逃げか?差しか?その判断こそが大きな隙だ!   作:アマノジャック

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ポケモンスカーレットのアップデートくるのにサンブレイクが終わらない…仮面ライダーギーツの見てないのが溜まったまま次のが始まった…キングオージャーも溜まってる…執筆意欲が湧かない……どうも、最近脳内ぐちゃぐちゃの作者です。もうすぐ秋のG1が始まるのにくだぐだしています。

アメリカの大レース『ブリーダーズC』にメイエイエール、ソングライン、シャフリヤール、ウシュバテソーロ、デルマソトガケが参戦予定だそうです。楽しみですね。


異次元の英雄とお祭り愛バ4

「すうぅ~、はあぁ~!」

「大丈夫かアップル?」

「んー、大丈夫じゃないかな~。ソラ兄がチュゥしてくれたら大丈夫になるかも~。」

「…そんなふざけたことを言えるのなら大丈夫そうだな。」

 

僕とアップルと今、デルマーレース場…つまり、アメリカへと来ていた。海外はこれで3回目となるわけだが…何故か今回も親父がいる。前回のドバイは担当のイクイノックスが出走するから当然だろうけど…何で今回もいる?何で地元の子供を肩車している?

 

「『ジャック!あそこにいるのがお前のお姉ちゃんだぞ!世界のイクイノックスに勝ったブラックアップルだぞ!』」

「『ファ◯ク!!』」グググ

「『…ゴア、どんな教育をしたんだ。この子、めっちゃ首を絞めてくるんだけど?』」

「『お前のような父親にはなるな、って教えただけだぞ。これでも成績は学年トップと優秀で…将来の夢はプロレスラーだそうだ。』」

「『俺を◯す気みたいだけど!?』」

「『ファ◯ク!!』」ゴキッ

 

親父の顔が青いけど…まぁ、知ったこっちゃないな。アップルは今回、秋の『BCクラシック』に向けて『パシフィッククラシックS』に出走する。去年の『BCクラシック』を勝ち、世界最強となったウマ娘が前哨戦として出走して…大勝したレース。アップルにもいい勝負をして欲しいところだ。

 

ーーー

 

『最終コーナーカーブして…トップはアレイビアンナイト!!

このまま押しきるか!

スローダウンアンディ、内のアレイビアンナイトをとらえにいく!

しかし、届かないか!

外からゴーロケットライド!

外から……ブラックアップル!?

ジャパンのブラックアップル!

外から一気に伸びきてきた!!

スローダウンアンディ、ゴーロケットライドをかわし…アレイビアンナイトに並ぶ!

そしてトップはブラックアップルへと代わり…2バ身離してゴールイン!!

勝ったのはサウジCを制したジャパンのブラックアップル!!

強すぎる!

このアメリカの地で凄い末脚を発揮しての勝利だっ!!』

 

ざわざわざわざわ

 

「『何だよあのウマ娘…』」

「『強い…ブリーダーズカップに来て欲しいような…来て欲しくないような…』」

 

…アップルは宝塚記念よりさらに強くなっていた。我が娘ながら恐ろしい。変な汗が…いや、これはジャックのせいだな。

 

「へー…凄いじゃんあんたとキタサンの娘。」

「うん。キタサンの良いところを全部引き継いだ感じだ…ジャック、ギブギブ!」ペチペチ

「『マム、ジャパンのウマ娘は強いのか?マムより強いのか?』」

「『ジャパンのレベルは高いよ。ふふっ、それでも昔の私の方が強いだろうけど…ここ最近は本当に凄いよ。特に2年前のブリーダーズカップ…』」

「『マルシュロレーヌとラヴズオンリーユーのことかな。…トレセン学園でも彼女たちのこれから活躍に注目が集まってるよ。』」

「『ふーん…、イブキ。ジャパンって楽しいのか?マムがオレを行かせるか考え中らしいんだ。』」

 

ゴアが…そんなことを?

 

「『ちょっと!ジャック!?』」

「『食べ物は美味しいかな。寿司とか天ぷらとか…』」

「『おぉ!?ケーキ!あのケーキはあるのか?イブキが持ってきてくれた栗のってるケーキ!』」

「『あぁ…あれはモンブランだよ。一応本場はフランスとかイタリアだけど…』」

「『あれはイブキの手作りよ。』」

「『ん?そうなのか?ジャパンに来たらもっと作ってくれるのか?』」

「『時間があれば作るよ。』」

「『マム!オレ、ジャパンに行きたい!』」

「『えぇ!?そんな理由で…』」

「『マム、オレのこと心配してるだろ?1人にするのがどうとか、イブキとオレをどうとか…』」

「『ゴア…君は…』」

「『勝手にこの子を産んだのは私よ。確かに私の稼ぎとあんたの仕送りで生活には問題ないわ。でも…父親がいる幸せを知らないままというのはどうかと思ったの…私のワガママで産まれた子なのに…』」

「『…』」

「『だからこの子をイブキのいる所で数年預け…』」

「『マムもいなきゃ嫌だ!』」

「『ー!』」

「『…ジャックには父親が必要かもしれない。だが…ゴア。君も…母親も…必要なんだよ。』」

「『じゃあ、どうしろと…』」

「『君も俺の家で暮らせばいい!ちょっと騒がしい家だけど…絶対に不幸にはならないから!』」

「『イブキ…』」

「『そういえばイブキの家ってどんな家だ?』」

「『ジャックには狭いかもしれないな…ほら、ここだよ。』」

 

とりあえず、スマホの写真で…

 

「『おぉ!大豪邸だ!』」

「『ふふふ…懐かしいわね。よく遊びに行ってたわ。』」

「『…ゴア、言っておいてなんだが君の仕事はどうするつもりなんだ?』」

「『退職するわ。…とりあえず、ジャパンでまたトレーナーにでもなる。』」

「『早い判断だな…君なら余裕で出来るだろうけど。』」

「『あれ…じゃあ、今の家は…』」

「『無くなっちゃうわね。…それでもジャパンに行く?』」

「『行くっ!』」

 

いい返事なことで…

 

「…分かった、ピーチは…今フランスだからセイに連絡する。そこからどうなるかだな…」

「…そういえば、あんたの家って今は何人住んでるの?」

「俺入れて9人…先月、2人増えた。」

「で、その内あんたの子供は?」

「ソラとドラ、メロン、グレープ、アップルがトレセンの寮にいるから4人だな。」

「いたら9人か…あんた、よく私に仕送り出来てたわね。」

「…」

 

俺の給料はローンと家の生活費(食費や電気代、子供たちへの娯楽品etc…)、オグリやゴアへの養育費、担当ウマ娘の消耗品でほぼ無くなってるとは言えないな…残った分は自分の昼飯と趣味のスイーツ作りで消えるし。まぁ、飲みに行く時はピーチかキタサンが出してくれるし問題ない。だけど…来年にはネイチャとの子供も増えるんだよな…出産するのにさらにお金が…まだ俺個人の貯蓄があるとはいえピーチらにバレる訳には…。

 

「…イブキ?」

「…あぁ、担当がG1を勝ってくれてるからな。とりあえず、ソラの所に行こうか。」

 

ーーー

 

「ソラ兄~♪」ダキッ

「アップル、よく頑張った。よく勝ってくれた。」

「えへへ…もっと誉めてよ!ピーチママやメロン姉と同じくアメリカで勝てたんだよ!」

「本当によくやった。…僕の自慢の妹だ。」

「ふふーん♪これなら『BCクラシック』に出ても問題ないよね?」

「僕はマルシュロレーヌが勝った『BCディスタフ』がいいと思っていたが…分かった。そっちで登録しよう。」

「ソラ兄!大好き♪ん…」

 

チュゥ

 

あぁ…、僕の口に何か柔らかい感触…じゃない!?コイツ…、キングさんに捧げるつもりだったのに!!

 

「こらっ!僕たちは異母とはいえ兄妹だろ!」

「いいじゃんいいじゃん!ここはアメリカだよ!チュゥが挨拶だよ!」

「唇にする挨拶があってたまるか!ったく、こんな所誰かに…」

 

「ソラ?アップル?何をしていたのかな?」

 

げっ、親父だ。タイミング悪っ!てか、何でここにいやがる。

 

「うるせぇよ、お前にだけは言われなくねぇよクソ親父!」

「いや、これは見過ごせない!ソラ、君は普段アップルにどんな指導をして…」

「普通にトレーニングだけに決まってんだろ!親父こそ、何で見にきてんだよ!イクイノックスの方はいいのか!」

「秋に向けて休ませてるよ!そしたら、理事長がその間に数十年貯めた有給使えって言われたから使ってんだ!!」

「ならお袋とずっと家にいればいいだろう!」

「ずっとキウイの世話してたよ!そしたらセイがキウイ取られた、とか言って追い出されることになったんだよ!」

「だからってわざわざアメリカまで来るか普通!」

「アップルが走るなら行くだろ普通!」

 

「はい、ストップストップ。」

 

…誰だこの栗毛の美人?…子供がいるってことは…親父の知り合いか。

 

「あんたは…」

「イージーゴア…イブキの愛人、ってところかな。」

「いや、言いか…」

「まだ手を出してる人がいたのかよ…!」

 

神様、僕は前世で何か悪いことをしましたか?何でこんな親父から僕が生まれたのですか?

 

「じゃあパパ、その子は私の弟になるの?えーと、ハロー!」

「ハロー!アーユー、ブラックアップル?イブキドウター?」

「ドウタ?…えーと、何て言ってるの?」

「俺の子かって聞いてるよ。イエス、シーイズブラックアップル。アンド、ヒーイズソラ。ボスアーマイチャイルド。」

「オゥ…ネメリー、マイブラザー?」

「イエス。」

「ファ◯ク!」ゲシッ

「ホワイ!?」

 

…親父を蹴ってやがる。まぁ、当然だろ。

 

「えーと、名前は何?」

「あぁ、ジャックだよ。今は小学生だな。」

「ゴートゥーヘル!」ゲシッ

「パパ…嫌われてるね。ジャック、アイムアップル。ナイストゥミートユー。」

「ナイストゥミーユートゥー!」

「とりあえず、近いうちにあの家で暮らすことになるから。」

「…オグリさんもそのうち来そうだな。」

「考えさせないでくれ…今の状態からオグリの食費が増えたら…俺の稼ぎでは養えない…」

「養うつもりでいるのがパパらしいね…」

 

損な性格だなクソ親父。…にしても…

 

「…?」

 

弟が増えた…しかも、外人か。僕は英語喋れるけど…ウミたちと上手くやれるのか?

 

「ヨロシクナ、ソラ!」

 

…日本語を喋っているだと!?うん、これは絶対上手くやれる!そうに決まっている!




おまけ(現在のイブキ家の住人)

イブキ…家主。稼ぎはかなり多いものの生活費や養育費により給料は毎回消えている。休日も家族サービスに費やしており、自由はほぼ無いが…本人は幸せそうだ。

ラウンドピーチ…正妻。最近は担当外のウマ娘の指導も増えて多忙となっており…なかなか家に帰って来ることはない。帰ってもほぼ眠るだけの生活となっていて、家族と喋れる時間が無いのが悩み。現在、キングリアと共にフランスへと遠征中。

セイウンスカイ…愛人1。基本的に家にいて、全ての家事を行っている。休日には家族で釣りに行き、その場でお刺身を振る舞ったりもする。最近、キウイスカイを出産した。

キタサンブラック…愛人2。ラウンドピーチ同様に仕事が多忙で家に帰って食べて飲んで寝るだけの生活なっているが…イブキがいればうまぴょいする。また、結構な酒豪でお酒だけが入った専用の冷蔵庫がある。

ナイスネイチャ…愛人3。ラウンドピーチの誘いもあり、娘共々イブキ家で暮らすを決意した。昼はセイウンスカイと共に家事を行い、夜は自身のスナック店を開いている。現在、イブキとの子供を妊娠中。

イージーゴア…愛人4。母が亡くなり、アメリカでの未練も無くなったため日本に行くことを決意。ブラックアップルの『BCクラシック』出走が終われば息子共々引っ越すとのこと。

リク…イブキとラウンドピーチの息子。最近は部活(サッカー)に熱中しており、河原で必殺技の練習をしている。ポジションはDF。

ウミ…イブキとセイウンスカイの娘(人間)。末っ子だったがマロンネイチャにキウイスカイと家族が増えたため、お姉ちゃんらしくあろうと振る舞っている。

マロンネイチャ…イブキとナイスネイチャの娘(ウマ娘)。最初はイブキを警戒していたものの…手作りのモンブランにより懐柔された。以降はイブキの帰りを出迎えている。

キウイスカイ…イブキとセイウンスカイの娘(ウマ娘)。命名はソラ。家族全員から大切に可愛がられている。

ジャック…イブキとイージーゴアの息子。周りには穏やかで優しい子と評されているが…父のイブキには攻撃的。しかし、マロンネイチャ同様にモンブランで懐柔される。現在、日本語を勉強中。


ソラ、オウゴンドラゴン、メロンスカイ、グレープスカイ、ブラックアップル…トレセン学園の寮暮らし。

ーーー
▼ブラックアップルのデータが更新されました。
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