『G』の日記   作:アゴン

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大変長らくお待たせしました。


その200

 

 

 

────ネオ・ジオンとの戦いにも一つの区切りを付け、この争いも遂に最後の局面に向かおうとしていた。

 

ソレスタルビーイング号はジンネマン達に任せてミネバ達の補佐を務め、そのミネバもドーリアン事務次官達と共にネオ・ジオンの残存戦力との折衝に当たり、フル=フロンタルも彼女に協力していくという。

 

もうすぐジオンという名前は消える。宇宙世紀の世界にとって歴史上最大とも言える出来事、幾つもの争いの歴史を繰り返し、憎しみ合って殺しあってきた人の歴史に一つの終着点を迎えようとしている事実に、Z-BLUEもやり遂げた気持ちを抱いていた。

 

だが、これで全ての戦いは終わった訳ではない。アマルガムを壊滅し、宇宙怪獣を追い払い、地球を狙っていた悪しき者どもからの侵略を退け、クロノの思惑をはね除けた事で、Z-BLUEは漸く奴等との決戦に挑めるようになったのだ。

 

新地球皇国(ガイアエンパイア)、時獄戦役の終戦間近に現れたサイデリアルの主力部隊。

 

地球は、未だ奴等の手の内にある。地球各地の抵抗戦力も必死に抗ってはいるが、その時間は徐々に少なくなっている。一つの切欠があれば戦線は確実に瓦解し、地球は瞬く間にサイデリアルの手に落ちるだろう。

 

そんな事にはさせない。何故なら数多の脅威を退け試練を乗り越え、力を付けた地球最強の部隊Z-BLUEがいる。

 

皇国との決着を付ける為に決戦に赴くZ-BLUE、しかし会戦迄にはまだ僅かな猶予が残されている。地球に巣くっていたクロノなる組織も壊滅状態に追い込み、万全な状態で戦いに挑めるZ-BLUEは少しでも勝率を引き上げる為、現在準備期間という名の、少しだけの穏やかな一時を過ごしていた。

 

「へぇー、それじゃあテッサもあれからウィスパードの囁きとか耳にしなくなったんだ」

 

「はい。アマルガムとの決戦時、カナメさんに取り憑いていたソフィアやレナードの目論見諸とも消滅した事も原因ではありますが、元々アレは未来のカナメさんが行ったものですからね。囁く者であるカナメさんの未来とは完全に訣別してしまった以上、もう私達にウィスパードとしての囁きはもう無いでしょう」

 

「尤も、私には幼少の頃からの知識がありますので、今後は技術者の一人としてやっていけると思います」

 

部隊の面々の社交場として使われている艦の食堂、そこではこれから待つ戦いに備えて一時の平穏を味わう者達で賑わっていた。

 

自分と因縁があった敵組織との決着を付けた事で肩の荷が降りたテッサは、手にしたコーヒーを片手に一息着いている。一時期情緒が不安定だった時期はあったが、ここ最近その様子も鳴りを潜め、現在は完全に調子を取り戻したテッサに千鳥かなめは安堵していた。

 

「まぁ、流石に艦長と技術者の両立は難しいのでまだ先送りですけどね。サガラさん達が大気圏での作戦行動中は私もソレスタルビーイング号の守りに就きます。あそこの施設を使って調べたい事もありますので」

 

「じゃあ、少しの間……お別れだね」

 

「カナメさんもサガラさんも、再会を約束してくれますよね」

 

「問題ない」

 

それぞれの戦いの場に向かう者同士、互いに健闘を祈る。必ず戦いに勝つと宗介が必勝を誓う中、テッサは新地球皇国との決戦を終えた後の未来を考える。

 

Z-BLUEが地球を解放する間、カナメが捕らえられていた時に出したアイディアとアマルガムの首魁だったレナードが遺したデータの解析、その力とノリコが提供したデータ、これにより人類は未来を切り拓く力を手に出来るようになる。

 

「テッサ?」

 

「あ、すみません。少し考え事をしてたみたいです」

 

「無理ないわよ。アンタの頭脳は今やZ-BLUEにとって欠かせない要素の一つだもの、でも休める時にはキチンと休まないと。私が言えた義理じゃないかもだけど……」

 

「いいえ、そんな事はありません。カナメさん、お気遣いありがとうございます」

 

少々考えに耽っていた事が、目の前の彼女には変に思い詰めていたと思われたらしい。別にそんなつもりはないが、彼女の優しさを有り難く思ったテッサは素直にその言葉を受け取った。

 

「あら、誰かと思えばカナメにテッサじゃない」

 

「宗介も来ていたか」

 

「ご一緒しても良いですか?」

 

「シェリルさん、ランカちゃんも」

 

「勿論、構いませんよ」

 

食堂にやって来たのはシェリルとランカ、そしてアルトの三人。彼が言うには自身の機体の整備を終えた後、手持無沙汰に艦内を彷徨く二人に声をかけ、人のいる食堂に足を運んだのだと言う。

 

同年代が増えた事により一気に会話が花開く。これ迄の戦いや出来事を振り返り、悲しかった事や嬉しかった事を語る若者達、時空震動という別次元を繋ぐ災害を通して知り合った自分達、不思議な縁もあるものだと染々としながら語る中、彼等の話題はある出来事に流れ着く。

 

「ねぇ、そう言えば以前私達って別々の世界に跳ばされた事があったじゃない」

 

「それって、この間部隊を三つに分断された奴?」

 

「そう、アムロ大尉達は黒歴史のアクシズ落下の場面でシンジ達は自分達の世界。そしてクロウ達は────」

 

「嘗ての、在りし日の聖インサラウム王国だな」

 

シェリルから始まったその話題に誰もが当時の事を思い出す。時空震動により引き起こされた別世界との邂逅、最初は目の前の出来事に翻弄され、これからどうしたらいいか解らなかった。

 

右往左往していたZ-BLUE、どうしたら元の世界に戻れるのか、他の皆はどうしているのか、不安と心配で悩んでいた彼等の前にあの黒いアンゲロイが現れた。

 

有無を言わさずに襲い掛かってくる連中に立ち向かうだけで精一杯だったZ-BLUE、銀河の中心部で出くわした黒いアンゲロイに苦戦を強いられながらも何とか撃退に成功した彼等は、その後再び起こった時空震動により元の世界へ帰還する事になる。

 

今思い返しても不思議な体験だった。あそこでもし歴史に介入したり、その世界に留まる選択をしていたら、一体自分達はどうなっていたのやら。

 

「でも、それが一体何だって言うんだ? 確かにあの黒いアンゲロイに苦戦したのは事実だけどさ」

 

「あら、分からない? 確かに私達はあの時それぞれ別の世界へ跳ばされたけど、一人だけいるじゃない。何処へ行き、何をしていたのか、その一切が不明の人物が」

 

そう言ってアルトに指差し、悪戯っぽく笑うシェリル。アルトは一瞬何の事か理解できなかったが、すぐに彼女の言わんとしていた事が分かった。

 

蒼のカリスマ改めシュウジ=シラカワ。Z-BLUEが三つに別たれ、それぞれ別世界で戦いを繰り広げていた間、彼だけは何をしていたのか未だに明らかにされていない。

 

艦長達はある程度の事情を知っているみたいだが、然程深い事情を知っている訳ではなさそうだ。今更彼が自分達を騙そうとはしていないだろうからその辺りは心配してないが、それでも気になるものは仕方がない。

 

言われてみればと、不思議に首を傾げるアルト達。一体彼は何をしていたのだろうか、元々が謎の多い人間だから謎が一つ増えた程度今更だと思うが、気になると考え出すのが人間の性と言うもの。

 

ウンウンと頭を捻って考える若者達。テッサに話を聞こうとしても、彼女もアルト達と同様其処まで深くは知らない様だ。幾ら考えても答えは出ない。そんな彼等の元へ───。

 

「おや、皆さんも休憩ですか?」

 

「あ、はい。ちょっとお先に休ませて───って」

 

「し、シュウジ=シラカワ!?」

 

「あ、シュウジさん。どうもです」

 

「ピィッ」

 

「大佐殿しっかり!」

 

アルトの背後に音も立てず現れたのは今話題にしていた仮面を外した張本人。シュウジの突然の出現にアルトは飛び上がって驚愕し、かなめは気さくに挨拶し、テッサは小さな悲鳴を上げる。

 

「ちょっとテッサ、いい加減アンタも慣れなさいよ。シュウジさんが何をしたのか知らないけど、幾らなんでも脅え過ぎよ」

 

「カナメさんはあの時の彼の恐ろしさを体験していないからそんな事が言えるんです!」

 

シュウジに聞こえないように小さな声で言い合う二人、テッサが思い返すのは第三新東京跡地で彼とその愛機が見せた新たな形態。圧倒的という言葉では足りず、顕現しただけで相手の野望を粉微塵にするその威圧感と力は、敵だけではなく味方全員にまで畏怖と戦慄を叩き込んだ。

 

レナードが自分の目的達成に費やした計画と時間、その全てが一息で消滅したという事実。彼に協力し此方を裏切ったカリーニンが自決する意思すら砕かれ、壊れた玩具の如く乾いた笑みを浮かべた姿を見たときは、気の毒過ぎて憐れにすら思えた。

 

そんな出鱈目な力を引き出したのが他ならぬテッサ自身、今ならレナードの気持ちが分かってしまうとは皮肉にも程がある。しかもあれだけの破壊を見せ付けて起きながら当の本人は「いやー、上手く手加減できて良かったよ♪」なんて宣う始末。

 

この男は一体何と戦うつもりなのか、かなめの背後に隠れて様子を伺う事に徹したテッサ。そんな彼女に不思議に思いながらもまぁいいかと取り敢えず触れない事にしたシュウジは、改めてアルト達に声を掛ける。

 

 

「もうすぐ新地球皇国との決戦だ。必然的に大きな戦いになるだろうけど、それを乗り越えるためにも休息は必要だ。羽目を外しすぎない程度にリラックスしておきなよ」

 

「ど、どうもです……」

 

「なんて、上から目線で言ったけど。これ迄の戦いを経験してきた君達に言うのは愚問か、邪魔したね。それじゃあ俺はこれで……」

 

「待って」

 

「ん?」

 

自分がいてはゆっくり休めない。そう解釈し自主的に食堂を後にしようとするシュウジをシェリルが呼び止める。

 

「ねぇ、蒼のカリスマ───いえ、シュウジ……さん?」

 

「呼び慣れないなら呼び捨てで構わないよ? 俺も敬語止めてるし」

 

「そう? ならシュウジ、貴方に一つ質問したいのだけれど、いいかしら?」

 

「俺に答えられる範疇ならば」

 

年上相手にも物怖じせずに切り込むシェリル、それは喩え世界を震撼させた魔人が相手でも変わらない。相変わらずの彼女にアルトとランカはハラハラしながら見守る。

 

「なに、そんな難しい話ではないわ。聞きたいのは以前私達が時空震動に捲き込まれた時の事、三つに分断されたZ-BLUEはそれぞれ別の世界へ跳ばされたという話は貴方も聞いたわよね」

 

「あぁ、知ってるよ」

 

「その時、貴方は何処で何をしていたの? 元の世界で私達の行方を探してたりしてたの?」

 

「────」

 

アクシズ落とし、赤に染まった世界、在りし日の聖インサラウム王国。三つの世界で体験した出来事、Z-BLUEの誰もが体験した時空を越えた体験。しかしその三つのどれにもシュウジの姿はなかった。

 

合流してから今まで誤魔化してきた話。艦長や一部の者には何となく察しているのか、納得した様子で受け入れているが、好奇心の強いシェリルはそうはいかない。

 

相手が元敵対した相手だからとか、警戒心を顕にしての言葉ではない。ただ隠されているのが気にくわないだけ、人のプライバシーにつけこむのは人としてどうかと思うが、一度思ったら追及せずにはいられないのがシェリル=ノームという歌手の気質だった。

 

「うーん、何て言ったらいいのかなぁ」

 

そんな彼女にシュウジは腕を組んで頭を悩ませる。実際各艦の艦長達には単独だった時の事を簡潔に説明してはいたが、それだって殆ど暈しての報告だ。流石に、自分が元いた世界に跳ばされて、幼馴染みと出会ってきたと素直に話すのは、気恥ずかしくて言い辛い。

 

何て言って誤魔化したらいいか、悩んでいるシュウジにシェリルは何か閃いたのか、悪戯を思い付いた小悪魔の如く頬を弛める。

 

「そんなに言い辛いなら、私が当てて上げましょうか?」

 

「うん?」

 

「だから、この私が貴方が何処の世界へ跳ばされたのか言い当てて上げるって言ってんの!」

 

(((なんか変なゲームが始まった)))

 

和気藹々としていた空気が一転してクイズゲームのソレへと移行する。え? これ俺達も参加しなくちゃいけない流れなの? 彼女の強引な提案に困惑するアルト達、暫しのシンキングタイムの後、彼女の出した答えは……。

 

「そうね。貴方もシンジ達と同様、元の世界に戻って初恋の人と出会ってきた! しかもそれが幼馴染みの娘! なんてどう!?」

 

((いや、どうって言われても……))

 

アルトと宗介はシェリルの素っ頓狂な解答に心中で突っ込むが彼女も年頃の女の子、他人のコイバナにはある程度の関心はあるようだ。

 

かなめやランカもその話題に興味あるのか、目を輝かせてシュウジの反応を観察している。対してアルトと宗介の男二人は有り得ないと断じ、興味なさげにそれぞれ飲料水の入ったコップに口を付けている。

 

初恋? 幼馴染み? 有り得ない。相手はあの最強のテロリストだぞ? 幾ら恋の話に興味深い年頃と言っても流石に色々盛りすぎている。

 

「…はは、流石音に聞こえし銀河の歌姫。まさかこうも見事に言い当てられるとは」

 

「「「───────は?」」」

 

時が、止まった。困惑を浮かべながら、しかしスッキリとした顔で笑うシュウジに、言い当てたシェリルを含めて食堂にいる全員の動きが静止した。

 

アルトと宗介は口に含んだ飲料水を垂れ流し、かなめとランカは口に手を当てて絶句し、食堂の隅で関わらないようにしていた葵を始めとしたチームDの面々は椅子から転げ落ちたりと、激しいリアクションを見せている。

 

「では、今度こそ失礼するよ。合流したブライト艦長に話しておきたい事があるからね」

 

それでは、と固まっているシェリル達に一言告げてシュウジは食堂を後にする。彼女(シェリル)に言われた一言で思い出した彼女(にこ)と交わした言葉、やる気が俄然と沸いてきたシュウジは手にした端末を手にブライトの待つブリッジへと向かった。

 

────尚、シュウジの初恋話は一気にZ-BLUE全体に広まり、それを耳にした赤髪の女性二人がモヤモヤしたというのは別の話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「───そうですか、シュナイゼルの奴は既に此方の動きを把握していましたか」

 

「あぁ、コロニーレーザー(グリプス2)の位置座標を私から君に伝える様、君に仕向けたのも彼の仕業だ。やれやれ、ブリタニアの宰相という立場を離れてからやけにイキイキしていないか君の友人は」

 

Z-BLUEに合流したブライトにある話を通すためにやって来たシュウジ、ブライトの口から聞かされる友人のハッチャケ具合にシュウジはただ苦笑いを浮かべていた。

 

今、地球の抵抗勢力は新地球皇国との決戦に向けて最後の反抗の為の準備を小競り合いを続けながら迎えている。戦線の維持を保つ為に各地で奮闘を続けている地球の戦力達、作戦の開始はZ-BLUEの地球降下に合わせて最後の大一番を仕掛ける手筈になっている。

 

戦線の指揮をする為にシュナイゼルも当然前線に出るだろう。皇国の戦力を少しでもラース・バビロンから引き離す為、必死の抵抗を続けるつもりなのだろう。

 

他にも地球にはマリーメイアという親友の娘もいる。彼女にはレディ=アンやブロッケン、ガモンと大貫という最強の護衛が付いている。心配は要らないかも知れないが、物事に絶対なんてない以上不安は残る。

 

「それで、君が提案してくれた作戦だが………本気か?」

 

「残念ながら本気です。地球に新地球皇国との短期決戦を挑むのなら、恐らくはこれが最も効率的かと」

 

「しかし、これでは君に掛かる負担が大きい。ソレに何より───奴はこれに果たして乗って来るのか?」

 

「それに関しては間違いないかと、奴───皇帝アウストラリスは自分との戦いを望んでいます」

 

シュウジから渡された端末、そこに記されたのはZ-BLUEが行う作戦とは別の作戦立案。彼ならばこの作戦は可能だろう。実際にシュウジは既に似たような行動を何度も熟している。

 

しかし、それでは彼に対する負担が剰りにも大きすぎる。不可能だとは思わない、出来ない事とは思えない。しかし、同じ部隊の一員として戦うと言うのに、シュウジの提案はスタンドプレーに過ぎた。

 

「納得し難い事を言っているのは承知しています。しかし、奴は自分に言いました。待っていると、だったら自分は───俺は、それから逃げる訳には行きません」

 

「もっと素直に言ったらどうだ? ラース・バビロンに囚われたリモネシアの人達を助けたいと」

 

「………すみません」

 

既に、シュウジとグランゾンは一つの戦力として数えるのに過剰過ぎる力を備えてしまっている。通常の状態でも地表に多大なダメージを負わせ、ネオやゼロといった状態なら戦場云々の前に地球そのものが形を保てなくなってしまう。

 

「なに、気にするな。君の気持ちは承知している。君からすれば我々を囮に使うようで気が引けるかもしれないが、我々が皇国の大部分の戦力を相手している間に向こうの総大将を仕留めるというのなら、我々にとっても有難い話だ」

 

「っ。では、ブライト艦長」

 

「ウム、蒼のカリスマ───いや、シュウジ=シラカワ、君には作戦開始の時に我々と別行動を取って貰う」

 

───故に、ブライトは告げる。

 

「君の、君自身の力で以て新地球皇国の皇帝、アウストラリスを討ち取り────この戦いを終わらせてくれ」

 

グランゾンの力ではなく、シュウジという一人の人間の手で───即ち、己の肉体のみを以てして、かの皇帝に打ち克てと。

 

無茶で無謀。されど戦いを長引かせず、完全なる形で決着を付けるのは恐らくこれが最上な手段。

 

───故に。

 

「その任務、了解した」

 

シュウジもまたその任務を快諾する。

 

地球で起こる最後の戦い。新地球皇国との決戦の───約数時間程前の記録である。

 

 

 

 

 




カミングアウトで決戦前夜な話。

次回からは新地球皇国との決戦の話に移ります。

それでは次回もまた見てボッチノシ

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