-ゲーム世界-
あこちやんの魔法使いアバターと燐子の神巫師のアバター
とチームを組みクエストを行っていた。
クエストは特定の人数のプレイヤーとPVPを行うことで
最低2人以上で挑む必要があるチーム戦だ
「どっちでもいい!コイツら拘束しろ!」
「任せてよ!アースバインド!」
敵のチームはすばやさに重点を置き縦横無尽に動き回り敵を倒すチームだ
双剣士の俺も速さには自信があるが限度がある
だからこそ拘束してもらえたら楽なのだが魔法が展開されるよりも早く敵が動く
「チッ!蛇腹剣!」
蛇腹剣の縦横無尽の攻撃も上手くいなされるからやり辛い
燐子の方は神楽を舞い力を高めている
「踏ん張れよ!」
「うん!」
「ブラッドアップ!ブラッドレイ」
波動に巻き込まれ相手はダメージを受ける
「今だ!もう一度拘束魔法!」
「これならどう!アクアバインド!」
拘束魔法が決まる
「燐廻!準備は?」
「いつでも!オーバーレイ!」
燐廻の剣から放たれた光の奔流に巻き込まれアバターが消え
YouWinの文字
「やったやった!勝ったよ!」
「ライヴさんが護衛に徹してくれたおかけです」
「無闇矢鱈に攻めるのはチームプレーだと違うからな!でも、発動速度の上昇系のスキルは取ってた方がいいぞ!レイシンは動き回りながらでも神楽舞ったり出来るけどお前は大技使う時はどうしても留まって神楽を舞う必要があるから護り手がいないと厳しいだろうな」
「精進します!」
「今日はこの後どうする?」
「今日はここまでにしようかと」
「了解、じゃあ、俺はもう少しやってからログアウトするわ!」
「わかりました。それじゃあまた!」
「あぁ!また!」
燐子達を見送った後俺は剣を構えて告げる
「出てこいよ!」
「気付かれていたか!」
「たりめぇだ!気配を消してたみたいだけどな丸わかりだ
双剣士アベル!」
「君は気付くとは思ってたよ!ライヴ」
「何の用だ?」
「君が覇道を阻もうと思ってね」
「興味無い、覇道だかなんだか知らねぇが俺はやりたいようにやるだけだ」
「プレイヤーキラーらしいよねそういうところ。でもさ、death装備の殆どを手中に収めていて尚且つこの先魔剣クラスの化け物装備まで手に入れられたら適わないんだよ!レイシンも統一者になられたら君達がこのゲームのトッププレイヤーとなるだろうけど、それを他のプレイヤーが許すと思うかい?」
「許すも許さねーもよそいつら次第だろ!俺は俺のレイシンはレイシンの道を行く!文句があるなら剣で!その力で向かってこい!」
「そう言うと思ったよ!行くよ!風魔剣!雷神剣!」
「勇血!御魂喰らい!(ソウルイーター!)」
お互いの持つ2本の剣がぶつかり合い火花を散らす
「その剣の対策は出来てるんだよね!こっちはさ!」
「そうかよ!」
言葉を交わしつつも刃を交える事を辞めない2人
「ブラッドスラッシュ!」
「風刃爪!」
「ブラッドレイ!」
「雷撃波!」
お互いに技をぶつけ合い相殺され距離をとる
「やるな!さすが古参プレイヤー」
「君の技も大したものだよ!相殺するのが手一杯だ」
「奥の手隠してるくせによく言うぜ!」
「お互いにね!」
「バーサーク!」
「ライトニングアーマー!」
「バーサークスレイブ!」
「雷鳴剣!」
「ブラッドスラッシュ!」
「風魔斬!」
お互いに決め手に欠ける中で技をぶつけ合う2人
ライヴは構えを解き告げる
「もういいや!俺が奥の手出さないならお前も出さないんだから意味ねーよな!なら風と雷って言うお前の土俵で勝負すれば良いんだよ!」
「何?」
「装備変更!コートオブダークナイト!死を呼ぶ鎖!続けて風薙の刃!さらに装備変更!雷光の剣!これでお前の土俵だ!」
「同じ土俵なら勝てるとでも?笑わせるな!」
アベルが斬り込むのと同時にライヴも動くがライヴは動き終わった後だった…
「瞬光一閃…風牙雷爪…」
「ぐあああああ!」
アベルのHPがレッドゾーンに落ちる
「どうした?俺を殺さないのか?」
「お前はdeath装備を持ってないだろ?それにお前の武器は要らねーよ」
「そうかよ!サンダーテンペスト!」
「バーカ!大技放った時ってのは隙だらけなんだぜ!それにお前のサンダーテンペストは平たく言えば回転斬りだろ?ならさ逆回転で相殺出来るし攻撃を強制キャンセル出来るんだぜ装備変更!時短の剣解放(リベレイト)と時閃剣開時を装備!」
俺は剣を連結させると剣を回転させる
「時間加速!(タイムアクセラレータ!)」
アベルに向かってそのまま剣を投げると
時計が現れ文字盤を1周するとサンダーテンペストが消えた
「バカ…な…!」
「思い知ったか!死を纏う死神に挑む恐ろしさを!TRUEdeath!」
アベルに剣を突き刺すとアベルのアバターが消えYOUWinの文字が浮かぶ
「何人も俺の行く道は阻ませまない!」
そう言い残し俺はログアウトした。
???
アベルとの戦闘を見ていた古参プレイヤーのチーム
「驚いたね、まさか時間操作のdeath装備を持っていたとは」
「確かにね、アベルは同じ土俵なら負けないと高を括っていた。それが敗因だろうね、彼はあの2本の剣を手にしてから私達ですら手を焼くほど強くなった。武器に依存していると思われがちだが切れる手札が多い事も彼の強さだ」
「奥の手は最後まで隠してたみたいだけど、きっとあの時間操作の剣がある限り勝てないだろうね」
「あれを破壊するか、または対策しないと難しいだろうね」
「やれやれ、ライヴといいレイシンと言い覇道を歩む者の足を止める事は出来ないのだろうね」
「だからこそ、装備という面で彼らの力を削ぐ必要がある」
「それしかないよね!まだ誰も持ってないdeath装備の魔剣、神剣クラスの化け物装備をこちらの手中に収める必要がある!」
彼等は最狂を殺し最強を阻む為に動き出した。
39話目です。何とか投稿再開しますが各作品ごと月1話更新となりそうですが今後ともお楽しみに
次回「太刀VS双剣」