逃げか?差しか?その判断こそが大きな隙だ!   作:アマノジャック

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今日はマイルCS。ウォーターリヒト、ガイアフォース、トウシンマカオ、マジックサンズ…推したい子が多すぎる。

2着にガイアフォースで…3着にウォーターリヒト!本当に頑張った!

トウシンマカオ引退か…NHKマイルCからずっと応援してたよ。お疲れ様。種牡馬として頑張って。


トリックスターは語りたい10

「「いってきます。」」

「いってらっしゃい。」

 

イブキさんとピーチちゃん、2人の声から玄関から家へと響く。それと同時に階段からドタドタとした音が聞こえた…子供たちの起床だ。

 

「あぁ…今日も父と母に『いってらっしゃい』を言えなかったか…」

「まぁ、あの2人は早いからね~…夕方に挽回すればいいよ。」

 

見送れなかったことに落ち込むドラちゃん。こういうところはイブキさんそっくりかも。

 

「ママ!今日の朝ごはんは?ホットケーキ?杏仁豆腐?メロンパフェ?」

「朝からそんなのが出るわけないでしょ…パパが作ったプリンが冷蔵庫にあるけど帰ってからのオヤツだよ。楽しみにしておいて。」

「わ~い♪あざまる水産↑ふぅー↑」

「ご飯は自分で入れてね。」

「おけまる水産!」

 

メロンちゃんはイブキさんの作るお菓子が好きなようだ。ところでその喋り方って学校で流行ってるの?注意した方がいいのかな?

 

「まま…おはよ…」

「はい、おはよう。グレープちゃん、まだ眠い?」

「…うん。けど…寝たらもう起きれない…」

「食べた後に目を瞑ってるだけでも違うからそうしてみる?」

「してみる…」

 

グレープちゃんは私に似たのかな?よく寝る子らしく…幼稚園でも1人になると寝てしまい、周りの子たちも真似しだすのだとか…

 

「母さん、納豆ってまだあった?」

「まだ2パック冷蔵庫に入ってるよ。お母さんが取った方がいい?」

「いや、これくらいは自分で取るよ。」

 

最後にソラ君。しっかりした子であまり手がかからないのに寂しさを感じます。

 

「うぇーい↑ソラ兄、ドラ姉!いこいこ!」ぐいぐいっ

「メロン、引っ張るな…」しゅるっ

「そういうドラも僕に尻尾を巻き付けないでくれ…」

 

「みんな、いってらっしゃい。」

「いってら…」

 

朝のご飯が終わり、小学校へと向かう3人をグレープちゃんと一緒に見送った。そして、グレープちゃんはソファーへと座ると眠り始める。それじゃあ、そろそろ行くとしますか。

 

「ブラックちゃん、起きてる?」

「は…♡はぃ…♡」

 

イブキさんの寝室へと入ると…裸のブラックちゃんが地上に釣られた魚の如く、ベッドの上でピクピクと跳ねていた。昨日も激しかったようで何よりだけど…今日は平日だよ?

 

「そろそろ行かないと遅刻するけど?」

「……はっ!すぐに準備します!」

「朝ごはんはテーブルの上に置いてあるから…持っていって食べれそうなタイミングで食べて。」

「いつもありがとうございます!いってきます!」

 

ブラックちゃんは仕事モードに切り替えると、雑にティッシュで股間を拭き、スーツを着始める。そして、寝室を後にしたので…窓を開けて外の空気を入れておく。続きはグレープちゃんを送っていった後かな。

 

ブラックちゃんが家を出て、最後に起こしたグレープちゃんを幼稚園へと送った後に自分の朝ごはんを食べる…これが今日の私の朝にあったことだ。

 

………

 

「わぁ…凄く濃い朝だったんだ…」

「慣れれば…って言いたいけど、今日に限らず普通に疲れる毎日だよ。」

「スカイさん、本当に凄いよ!カレン、ここまで出来ないし…」

「ここまでする家庭もそうそう無いと思うけどね~…それより、プリンはどう?」

「久々に食べたけど美味しい♪相変わらずお店出せそうなレベル♪」

 

今日はカレンが遊びにきていた。予定していた仕事がキャンセルとなり…暇になったらしい。といってもそれでいきなり家に押し掛けた訳ではなく、前日に言ってきたので普通に歓迎した。冷蔵庫にあるプリンもイブキさんにお願いしたものだ。

 

「それにしても、ストレス溜まってそうな割にはスカイさんってお肌艶々だよね…羨ましい…」

「うーん、カレンも綺麗だと思うけど?私はやっぱり週3日くらいの夜の営みかな…♡」

「3日くらい!?」

「カレンはどうなのどうなの?」

「う…!そのぉ…」

 

珍しく顔を赤くするカレン…可愛いな。まぁ、イブキさんみたいに他にそんなこと出来る相手がいる訳じゃないし…週7日だとしても驚かない。

 

「さ、最後にシたのは…2週間くらい前かな?」

「…え?」

 

流石に少なくない?」

 

「いや、週3日もシてるスカイさんが異常だからね!?」

 

声に出ていたようだ。…3日も、ってことは…多いってこと?

 

「いやいやいや!確かに私は3日だけどイブキさんはピーチちゃんとブラックちゃんもいるからほぼ毎日だからね!」

「毎日っ!?何でそんなことが出来るの!?イブキさんって本当に人間なのですか!?」

「あー、確かイブキさんのお母さんはウマ娘とか聞いたけど…」

「それと性欲ってあんまり関係ないと思うけど!?はぁ…」

 

カレンが溜め息をつき、机へと突っ伏す。

 

「カレンってもう魅力的じゃないのかな…」

「そんなことないって…今から私とシてみる?」

「………はい?」

「大丈夫大丈夫。イブキさんとシない日はピーチちゃんやブラックちゃんで宥めているし、必要な道具は大体あるから…」

「ストップストップ!ちょっとカレンの理解が追い付かない……え?スカイさんってそっちもいけるの?」

「うん?そうだけど…?」

「…倫理観壊れました?」

「???」

 

カレンが見たことない驚愕な顔を見せるけど…そんなに変かな?というかさ…

 

「『イッシン』さんからは誘ってこないの?」

「うぅ…毎回毎回カレンからだったの。たまに来たなと思ったらアイリお姉ちゃんに言われたからだったり…」

 

イッシンさんはアイリちゃんの弟でイブキさんとは中学時代からの友達らしい。まぁ、連絡を取ったのはアメリカから帰ってきた時のが最後らしいけど。

 

「そうだ!閃いた!」

 

突然にカレンが立ち上がる…どうするつもりなのだろうか?

 

「壊せばいいんだよ…お兄ちゃんの倫理観を!」

 

カレンが見せる小悪魔的な笑顔…絶対にろくでもない考えなのは予想できた。




明日も投稿します。
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