特急「雷鳥」殺人事件   作:新庄雄太郎

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三章 事件の足取り

寝台特急「北陸」は、6時33分に到着した。

 

「金沢から輪島へ行くには、七尾線に乗らんなんな。」

 

「ええ。」

 

「でも、時間はまだあるからな。」

 

「ええ。」

 

うどんを食い、急行「能登路1号」に乗る、輪島に着くのは10時16分、2時間で程掛かる。

 

「被害者は、これに乗って輪島へ行ったのでしょうか。」

 

「と言う事は「北陸」と「能登路」を乗り継いで輪島へ行った事になりますね。」

 

「うん。」

 

10時16分、急行「能登路」は輪島に到着した。

 

「ここが、現場だ。」

 

と、南は言った。

 

南と香澄は、捜査本部がある所轄の所轄の輪島警察署へ向かった。

 

「どうも、輪島署の倉本です。」

 

「鉄道公安隊の南です。」

 

「輪島署では、扼殺と考えられますが。」

 

「恐らく犯人は、首を絞めた後に海に突き落として殺害したと私は思われるが。」

 

「なるほど、首を絞めて断崖に突き落として殺害した。」

 

「ええ。」

 

「ということは、犯人が輪島へ行ってそこから特急に乗ったって事は。」

 

「それも考えられるな。」

 

「ええ。」

 

「わかりました、早速県警本部に報告しておきます。」

 

「お願いします。」

 

石川県警では、絞殺とみて捜査をしているが不審者はいなかった。

 

4日後、富山で特急「雷鳥13号」の車中で東京在住の刺殺死体が発見された。

 

「えっ、大阪発の特急「雷鳥13号」の車内で。」

 

と、高山は驚く。

 

「被害者の免許証が、東京都瀬口 亮矢、わかりました早速捜査してみます。」

 

高山は、小海と一緒に捜査をする事になった。

 

高山と小海が調べた結果、被害者の瀬口は京都から雷鳥に乗った事が判明された。調べて見ると「雷鳥13号」は京都発は8時39分と確認した。

 

「瀬口は、京都駅で特急「雷鳥13号」に乗って富山へ向かっていた事が分かりました。」

 

「なるほど、何者かにナイフで刺して逃げたと。」

 

「はい。」

 

「それは考えられますわ。」

 

そこへ、南が輪島から戻って来た。

 

「班長、輪島で起きた被害者の女性は扼殺と判明しました。」

 

「そうか、やはり犯人は輪島と特急「雷鳥」の車中でナイフで刺され、何処かの駅で下車したって事も考えられるな。」

 

「ええ、考えられるわ。」

 

と、小海が言った。

 

「犯人は、富山か直江津で下車して特急に乗り換えたんじゃないのかな?。」

 

と、香澄は言う。

 

「ほう、そうか、犯人はそれを利用したんだ。」

 

「ええ、もし私の言う通りなら犯人は女性って事も考えられるんじゃないのかな。」

 

「ほう、そうか犯人が女性だったら犯行は可能ですね。」

 

「うん、もし香澄ちゃんの言う通りならその線で捜査してみるか。」

 

「ええ。」

 

 

 

 




そして、3人の中に犯人がいる

アリバイがあるのか、南と高山と小海は調べることにした。
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