戦国†恋姫~忘却せし鬼滅の剣士~   作:誤峠うとご

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※注意
これは作者の妄想が暴想して爆想する二次小説です。心穏やかに、そして生易しい目で読んでいって下さいませか(T-T)

※亀更新です。すみません。

※鬼滅の刃好きで、縁壱好きの人は『う~ん』ってなる場面が多いと思います。それが無理な方は読んでいかないで大丈夫です。

 鬼滅の刃キャラは余り多く出すと作者の技量だと大変になっていき、最終的に面倒になって書かなくなりそうなので、縁壱モデルのオリ主で進めていこうと思います。元がエロゲということもあり、姓行為など書こうと思ったけど、絶対に文量多くなるし、書いたこと無いのでやっていきません。
 読者に、私の妄想を共感して読んでくれたらと思井やっていきます。よろしくお願いします。

 携帯で投稿してるので、親指が腱鞘炎になったらおやすみしますが、よろしくお願いします!


第1話「忘却の剣士」

 戦国時代と呼ばれる武将が台頭してきた織田信長を初めとする未来のために戦い駆けた者たち。

 しかし、今の日の本はおかしくなった。

 『鬼』の出現。

 

「ここはどこだ」

 

 そう呟きながら一人でポツンと立っていた額に痣がある剣士の男。

両耳には()()()()()()を付けて、黒の長襦袢の上から黄土色の長着に赤い羽織を着用し、下は黒い袴履き、白い兵時帯を巻いている。足元には脚絆を巻き、赤い鼻緒の草履を履いて、刀は脇差しを差さない一本差しスタイルだ。

 夜に町を歩いていれば、人は日暮れと共に眠りにつく。そこで大抵歩いているのは生活に余裕がある者か、変わり者か、《鬼》かである。

 この男は何故か()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 しかしこれだけは分かるのは、人の世の為に歩いていた心算(つもり)という気持ちだった。

 そこで、人の世の為となる()()()()()がいるを確認する。

 そしてすぐに反応する。動きにくさを感じさせない流麗な動きで刀を抜く。

 不愉快な咀嚼音、肉を口を開けて食べる音は動物でもここまでしない。

 しかしそこで、耳飾りの剣士は全方に《鬼》だけではないことに気付いた。少年が刀を抜いて構えていた。

 しかし、焦りは無い。油断もない。慢心もしない。

 己の地肉一つひとつに呼吸で意識する。

 血の一つひとつに意識を向ける。

 想像は《神速(かみのはやさ)》。

 

「日の呼吸、壱ノ型《円舞》」

 

 確認するかのように、呼吸の如く吐く言葉(ことのは)

 そして、鬼の(くび)を斬り落とした。

 

 

 

 

 

 

(いきなり異世界、というより昔の日本に転移したばかりに、化け物遭遇のところで、スゴいかっこいい人がスゴい剣技で化け物を斬り(たお)した)

 

 『剣技』なんて言葉は、漫画やアニメとかでしか見れないものだと思っていた現代の転移者である新田(にった)剣丞(けんすけ)は見惚れてしまっていた。

 両親が死んで、自分を育てたくれたエロゲの主人公みたいな伯父の()()()()によって、専門的知識を英才教育を受けてきた剣丞はそれに似た剣を知っていたが、これはそれとはまた違っていた。

 

(人間という、生物が必死に編み出したかのような、その極限を越えた更に上の領域……人の外側だ)

 

 夜にも関わらず、まるで陽光で照らすようなその剣技に、化け物は首を着られて動かなくなった。焼けたような斬り口は、ジリジリと残った体にさえ焼くように残っている。

 

「あ、あの、あなたは?」

「……不解(わからず)、記憶が無い」

「えっ?」

 

 鬼を斬った剣士の男は、そのあとダラリと気の抜けたような体勢になり、剣丞と向き合う。

 

「あ、あの! まだ化け物が」

 

 一匹の化け物、《鬼》を斬り(たお)したが、そのあとにも鬼がゾロゾロと寄ってきたのだ。ゾンビ映画やバイオハザードのゲームよろしく面白いように寄ってくる。

 だが、

 

「ひゃぁーーーっはぁぁぁーーーっ!!」

 

 静寂を切り裂くかのようなたかい声。その声が響き渡るのと同時に、剣丞の傍を黄金の旋風が走り抜けていった。

 

「汚物は全殺だぁぁぁーーーっっ!」

 

 物騒な雄叫びを上げながら現れた金色の暴風が、背丈の倍はあろうかという棒を振りかざし、事も無げに一閃を繰り出した。

 

「おら、次ぃ!」

「なっ……」

 

 化け物、鬼たちは呻き声を上げて次々と絶命していく。

 突如現れた金色の暴風───その正体が分かり、剣丞は言葉を失ってしまった。

 

「おんな……のこ?」

 

 次々と巻き起こる展開に、鍛え抜かれた頭脳でも追い付くのが大変そうな剣丞に言葉が詰まるものばかりだった。

 身の丈の二倍はあろう長い槍を軽々と掲げ、夜風に髪を靡かせて仁王のように立っている姿が、月光を浴びて、やけに鮮明に網膜に焼き付いた。

 

「ぁんだよ、手応えねぇな~……。でも変わりに面白いもん見つけたなぁ」

 

 可憐な姿とは裏腹に暴言を撒き散らして鬼たちを無惨に殺し回ってると、一匹だけ逃げようとする鬼が居た。

 

「あ、てめぇーー!」

 

 しかし、この暴風のような戦い方をしていた金髪の少女の脇を風のような滑らかな動きで抜いた先程の剣士、耳飾りをした男は抜刀する。

 

「日の呼吸、参ノ型《烈日虹鏡》」

 

 鍛えられた剣丞の目でさえ、見えるか見えないかのような剣閃が煌めき、肩の左右で素早く振るう二連撃の技が鬼を斬り刻んだ。

 パキンと納刀する動きさえ、いつの間にか終えている。

 そして剣丞は先程までの言動で分かった、この金色の暴風娘に対してそれはよろしくなかったと予想する。

 

「やんじゃねぇーか、優男に見えてなんだぁその剣筋はぁコラァ」

「母ぁ!」

 

 ダラリとまた気の抜けた体勢となる耳飾りの剣士に、剣丞をよそに視線を釘付けにする長槍を持つ少女、後から現れた金髪の女性がそれを言葉に興味が深々と突き刺さる。

 金髪の少女が《母》と呼ぶ女性は、かなり露出が高い服を着ているが、欲情が沸く前に殺気によってその欲望を霧散させる。

 

「なんだぁこの人外に孺子(こぞう)、貴様らはどこの組のもんだコラァ」

「おっ? なんだコラ? やんのかコラ? いつでもやってやんぞコラぁ!」

 

 そして喧嘩を売ってくる二人。そろそろ頭がパンク状態になりそうなほどの情報量に剣丞は参ろうとすると、

 

「待て待て! その喧嘩、少し待て!」

「待ってください、桐琴(とうこ)どの!」

「あん? なんだぁ? 権六と五郎左じゃねーか。貴様らこんな夜分に何をしているんだ?」

「少し理由があってな。こやつを呼びに参ったのだが……はぁ~~……また不明(わからず)が」

「この孺子(こぞう)を迎えに? そして不明(わからず)だぁ? 一体どうなってんだコラ」

 

 やって来たのは、織田家の家老である、権六と五郎左と呼ばれた女性は二人。

 その二人も困惑したのは、鬼を斬り伏せてみせた耳飾りの剣士にだった。

 剣丞は先程まで、織田信長と呼ばれる黒髪長髪美少女とこれからのことについて話して、そして何者かを試され、少し誤解が解かれたところだった。

 しかし、またここで新たな困惑の種が舞い込んできた。

 

「貴様、何奴だ、名を名乗れ」

 

 そう言うが否、権六と呼ばれた女性はその甲冑を揺らして耳飾りの剣士を睨むと、

 

不解(わからず)、自分が何者なのか、分からない」

「なんだと?」

「ただ……」

 

 耳飾りの剣士は刀の柄に手を乗せると、確信して言う。

 

「鬼を滅する者」

 

 




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誤字脱字ありましたら是非報告お願いしますねw

書いたら即効出していってるのでw
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