逃げか?差しか?その判断こそが大きな隙だ!   作:アマノジャック

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キタちゃんは来なかったので結局天井まで回しました。
その間に何人か新しい娘も当たりましたのでしばらくガチャを回さずに過ごせそうです。
…ダイヤちゃんまで貯めて置けるかな?


後日談:胡蝶蘭と不屈の王

2000年11月12日/G1/エリザベス女王杯

 

『スタートしました!

全員綺麗なスタート!

注目の先行争い…トゥザヴィクトリー、その次フサイチエアデール!

外からメジロサンドラ、内からファレノプシスの先行集団が出来てます!』

 

………

 

『残り600!

先頭はトゥザヴィクトリー!

その後ろをフサイチエアデール!

ファレノプシスは3番手!

追い込みの集団も出てきた!

エイダイクインとヒシピナクルが出てくる!

ここでトゥザヴィクトリーは後退か!?

ファレノプシスが外からあがってくる!

フサイチエアデールとファレノプシスが競り合っている…ファレノプシスがかわした!

ファレノプシスが1着でゴールイン!

京都競馬場に胡蝶蘭の花が開く!

綺麗な引退を飾った!』

 

勝者:ファレノプシス

3着:ヒシピナクル

 

ーーー

 

2000年12月24日/G1/有馬記念

 

『スタートしました!

全員綺麗なスタート!

まず先頭に来たのはダイワテキサス!

それにジョービックバンとゴーイングスズカが続きます!』

 

………

 

『最後の直線!

先頭はダイワテキサスとナリタトップロードが競り合ってる!

残り200!

大外からキングヘイローが追い込んできているぞ!

テイエムは来ないのか?テイエムは来ないのか…来た!

テイエム来た!テイエム来た!

メイショウドトウと抜け出した!

やはりテイエムだ!

…いや!

キングヘイロー!?

大外からキングヘイローが捉えてゴールイン!

見事な末脚!

テイエムオペラオーの連勝を阻み、引退を勝利で飾った!』

 

勝者:キングヘイロー

 

 

ーーー

 

『1着はマイネルマックス!』

 

(ワァァァーー!)

 

「はぁ…はぁ…勝てなかった。…うんうん!ピーチちゃんに追い付くんだ!次は…去年入賞したレース…勝つ!」

 

………

 

『1着はダイワカーリアン!』

 

(ワァァァーー!)

 

「1番人気だったのに…入賞も出来なかった。…私ってここまでなのかな?」

 

………

 

「え?ドリームにも行かず引退する?」

「…うん。ピーチちゃんにもう追いつけないと思うの…。トレーナーさんにはまだ言ってないけど…もう勝てると思えないんだ。」

「ファレちゃん!ファレちゃんはみんなが憧れた桜花賞を取ってる凄いウマ娘なんだよ!そうだ!この後って時間ある?」

「あるにはあるけど…」

「一回全力で走ってみようか!決まり!」

「えぇ!?」

 

………

 

「ふぅ、ふぅ…走ったね。…私もね、ドリームでまだ勝ててないんだ。」

「はぁ、はぁ…そうなの?」

「オグリキャップさんやマヤノトップガンさんと走って、上には上がいるってことがよく分かったよ。でも前回食らいついてやっと2着になれたんだ!」

「…私には無理かな。」

「出来るよ。」

「出来ないよ!何でそんなこと言えるの?」

「分からない?ファレちゃんのトレーナーさん!今のタイムは?」

「え?」くるっ

 

「2200mを2分11秒…コンマは不明だが本番で出せればレコードだな。」

 

「トレーナーさん!2200mって…まさか!?」

「『エリザベス女王杯』…次のお前の目標だ!」

「今さら私がG1だなんて…」

「…ファレノ、すまないな。俺のトレーナーとしてレベルが未熟でお前に何も出来なかった…。これが終われば担当を変えてもらう予定だ。」

「いえ!出走します!絶対に勝ちます!先ほどのタイムがだせれるのであれば勝てます!ですので…私の担当をやめるなんて言わないでください!」

「ファレちゃん、次のレース絶対に見に行くから!…絶対勝ってよね!」

 

………

 

エリザベス女王杯…去年ピーチが圧倒的強さを見せたレースだ。ファレノプシスの応援にピーチと新たに入ったカワカミプリンセスを連れて見に来ることにした。

 

「ピーチお姉さま!これが『エリザベス女王杯』ですの?」

「そうだよ、私が帰国して、出たレースだよ。えーと、トレーナー…どんなレースだっけ?」

 

知らなかったのか?ウソだろ?…簡単な説明でいいだろう。

 

「名前の通りエリザベス女王様が来日した記念で出来たレースだよ。秋華賞、京都大賞典、府中ウマ娘Sでいい成績なら優先して入れてもらえる。」

「じゃあ、私もクラシック時点で優先権はあったってこと?」

「そうなるね。カワカミプリセンセス、君がこのレースで勝ちたいのであれば…まずはレースの空気を知ることだ。」

「レースの空気?難しそうですわね。」

「どのレースにも言えることだが…今回は見るだけでいい。答えなんて無いから、大事なのは自分が何を感じたかだ。」

「むぅ…プリンセスへの道はかなり厳しいですわね。」

「ファレちゃん…」

 

ファレノプシスのレースがいよいよ始める。

 

………

 

「やぁぁぁ!」

「うぉぉぉ!」

 

『1着はファレノプシス!

2年ぶりのG1勝利だ!』

 

(ワァァァーー!)

 

「はぁ…はぁ…」

「ぜぇ…ぜぇ…おめでとうございます、ファレノ先輩…」

「ピナちゃん…うん!ありがとう!ピナちゃんも3位おめでとう!」

「いいスタートが切れたからですよ!…私もあなたに追いつきたい。いつになるか分かりませんが…それでもドーベル先輩の言っていた『自分』に近づいていると思っていますので…必ず追いついてみせます!」

「えぇ、楽しみに待ってるわ!」

 

「ピーチちゃん!私もドリーム(そっち)に行くから!だから…」

 

ーーー

 

『キングヘイロー!

キングヘイローがまとめて撫できった!

ついにG1での勝利を手に入れた!』

 

(ワァァァーー!)

 

「はぁ…はぁ…ついにやったわ!」

 

「キングちゃーん!おめでとう!」

 

「ピーチさん!…いや、まだよ!キングはまだドリーム(そっち)には行かないわ!」

 

………

 

『勝ったのはフェアリーキングプローン!』

 

………

 

『ダイタクヤマトだ!

ダイタクヤマトが1着!』

 

………

 

『アグネスデジタルが差しきった!

レコード記録の大勝利!』

 

………

 

「次は有マ記念に出るの?短距離路線じゃなかったの?」

「短距離だとか長距離だとかは関係ないの。キングは全ての距離でも一流よ!…あなたが勝ったレースだし、これでキングのトゥインクルのラストを飾りたいの。」

「キングちゃん…うん、頑張って!プリンちゃんも応援してたから!」

「プリン…誰?」

「カワカミプリンセスちゃんだよ!」

「…あなたってネーミングセンスが微妙よね。」

「酷い!」

 

………

 

有マ記念…年末を締めくくる大レース。俺はチームメンバーを全員引き連れてこのレースを見に来た。

 

「うーん、やっぱりテイエムオペラオーかな?個人的にはナリタトップロードを応援したいが…」

「いやいや、メイショウドトウちゃんでしょ。仏の顔も3度まで…ジャパンの諺にもあったでしょ?」

「確かにその2人が戦ったのは3回だが…彼女は今年7戦無敗だぞ?」

 

「キングさん…」

「キングちゃん…」

 

「マンハッタンカフェ、君は来月からデビューが決まっている。成績次第ではもう来年に出てもいいくらいだ。…しっかり見ておくこと。」

「はい、分かりました。」

 

………

 

『キングヘイロー!

キングヘイローがまとめて撫できった!

高松宮記念で見せたあの末脚が再び!

キングヘイロー、G1レース2勝目!』

 

(ワァァァーー!)

 

「はーっはっはっはっは!まさかボクが王冠を取る日がくるとはね!悔しいけど君の勝利を祝おう!」

「ありがとう、素直に受けとるわ。」

「しかし、覇王の世紀末は終わらない!また、レースで勝負を…」

「えぇ、ドリーム・リーグで待っているわ。…キングも待たせている人がいるの。」

 

「ピーチさん!私もドリーム(そちら)へ行くわ。だから…」

 

ーーー

 

『私と勝負してくれるよね?』




・本来のレースの勝者

エリザベス女王杯…ファレノプシス(*変更なし)
ヒシピナクル(*出遅れにより14着)

有馬記念…テイエムオペラオー
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