メンバーとその恋人たちのバレンタイン (ネタバレ注意!)
どうも私、山吹沙綾です!今日は大好きな未来君にチョコレートを渡していつも家の仕事や勉強を手伝ってくれてありがとうっていう日です。あとそれだけじゃなくてその、もっもちろんその・・・あっ愛してるって伝える日です・・・。///
あっ学校ではもちろん未来先輩って呼んでますけど付き合い始めてすぐに「恋人なんだから未来って呼んで」って言ってくれたんです!家では家族がからかってくる(主に母さん)のでリサ姉さんに未来君の好みを教えてもらうと同時においしいチョコ菓子の作り方教えてもらいました。リサ姉さんたら「私もちょうどあの子とRoseliaの皆、それから彼の分も作ろうと思ってたし何なら一緒に作ろうか?将来の妹と一緒に作れるわけだし☆」って言ってくれたんです。
ただ克己先輩の分を作るのに有咲、英治君と日菜先輩に作るのに紗夜先輩と私含めて三人同時に教えていたんです。なんか、悪いことしちゃったなぁ。
ウキウキ気分で鼻歌を歌って学校に早く着いて欲しいって思いながら私は、花咲川学園へと急ぐ。いよいよお昼休みポピパの皆には先行ってもらって私は有咲と一緒に二人がいる2年A組へと向かう。そして教室の前に来たわけだけど…。
「おっおい。沙綾、先に行けよ」
「えぇ!そんな有咲が先に行きなよ。」
「いやっ、沙綾。気、遣うなよ!お前の悪い癖だぞ!」
「有咲には思いっきりの良さが大事だと思うよ!訓練だと思って。ネッ?!」
「・・・なぁ。」
「何…?」
「ひょっとして私たち、ビビってる?」
「うん…。相当ビビってる」
どうしよう!よくよく考えたら私たち二人、チョコの形も箱もばっちりハート形なんだった!!///何やってんだろう恥ずかしい!!
「どうしたの?教室の前でおろおろして?」
「あなたたち、それって・・・」
声のする方向を向くとそこにはよく知っている人がいた。
「「花音先輩に千聖先輩!」」
「それってバレンタインのチョコだよね?」
そうか、二人も2年A組なんだ!
「沙綾ちゃん。克己君は教室にいるけど未来君なら最近は生徒会室で仕事をしながら食べているんじゃないかしら?」
「「えっ?」」
てことは私はわざわざ多くの人がいる前で呼び出さなくてもいいと。
「おっおい。沙あ「ごめん、有咲!」
私は速攻で生徒会室に向かう。
「あっ!ちょっ、ちょまま〜!」
ごめん、有咲!でも私だって恥ずかしいのは嫌だもん!今度和菓子奢るから許してぇ!
生徒会室に辿り着いた私は三回ノックをし「失礼します」と言ってから入る。
「あれ、沙綾?どうかしたの?」
そこには未来君一人しかいなかったが念のためだ。
「未来先輩、今は一人?」
「うん。皆が早く帰れるように今のうちにできることはやっておこうと思って」
はにかみながら答える未来君。優しいけどとびきりのシャイだ。そんな彼がたまらなく愛おしい。私は意を決して言う。
「未来先輩。ううん、未来君。今日は何の日か知ってる?」
「えっ?・・・あっ!バレンタイン!!」
「ふふっ。正解だよ。だからはい、チョコレート。張り切ってハート型にしちゃった///」
「えへへ。ありがとう、沙綾///」
「あっ。もう一つ渡したいものがあるんだった」
「えっ?なになに?」
「それはね・・・」
私は両手で彼の顔を包む。もうこの動作で彼は次に起こることを悟り顔を赤く染めている。私の贈り物を受け取るために彼は私の顔にゆっくりと自身の顔を近付けた。
私は市ケ谷有咲だ。今日はその俗に言うバレンタインデーっていうやつでそのポピパの皆以外にもアイツにチョコを作ってきてやってた。
かっ勘違いするなよ!別に幼馴染だからだとか恋人だからとかいう理由で普段はしない料理をリサさんに教えてもらったとか七菜さんにどういう風に渡せばいいかとか相談したわけじゃないからな!ホントだからなっ!う~っ、だからそんな生暖かい目で見るなぁぁぁぁ!!
というわけでいつも通り香澄と一緒に登校しているわけだが香澄のやつ妙にニヤニヤしてやがる!
「おい、香澄」
「なぁに、有咲ぁ?」
「そのニヤニヤやめろ」
「えぇ~。別に私ニヤニヤなんかしてないよ~」
「だぁー!明らかにしてんだろうっがぁ!たくっ婆ちゃんといい、リサさんといい、お前といい何でそうからかってくるんだよぉ!」
というわけで学校に着いたわけだが朝っぱらから疲れた。
そしてようやく昼休みになり沙綾と一緒にアイツらがいる教室に向かう。歩きながら手提げ袋の中を覗く。黄色のリボンが付いているピンクのハート型の箱。その中にはハートに形作り「Happy valentine mylover!」とチョコペンでメッセージを書いたチョコ味のカップケーキが入っている。少し恥ずかしい気もしたがこうでもしないと普段思ってること口にできねぇしそれにアイツの喜ぶ顔が何よりも楽しみだったから。///
そして教室に着いたわけだがハート形のチョコをしかも大勢の人がいる前でアイツを呼んで渡さなきゃいけないって思うとめちゃくちゃ緊張してきたので沙綾に声をかける。
「おっおい。沙綾、先に行けよ」
頼む、沙綾!お願いだから「私が行く」って言ってくれ!
「えぇ!そんな有咲が先に行きなよ。」
マジかよっ!いや、まだだ。こうなったらとことん粘ってやる!
「いやっ、沙綾。気、遣うなよ!お前の悪い癖だぞ!」
「有咲には思いっきりの良さが大事だと思うよ!訓練だと思って。ネッ?!」
おいおい、まさか。
「・・・なぁ。」
頼むよ、違うって言ってくれ!
「何…?」
「ひょっとして私たち、ビビってる?」
お願い!
「うん…。相当ビビってる」
あぁ!そうだよな!沙綾もハート型だし同じ状況なんだから当たり前だよな!
「どうしたの?教室の前でおろおろして?」
「あなたたち、それって・・・」
んっ?誰だって思ったら
「「花音先輩に千聖先輩!」」
「それってバレンタインのチョコだよね?」
そうか、そういや二人も2年A組だった!
「沙綾ちゃん。克己君は教室にいるけど未来君なら最近は生徒会室で仕事をしながら食べているんじゃないかしら?」
「「えっ?」」
はっ?えっ、今なんて?克己はいるけど未来はいない?嘘だろ…。
「おっおい。沙あ「ごめん、有咲!」
沙綾は速攻で生徒会室に向かう。
「あっ!ちょっ、ちょまま〜!」
「ふぇぇ!有咲ちゃん、落ち着いてぇ!」
ちくしょう!私の体力じゃ沙綾に追いつけるわけがない!行くしかないのか?!私一人で?!
「あぁ、有咲ちゃん?私が克己君を呼んできましょうか?」
「えっ?いいんですか、千聖先輩!」
「えぇ。なんとなく躊躇する理由もわかるし困っているようだからね」
「あっありがとうございます、千聖先輩!このお礼はいつか必ず!」
「そんなお礼なんていいわよ」
よっしゃ!これで恥ずかしい思いせずに済む!
「有咲、呼んだ?」
「うわっ!急に目の前に現れるなよ。びっくりするだろ!」
「なんじゃそりゃ?でっどうかしたの?」
「ちょっとこっち来い」
「わっ分かった」
人気のない場所に移動すると恥ずかしさで変なことを言わないうちにとっとと本題を伝える。
「ほらっ今日バレンタインだろ?だからそのっお前が欲しいっていうんだったらチョコやらなくもないぞ///・・・」
「なんでそんな上から目線なんだよw。でもありがとっ。嬉しいわ」
「そっそうか。嬉しいのか・・・!それなら手作りした甲斐があった///」
「んっ?なんか言った?」
「なっなんでもねぇ!///いいか!ちゃんと味わって食えよ!///」
「うっうん」
「じゃぁ私行くからな!///」
その日の晩にアイツから電話が掛かってきて「料理に慣れてない中、手作りのチョコありがとう。とっても優しい味がして有咲の想い、心から伝わってきた///。本当に愛してるよ」と言ってきやがった。///
その言葉に私は悶絶すことになった。バカ!///
どうも皆さん、氷川紗夜です。今日はバレンタインデーですのでいつも私を支えてくれている英治君にチョコレート送ることにしました。こう見えて私は彼とはお付き合いさせて頂いていますのでその、普段は照れて言えない気持ちを正直に伝えてみようと思いまして。///
もちろん、日菜にも一歩を踏み出すためにも朝のうちに渡してしまいたいと思います。
「日菜、入るわよ?」
「おねーちゃん!どうしたの?」
全くこの子は目をキラキラさせて…。もう、しょうがない子ね。
「これ、バレンタインのチョコよ。今井さんと作ったものだから味は大丈夫だと思うけど」
「おねーちゃん・・・!るるるんってきた!おねーちゃん、ありがとう!大好き!」
「子どもじゃないんだからくっつかないの!もう・・・」
「開けてもいい?」
「好きにしなさい」
「じゃぁ開けるね。さぁて何が入ってるのかな~」
喜んでいる日菜の姿を見て思わず微笑む。
「おぉ!これベイクドチョコだよね?初めてにしては挑戦したね!」
「今井さんが張り切ってしまって・・・」
「そうなんだ。確かにリサちーなら張り切りそうだよね〜。人に教える時。さて一つ食べてみよう。いただきまーす!」
いくら今井さんに教えてもらいながらレシピ通り作ったとはいえさすがに不安があった。だけど。
「おねーちゃん!これ、るんってするほどおいしいよ!きっと英治君も喜んでくれるよ!」
そういってくれたので自信が持てた。日菜がそこまで言うということは成功の証ですから。
さて英治君とは今日、circleで一緒にギターの練習をする日なのでその時渡しましょう。
「氷川さん…。その、何か…いいことでも…ありました?」
教室に着くと白金さんにそう聞かれた。雰囲気に出てたかしら。気を付けないと。
いよいよ放課後。彼より一足先にサークルのスタジオに入り機材の準備を進める。渡した後はすぐに練習しますから。
「紗夜さん、すいません。準備までしてもらっちゃって」
「いえ、いいんですよ。英治君、練習に入る前にこちらを」
「えっ、ひょっとしてバレンタインチョコですか?ありがとうございます!後で食べて感想伝えますね」
私の性格を理解して何だろう。すぐに練習に取り掛かろうとしてくれたのは。最初はその気でいたが私も女だ。愛する人にバレンタインチョコを渡したらすぐに食べてほしくなったし感想をすぐに聞きたかった。
「英治君。その、もしよければ今すぐ食べて感想を聞かせてくれないかしら?///せっかくのバレンタインなんだしたまにはいつもより開始時間を遅らせてもいいんじゃないかしら?///」
「えっ。///わっ分かりました!いただきます」
日菜のお墨付きとはいえ少し緊張する。おいしいって言ってくれるかしら?
「紗夜さん、すごくおいしいです。紗夜さん、これから毎年、僕にバレンタインチョコをくれますか?///」
彼の顔は真っ赤だった。きっと私の顔もそうだろう。私は当然この言葉を彼に伝える。
「あなたが望む限り///」
どうも~。超絶美少女の青葉モカちゃんです~。モカちゃんは今彼氏のたっちゃんと一緒に山吹ベーカリーに来ていま~す。Afterglowのみんなとたっちゃんとその弟の桜君は幼馴染であたしの美貌でたっちゃんを堕としたのです〜。
「なぁ、モカ。別にバレンタインでお前が俺にチョコとかパンをくれと言うのはいつものことだからいいんだが本当に山吹ベーカリーのパンを好きなだけ奢るでよかったのか?」
「ちっちっち、甘いよたっちゃん。モカちゃんはたっちゃんとこうして短い時間でも一緒にいられるだけでも幸せなのです。だからたっちゃんは自分の財布だけ気にしていればいいのです」
「あはは。はいはい、わかりましたよ。まったく」
そう言ってたっちゃんはあたしの頭を撫でてくれた。たっちゃん、気付いてる?あたしね、そういうたっちゃんのストレートなところ、大好きなんだよ。いつもの調子が狂っちゃうけどたっちゃんにそうされるともっと甘やかして欲しいってそう思えるんだよ。
「モカ、決まったか?」
「うん!」
こうして山吹ベーカリーを去った私たちは家へと変える。たっちゃんがうちの玄関前まで送ってくれる。
「じゃぁまた明日、学校行くときにな。迎えに行くから」
「たっちゃん、ちょっと待って!」
「?」
私は家に入り冷蔵庫に向かう。溶けちゃいけないと思って冷蔵庫で冷やしておいた手作りチョコがある。台所へ行くとママがまだかまだかと待ち構えていた。
「モカ、たっくん待ってくれてる?」
「バッチグー」
「よーし、行っておいで!」
たっくんに早く渡したい。急いで靴を履き玄関を開ける。しかし靴がうまく履けていなかったのか躓きそうになる。たっちゃんが間一髪抱きしめる形で私を助けてくれた。かなりドキドキした。だけどたっちゃんには時間がない!あたしはちゃんと伝える。
「たっちゃん、いつもありがとう。これ、バレンタインチョコなんだ~。本当に恋人なのに恋人らしいことしてあげられなくてごめんね」
「モカ。俺はモカが恋人としてそばにいてくれるだけで嬉しいんだよ。だから俺といる時はさ、気を遣わないでさ、自分らしくしていいんだよ」
「///」
本当にずるい人。あたしの恋人は。///
どうも私、松原花音です。今日は恋人の桜君と水族館に来ています。バレンタインチョコもそこで渡そうと思ってます。
「桜君、クラゲさんって本当に可愛いよね」
「うん。花音とクラゲって似ているよね。クラゲには毒があるけど。フワフワしていて可愛くて」
「もう。///カッコつけたこと言っちゃって」
「恋人の前でカッコつけるくらい普通にするよw」
「そういうところが大好きなんだけどね」
「「うふふ」」
お互い顔を見合って笑う。付き合い始めて三年。本当に色んなことがあったけどお互いを支え合ういい関係を築けていると思います。
「桜君、これ」
「んー?チョコレート?」
「うん、だって今日はバレンタインだよ?」
「あっそうか。もうそんな季節になるんだ」
「うん、あっという間だよね」
「花音」
甘い声で彼に名前を呼ばれる。それは二人だけの特別な合図。幻想的な水族館の照明に照らされながら私たちはお互いの愛を伝え合った。
どうも白鷺千聖です。私は今彼にチョコを渡すために彼の自宅に来ています。彼の両親は自宅に基本いませんし、ましてや夜ともなれば例えいたとしても寝ていますから。ハルには予めメールでこの時間に来ることを伝えていたので電話すると「ちょっと待ってて」と言われたので待つこと数秒。愛しの彼が玄関から出てきてくれた。
「遅くにごめんなさい。今日中にでもどうしても渡しておきたくて」
「ううん、なんもだよ。わざわざ仕事終わりにありがとね」
彼の優しさに触れ仕事の疲れも吹き飛んだ。
「じゃあごめんなさい。そろそろ行くわね」
「うん、気を付けて」
彼と口づけを交わしても夜の暗闇が隠してくれる。
あぁ、スケジュールや仕事に縛られずにいつまでも一緒にいれたらいいのに。
私は急いでマネージャーの樋口さんが待つ車に乗り込む。樋口さんが気を利かせてくれて車の窓を開けてくれた。お互いに手を振って私は彼が見えなくなるまでずっと窓を見つめていた。
「すいません、彼の家に寄ってもらちゃって」
「ううん。千聖ちゃんがわがまま言ってくれるようになったから私的には全然ウェルカムなんだよね〜」
「でも本当にすいません。大丈夫ですか?」
彼女が運転している車は会社のものだ。会社のものを私用で使ってしまったらバレた時に彼女が危ない。
「別に気にすることありませんよ。あの事務所ですし。もう結婚して旦那も働いてますから」
「樋口さん、辞めないでくださいよ?」
「ふふっ、大丈夫よ。小さい頃からあなたのマネージャーやってるしパイプも広いのよ。それに千聖ちゃんと彼の結婚式の仲人をするためにもあなたからは離れられません♪」
「もう樋口さんったら」
「さぁ家に着いたわよ。明日は六時に迎えに行くから」
「分かりました。それじゃお疲れ様でした」
車から降り家に入る。女優、アイドルとしての仮面を外す。いや、幼馴染の彼といる時はいつも外れてるからもうとっくに外れてるかも。
その日は学校の課題も特になかったのでシャワーを浴びて眠った。
後日、彼からメールで「忙しいのに手作りありがとう」と送られてきた。もう///。
最後雑になりすいません!ただ花音と桜が一番少ないのはこの二人だけ他のカップルより付き合いが長いのであえて長くしなかったんです。
それでは!