黒き飛蝗は正義の証   作:白菜を身にまとった生命体

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怪物祭の暴走!それは女神の遊び!

「…怪物祭か」

 

「うん、簡単に言えば捕まえたモンスターと戦ったり展示したりする祭りだよ」

 

「…何故そんな危険なことを?」

 

「さぁ、ガネーシャ主催だからね」

 

「…そうですか」(祭りが好きな神とは言えデメリットがありすぎるが…祭りを楽しむより、何か別の目的があるのか…)

 

ヘスティアから怪物祭を聞いたベルは、興味と疑問を感じながらそう言う。

 

そして、広間に近づこうとした時、ベルはヘスティアを抱えて向かっていた場所と反対方向に向かって走り出した。

 

「ど、どうし」「舌を噛みますから喋らないでください、理由は後ろを見たらわかります」」

 

ベルがそう言った瞬間、後ろから白髪の巨猿 シルバーバックが追いかけてくる。

 

「どうやら、檻から脱走したみたいです…というか、何かに魅了されている?」

 

「魅了って…」

 

「まぁ、犯人は…」

 

ベルはそう言って、一瞬だけ路地裏から見えたフードを被った女性…いや、女神を見る。

 

「神様、あまり被害が出なくて目立たない場所ってありますか!」

 

「ダイダロス通りなら…!」

 

「なら案内お願いします!」

 

ベルは被害と正体バレを防ぐために、ダイダロス通りへ入っていく。

 

周りに住民はいたが、扉や窓を閉めている。

 

(避難しないか…しかし、通りというにはあまりにも複雑…まさに迷宮だな)

 

ベルはそう言って鉄格子で防がれた場所まで来ると、ヘスティアを下ろす。

 

「神様は待機しててください」

 

「分かった」

 

ヘスティアにそう言って、ベルは変身の構えを取る。ようやく追いついたシルバーバックはそれを見てたじろいだ。

 

そして、血が滲み出るように握りしめると

 

「変身ッッッ!!!」

 

ベルの身体が変化し、仮面ライダーブラックRXとなった。シルバーバックは咆哮を上げて殴りかかる…が、それは片手で受け止められ地面に叩きつけられる。

 

そして、ベルは大地を叩き跳躍し

 

「RXキックッッッ!!!!!」

 

シルバーバックを蹴り飛ばした。シルバーバックは民家を二つ破壊しながら吹き飛ぶと、そのまま息絶えた。

 

「神様、人気のない場所に隠れててください」

 

ベルはそう言って屋根を使い、広間へ向かう。屋根から見た広間では、植物モンスターが三体、狼モンスターが2体暴れていた。

 

すると、ベルは姿を変える。暗い緑から白と黒のロボットへと。

 

「ボルティックシューターッッッ!!!」

 

そして、ベルは手に小型の銃を持つと必殺の弾丸を放つ。それは、広間で暴れていたモンスターに当たると一瞬で塵と化し、魔石すら残らなかった。

 

ベルは誰かに見つかる前に、その場から去っていった。

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