれば我らに勝ち目は無いでしょう』

「お前らがそういうならそれでいい!じゃあ契約だ!お前らの名は?」

『精霊神ゼンです。』

『私が精霊神ゼツです。』

「ゼンとゼツな!固有武装は?」

『特にありません!強いて言うなら指輪です。そして呼び出してもらえれば貴方様と共に戦えます』

「それってつまり…レイシン君を3人相手にするようなものですよね?」

「レイ君がチートになっていく!」

「いや、レイシン君もライヴさんもチートだよウタちゃん」 「試しに戦ってみる?」

「どうする?」

「あの!そしたらライヴさんと今の私達で戦えませんか?」

「ライヴと?」

「はい!今の私達があの人相手にどこまでやれるか試してみたいんです」

「……わかった、じゃあライヴ相手にどこまでやれるか試してみるといい!万が一にも勝てたらなんでも約束事聞いてやる!俺に聞ける範囲でな!」

「分かりました!その言葉忘れないでくださいね」

そうして更なる力を求めてライヴへの挑戦を決め神巫師のレイシンが与える最初の試練が幕を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




35話目ですね!とりあえず神巫師(かんなぎ)編ということでとりあえずは主人公の無双で終わりましたね。
次回は再度プレイヤーキラーことライヴが登場し燐子達の
神巫師のアバターと戦いますのでお楽しみに。

次回「プレイヤーキラーVS神の御使い」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。