僕のヒーローアカデミア~Re:ロボット軍団~   作:ディセプティコン大好き

11 / 14
今回はオリヒロイン(?)登場


11話

臨時休校の1日が終わって次の日

 

「あ、みんな、おはよ」

 

「おはよ緑谷くん」

 

「おはよ緑谷ちゃん」

 

「……霜降くん、来てないの?」

 

「あ、あぁ、まだ来てないんだ……」

 

「まぁ、昨日の事もあったし多分入院してるんじゃないかな…」

 

「……昨日の霜降くん、やっぱおかしかったよ…あんなに怪我してたのに笑顔作ってて、気絶したあとも笑ってたし」

 

「正直あれはビビったわ、気絶してるのに笑ってるってことあるんだな」

 

「なんか、変だよな霜降」

 

「……霜降」

 

??「アイムシンカートゥートゥットゥートゥ…アイムシンカートゥートゥットゥートゥ」

廊下思うからか歌のようなものが聞こえる

 

「歌?」

 

「聞いたことのない歌だね」

 

「……てか、なんか近づいてきてない?」

 

「誰だろう」

 

??「アイムシンカートゥートゥットゥートゥ…アイムシンカートゥートゥットゥートゥ」

その歌のような物を歌っている主は扉の前まで来た

ガラガラガラっ

 

「な?!」

 

「え?!」

 

「おま!」

 

扉が開くとそこには

 

「アイムシンカートゥートゥットゥートゥ……よぉ、首輪付き共」

霜降が居たが雰囲気と容姿が全く違っていた

髪の毛の色は薄い黒を含んだ白髪からオリーブグリーン

目の色も緑色で、そして特徴的なのは右頬

右頬には全裸の金髪の女性に体や目に当たる部分に鎖が巻き付けられているマークがある

そしていつもならキチンと着ている制服を着崩しており、目つきも鋭くなっている

 

「そ、霜降くん?!大丈夫なの?!」

 

「あ?何がだよ」

 

「な、何がって!二日前君脳無に!」

 

「あー、あれか、別にあれくらいの怪我、かすり傷にもならねーよ」そう言うと自分の席に向かい

「よっと」机の上で足を組み座る

 

「そ、霜降くん、君雰囲気……というか、君は誰?霜降くんじゃないよね……」

 

「俺か?俺の名前は『オールドキング』、ORCA旅団所属のリンクスだよろしくな」

 

「オールドキング……」

 

「ORCA旅団?リンクス?何なんだよそれって」

 

「あー、そうか、ここじゃオルカもリンクスも無いのか……ま、特別に説明してやるよ……オルカってのはマクシミリアン・テルミドールの野郎が作った反体制組織だ、んで、そのオルカの野郎共の目的はクローズプランを実行し、アサルトセルを掃討し人類を宇宙へ上げる事が目的だ……」

 

「アサルトセル?」

 

「ま、簡単に言えば宇宙に打ち上げて使う自律兵器だ」

 

「へぇー」

 

「んで、俺はそのうちのメンバーってことだ……次はリンクスについてだな……簡単に言えばがネクストっていうロボのパイロットだな」

 

「なるほど……でもなんでオールドキングさんが霜降くんの主人格になってるのですか?」

 

「今あいつは精神的に不安定なんだ、だから俺が主人格になった……それだけだ」

 

「精神的に不安定って!大丈夫なんですか?!」

 

「どうだろうな、まだ精神崩壊はしてないし……大丈夫だろ」

 

「大丈夫だろって!」

 

「それより、お前らそろそろ席に着いたほうが良いんじゃね〜か?そろそろ来るぞ」

 

「来るってなにが?」

 

ガララ

 

「おはよう」

 

『相澤先生復帰早えええ!!!!』

 

「あんな怪我で動けるのか」

 

「先生!無事だったんですね!」

 

「無事言うんかなぁ、アレ……」

 

「俺の安否はどうでもいい、それに戦いはまだ終わってない」

 

「戦い?」

 

「まさか……」

 

「またヴィランがーー!」

 

『クソ学校ぽいの来たーー!!!』

 

「雄英体育祭?」

 

「霜降…ってお前今オールドキングだったな」

 

「あぁ、んで何なんだその雄英体育祭って」

 

「雄英高校で行われる体育祭なんだ、昔あったオリンピックに代わるほど大盛りあがりするんだ!」

 

「へぇ〜……」

 

その後先生達の説明によると雄英体育祭はヒーローがスカウト目的で観るものであり、ヒーロー科が活躍出来る場である

 

「(選んで殺すのが、そんなに上等かね?)」

 

放課後

 

「うぉぉぉ!戻ったぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

霜降人格復活!

 

「おかえり~霜降くん」

 

「なんかお前の中にいる人格多すぎて相手するの疲れるわ、急に暴れだすわ、数学の時めちゃくちゃ早口で何かを説明するわで、ホント疲れた」

 

「あー、なんか、ごめんちゃい!」

 

「やっぱお前なんか変わった?」

 

「気の所為気の所為!何でもないよ〜!」

 

『(霜降くんってなんか面倒くさいやつ?)』

そう思うA組面子であった

 

そして廊下を見ると

大勢の人がいる

 

「うおおお…何ごとだあ!?」

 

「出れねーじゃん!何しに来たんだよ」

 

「敵情視察だろ、ザコ」

 

「敵情視察ねー」

 

「ヴィランの襲撃を耐え抜いた連中だもんな、体育祭の前に見ときてえんだろ、意味ねぇからどけ、モブ共」

 

「へぇー、面白そうじゃん」

 

「知らない人の事モブって言うのやめなよ!!」

 

「噂のA組……」

 

人混みを掻き分け誰かが来る

 

「どんなものかと見に来たか…随分偉そうだな」

「ヒーロー科に在籍するやつはみんなこんななのかい?」

 

「あぁー?」

 

「へぇ、言うねー?君」悪い顔

 

「こういうのみると幻滅するな…」

「普通科とか他の科とかって、ヒーロー科落ちたから入ったやつ結構いるんだ…知った?」

 

「あぁ、知ってるぜ?」

 

「そんな俺らにも学校側はチャンスを残してくれている…体育祭のリザルトによっては、ヒーロー科編入も検討してくれるんだって…その逆もしかりらしいよ」

 

「……」黙る霜降

 

「敵情視察?少なくとも俺は、いくらヒーロー科いえ、調子に乗っていると足元ごっそり掬っちゃうぞつー…宣戦布告しにきたつもり」

 

「「「(この人も大胆不敵だな!)」」」

 

「ひ、ひひひ…きひひひひ…」

 

「ん?」

 

「アヒャヒャヒャ!アハハハ!宣戦布告とは!素晴らしい!そうこなくちゃ!!!!」

 

「そ、霜降くん!」

 

「良いだろう!受けてやろう!テメーも!お前ら全員!俺が全員を倒してやるよ!そしてテメーら教えてやる!どんなに頑張ったって!俺には勝てないってことをよ!キヒヒヒヒ!アヒャヒャヒャ!!!アハハハ!!ハハッ!ハハハハッ!!!」

 

「今年のヒーロー科って、こんなのしか居ないのか?」

 

「そ、それはね……」

 

「あー、でも…君は違うよ?」

ゆっくりと人混みに近づく

「君はここにいる人達とは全然違う……」

そしてその人混みの中の一人の腕を掴む

 

「へ?」腕を掴まれた少女は黒が入った紫色の髪の毛を持ち頭には柴犬のような耳を持つ少女

 

「あぁ…これが運命だと言わずに何と言うんだ?」引き寄せる

 

「え?え?」

 

「君と俺は多分ずっと昔から結ばれる運命だったんだ」

 

「あ、あの、良くわからないんですけど」

 

「わからなくてもいい、いつかきっと分かる日が来るから」

その場でその少女をリードしながらダンスをする

 

「えぇ、来るのかな……てか来てほしくないです!」

 

「霜降くん!ここは廊下だ!ダンスをするなら外でしなさい!」

 

「あ、いや、そこじゃないと思うけど」

 

「おっと、すまないな飯田くん、気分が高揚しすぎたよ」ダンスを辞める

「そういえば君の名前聞いてなかったね?もしよかったら教えてくれないかい?」

 

「え、えっとぉぉぉ……柴葉(しば)…って言います」

 

「紫葉さんか、いい名前だね…俺の名前は霜降真棟……これからよろしくね、紫葉さん」ギュッ

いきなり抱きしめる

 

「ひゃ!」そのまま緊張でガチガチに固まってしまう

 

「君のこと大好きだよ……殺したいほどにね」グググッ

抱きしめる力が強くなる

 

「え?」

 

「君を殺したくて殺したくて堪らないほど好きだよ」グググッ

 

「い、痛いです、離してください」

 

「おっとすまない、今ここで君を殺しても楽しみがなくなるからね、危ない危ない」ヘラヘラと笑う霜降

 

「怖いよ、君」震える紫葉

 

「あぁ、知ってる…だから」手を掴む

「俺のこと嫌いにならないでくれ」

 

「えぇ、ちょっと今のままじゃ無理かな?」

 

「なら、変わるよ、きっと……だからさ約束して」

 

「約束?」

 

「"僕"の目の前から、消えないっていう約束」悲しそうな雰囲気を醸し出す霜降

 

「……わかった、約束するわ……なら私からも約束していい?」

 

「ん?なに?」

 

「人前でこんな事しないでよね」

 

「……あ」

 

周りを見るとスマホでその状況を撮っている者や呆れた顔をした者、顔を真っ赤にし見惚れている者など沢山いる

 

「……わかった、それは絶対約束するよ」

「それじゃ、紫葉さん、また会いましょう」ニコッ

 

「え、えぇ、また今度ね?」

 

「バイバーイ」そのまま階段を降り帰路につく

 

「……変な子…けど、暖かかったな……」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。