仮説:禪院家には時代錯誤のレイシストしかいない   作:KJMPE

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クズの定義


紹介された「彼女」を見て、一瞬言葉を失って硬直した。8月の昼間であるはずなのに、この一帯だけ気温が下がったように感じる。さらには、周りの音が遠く、聞こえなくなる気がした。騒々しいセミの鳴き声に代わり、キーンと耳鳴りがする。

 

…というのは嘘で、沈黙は一瞬じゃなくてだいぶ長かった。音が聞こえなくなる云々も嘘だ。セミは今も鳴き続けているし、無風の自販機コーナーはとても暑い。そして実は意外と冷静だ。

 

「ちぇっ、全然表情(カオ)変わんねぇじゃん。あーあ、驚く顔見たかったんだけど」

 

本気で残念そうに顔を顰める先輩に対して、私はどう言葉を返せば良いのか。数秒悩んだ末に、小さく謝った。

 

《small》「すみません」《small》

 

「五条優です。悟がいつもお世話になってます、よろしくね。理央君」

 

私の謝罪を無視して____あるいは単純に聞こえなかったのか____「彼女」は隣にいる兄にそっくりな顔に笑顔を浮かべながら自己紹介する。よく見ると、目、鼻、口元、全てのパーツが五条(の悟)先輩に似ている。というかほぼ同じ顔だ。

 

五条家は倫理的にグレーなクローン技術に手を出すくらい跡取りに困ってるのか?とうとう人の道も踏み外したのか?と思ったが訂正。最初から倫理観などなかった。そもそも、五条優が後継者になれるのか疑問だ。この男尊女卑のとても狭い御三家社会において、当たり前だが女性は地位が低い。つまり地位が低くて可哀想な人(ちいかわ)ってコト…?

そして、その女性である先輩に社会的地位で負ける私の立場って…?どこ…?

 

割と洒落にならない冗談について考えるのはやめよう。生産性が無い思考とはまさにこの事。さして頭がいいわけでも、勉強ができるわけでもない私に、生産的な思考など無理だった。あえて突っ込まないが、早速の名前呼びが気になった。性格はさておきイケメンでモテる兄弟がいて、本人もかなりの美形。共学校にいたら同性に嫌われるタイプだ。あくまで個人の感想です。

 

ちなみに当校はれっきとした共学ですが先輩はハブられてません。むしろ、4人しかいない2年生の中心的存在かもしれない。同級生優しくてよかったね。後輩に厳しいけど。

 

そんな感じで、本当は今すぐ名前呼びをやめてもらいたいが、そんな事言ったら彼女の兄貴と変な前髪の先輩(ナイト?)にリンチされるのでやめます。

 

「はじめまして。禪院理央です。よろしくお願いします、五条先輩」

 

正直よろしくしたくない。というか1ミリも関わりたくない。顔を覚えられるのは勿論、会話するなんて論外。五条家の次期当主の1/2(仮)とか厄ネタでしかない。皆さんもよくご存知の通り、禪院家と五条家とあともう一つのナントカ家は仲が悪いんだよ。どこが先に相伝を出すか競って、結果はご周知の通り五条家が一抜けした。残ったうちとナントカ家____加茂家です____は両者、「あの家には負けたくない」と絶賛冷戦中。あとは醜い足の引っ張り合い。同級生に加茂さんが入ればもっと酷くなっていたことだろう。

 

さて、今そんなことはどうだっていい。「彼女」改め五条のハーフ、長いので厄ネタは笑顔のまま右手を差し出してくる。誰がどう見ても握手を求めているが、ここはスルー。私よくわかりませんと首を傾げて質問。

 

「何ですか、…あ、なんでしょうか」

 

相手が年上である事を思い出して後から敬語で聞き直した。危ない。脳内で厄ネタだの1/2だの呼んでるせいで、普通にタメ口で返してしまった。

 

彼女は一瞬真顔になった後、すぐに笑顔に戻って言った。

 

「何って、握手だよ。あ、もしかして嫌だった…?」

 

当然嫌だ。ただし本当に言ったら学内で自分の立場が消滅する。狭い社会どころか生徒全員顔見知りかつ寮生活なので、人間関係で詰んだら学校生活も詰む。かといって伝えなかったらこのまま握手されてしまう。それは嫌だ。厄ネタと握手なんてしたら厄がうつる。小学生の頃に流行った菌扱いと一緒だ。

 

というわけで、全力で困った顔を作って「握手したいけどできない人」をアピールする。さあ!これで好感度を下げてこの場から立ち去るぞ!

 

「すみません。()握手、というか人に触られる事が苦手なんです」

 

「そうなの?ごめんね、知らなかった」

 

知らなくて当然だ。初対面だし、1/2以外とは普通に握手するからね。謝罪の後にサラッと含まれた言い訳は見逃さない。

 

呆気に取られて間抜けな顔をした後、厄ネタはなんとなく悲しそうに目を伏せた。まるでアイドルに握手を断られたような表情。いや、後輩に握手断られたくらいで大げさな。そんなに握手したいなら隣にいる兄貴に頼もうぜ。絶対喜んでしてくれるよ。

 

ところで、誰も一人称に突っ込んでくれないので解説しよう。……誰に?

 

『私』。意識した訳でもないのに自然に身についた一人称。昔から「めっちゃ嫌われているのにそこそこ良い術式を持っている次期当主候補」様のライバル…というか禪院直哉(ドブカス)様以外の有力な次期当主候補、として周りの好感度を下げないように施された教育の成果だろう。あの人達には感謝している。おかげで成人した時偉い人に媚売るときに役立ちそうだ。高専を卒業したら家出して偉い人の秘書にでもなろうかな。

 

私個人としては、誰が次の当主になるかなんて心底どうでもいい。もちろん、私は論外。自分が当主になって御三家の無期限法外チキンレースに巻き込まれるのだけは御免だ。

 

そんなことになるくらいなら家出して国外逃亡したほうがマシ。どっか東南アジアの、フィリピンとか行こうぜフィリピン。例えばの話、もしも、万が一、億が一、ありえないが、私が当主になったとしたら、五条家の当主になった悟の方の先輩とバトることになる。高校の先輩と一族(分家も含めて総勢200名弱)をかけた腹の探り合い。負けたら全財産及び地位剥奪。勝ったら呪術界最強の称号がつく。期限はない。ルールもない。希望もない。何もない…

 

 

「そっか、残念。ごめんね、あと、優でいいよ」

 

いえいえこちらこそ。

 

「二人とも俺の事忘れてね?つーか理央、態度悪くね?あとさぁ、俺が世話になってるんじゃなくて俺達が世話してる側だっつーの」

 

蚊帳の外に置かれていた…わけではないが、珍しく黙っていた(話についていけなかったとも言う)五条さんちの悟先輩が強引に彼女と腕を組む。ちなみに、珍しいのは「黙っていた」ことであり、「腕を組む」ことが珍しいわけじゃない。それはいつも見てる。日本語って難しいね。

 

で、その五条の悟先輩は構って欲しかったのか、本当に私の態度に不満を感じたのか。多分前者ですね。彼は数秒考えてから煽るような口調で続けた。

 

「あ、まさか優に惚れた?一目惚れってやつ?まぁやらないけど」

 

それはない。絶対ないと言い切れる。たとえ先輩から土下座されても大金を積まれても厄ネタと結婚する気はない。もしありえるとしたら、政略的なアレが色々絡んだ生々しい結婚式になるだろう。ということは五条's悟先輩がお義兄さんになるのか?素直に嫌かもしれない。

 

あと、五条先輩に世話された記憶はない。勝手に存在しない記憶を捏造しないでほしい。そもそも、厄ネタはあまりに悟の方の五条先輩と似ていて恋愛対象として見れない。

 

「本当?ありがとう」

 

否定も肯定もしてないが、厄ネタさんは褒められた気になり、嬉しそうに笑う。うん、笑顔「は」いいね。人を馬鹿に笑う悟・五条先輩も見習ってほしい。爪の垢煎じて飲ませてやりたいくらいだ。でも、それで性格が治るなら今頃世界はもっとよくなってるだろう。

 

「すみません、あまりにも五条先輩とそっくりで驚いたので」

 

なんとなく私が厄ネタに惚れたような雰囲気になっているので訂正をしておいた。訂正は大事だ。特に相手が絶賛冷戦中の家の人間であれば。

たとえばうっかり五条悟先輩が、「この前禪院家の理央とかいうやつに会ったんだけど優に惚れててクソワロタwwww」とでも漏らせば____実際そんなことはありえないけど____「お宅の理央君がうちの優に熱烈に告白してくるんだ。一体どういう教育をしてるんだ。五条家を取り込むつもりか?ここは責任を取って当主が辞任を___」とか言い出しかねない。そして、当主は辞任せず私が処罰される。五条家の事だ、きっとそうする。

 

それともここは「あまりにも厄ネタ(優先輩)がビジンだったので」にすべきだったかな?

 

ちなみに、態度が悪いと言われる理由には心当たりしかない。まず間違い無く棒読み無表情のせい。言い訳をすると、表情を崩さないのは本家で生き残るための最低限のスキル、さらには棒読みも必須だ。動いてくれない表情筋が悪いとは言わない。だって表情は自分で変えるものだから。

 

それでも、せめて作り笑いくらい上手く出来たらなと思う。「分家の×××が。作り笑いも上手くできないなんて」と言ってた教育係のお局様を思い出す。正直小学生に聞かせる言葉じゃない。背景11才の私へ。今どんな気持ち???

 

「ホントに驚いてんの〜?目ぇ開くくらいしろよ」

 

いや、目を開いて驚いたならそれはそれで「わざとらしい」とか文句言うだろう。マジで面倒臭いねん。酔っ払いかな?

 

「すみません、善処します」

 

今日で何回謝ったのかな。食べたパンの枚数を覚えてないのと同じく、謝罪の回数も覚えてない。とりあえず反省していない時の常套句を返す。

 

「うわ、ムカつく、それ反省してない時のヤツじゃん。昨日体術と術式の同時使用の練習相手になってやったのに酷くね?」

 

なぜキレられたのか全くわからない。それと、昨日のアレは練習でもなんでもないただの一方的ないじめだよ。弱すぎだとかつまんねーわと笑っていた五条先輩の顔を思い出す。どうせ先輩が苦戦するくらいの特級事案なんてないですよ。

 

「昨日のはごめんね、痛かったでしょ。…悟、加減しなきゃダメでしょ、訓練であって実戦じゃないんだから」

 

見ていたのなら止めろよ。それとも話で聞いただけ?

 

「加減」。既に格下だと思われているのは当たり前。うん。だって私二級だもんね。先輩特級だもんね。文句言ったところで煽られるだけだもんね。

 

「えぇ、弱いそっちが悪いだろ、実戦だったら死んでるぜ、理央」

 

さいですか。別に私が死のうと先輩には関係ない。迷惑はかけな____嘘、1人消えた分、少し周りの人に任務が追加されるだけだ。夏油先輩あたりはショックを受けそうだが2、3、日経てば忘れるだろう。心配して鬱になってくれそうなのは同級生二人のみ。家の人間は論外。そもそも認知されてるのか怪しい。ついでに悲しい。

 

「それでも。悟がごめんね、理央君。お詫びに何か奢るよ」

 

眉を顰めた厄ネタさんが優しく笑いかける。横にある⚪︎achiyoの自販機に向き直り、黒い上着のポケットから高級そうな革の長財布を取り出す。学生が持っていいものじゃないですね。チラリと見えたのは万札数枚。未来の呪術界最強のハーフの月給はいくらなんだろう。あれれ〜?なんだか惨めになってくるぞ〜??いや、考えるのも馬鹿らしい。

 

「ありがとうございます」

 

遠慮せずに1番値段の高い500ml入りのカフェオレ____砂糖多め____のボタンを押した。

 

それを見た夢主さんはクスリと笑って呟いた。「甘党なんだね」

 

そして。こういう時に煽りを忘れないのが五条の悟の方の先輩だ。

 

「え、マジ?砂糖入れないと飲めねぇとか子供かよ」

 

ちなみに、ニヤけた顔で煽る五条悟先輩がコーヒーに溢れんばかりの角砂糖を入れようとして止められた事件はみんな知っている。

 

「すみません」

 

もちろん一ミリも悪いと思っていないし、実際悪くない。機嫌を良くした五条(悟)先輩はヒラヒラと手を振って笑った。

 

「じゃあ明日も練習相手になってやるよ」

 

もうお前帰れ。それか喋るな。

 

 

…と、突然後ろから出てきた夏油先輩が二人を呼ぶ。なんかぬるっと出てきたよな今。前髪はいつも通り変だ。

 

「悟、優。呼ばれてるよ。明日の任務の話みたいだ。…と、おはよう禪院、昨日は悟が悪かったね」

 

遅れて私に気づいたのか、手をあげて挨拶してくる。真っ先に昨日の事を謝ってくるなんてどこかの誰かとは大違いだ。爪の垢煎じて(ry

 

「そう?わかった。ありがとう、じゃあね、理央君」

 

歩いていく厄ネタさんの背にありがとうございました、と声をかけた。

 

__合同の任務ってなんだよ?__

 

__最初に向かった歌姫先輩と冥さんが2日経っても帰ってこないんだ__

 

__場所は?__

 

__静岡だったっけな__

 

__大丈夫かな、歌姫先輩と冥さん__

 

__あ?冥さんがいるなら大丈夫だろ__

 

_そうじゃなくてさ__

 

__まぁ、この三人なら平気だろ__

 

後ろでそんな会話が聞こえ、私は無言で顔を上げた。

 

普通に生活していると自分でも忘れそうだが、私は転生者で、端的に言えば未来を知っている。読んでから15年以上経った原作知識がどの程度正確かはこの際置いておこう。ぶっちゃけほとんど残っていない。詳しくは突っ込んじゃいけません。

 

高専に入学したとき、なんか見覚えある先輩だなーとか、闇落ちしそうな先輩だなーとか適当に考えていた。2ヶ月経ってようやく、原作知識の残りカスを絞って思い出した。どう見てもさしす組ですありがとうございました。

てことはもうすぐ過去編始まる?カイギョク編(漢字が思い出せない)が始まる?というより、なんか1人増えてるけどどうしたの?五条悟に妹なんかいたっけ?いたかもな…

 

ちなみに、救済の予定はありません。水の上を走るとかマジ理解できない。作品が違いますね。某忍者の世界に帰ってください。ふざけんな。人間の限界って知ってる?

 

原作を遂行する予定もない。というかその原作をよく覚えていない。おそらく転生者で救済厨であろう厄ネタは絶対に夏油先輩を助けようとする。もちろん、死ぬであろう誰かさんも。そして私も巻き込まれる。普通に嫌だ。

 

夏油先輩の闇落ちがなくなれば劇場版(0巻)が丸々カットされることになる。乙骨憂太の「純愛だよ」が生で聞けなくなるのが残念だ。いや、現場にいて生で聞いてたらそれはそれでヤバいけどさ。

 

そこまで考えて盛大にため息をついた。これも全てアイツ(自分を転生させた神)のせいだ。嘘です。責任転嫁する人間が一番嫌いなので、そんなことはしない。

 

前世について、____今世の内容が濃すぎてよく覚えていないが____20才くらいででトラックに轢かれて死亡。猫を庇った訳でも子供を庇った訳でもなく、信号の無い横断歩道を渡っていたら右折してきた車に轢かれただけだ。目が覚めたら神がいて、手違いと転生を告げられた。転生特典とか便利なものはないらしい。ここまで恐ろしいほどテンプレの神様転生ですね。

 

それはさておき。

 

取り出し口に手を突っ込んで無理矢理出したペットボトル。砂糖40gの文字と数秒見つめ合って、目を逸らした。

 

さて誰に渡そう。自分で飲むという選択肢は無い。砂糖多すぎてちょっと無理ですね。七海にでも押し付けよう。ダメならその辺の神社に供えてこよう。これも社会貢献ですね。

 

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傑の伝えてきた明日の話を横で聞きながら、私はさっきの後輩について考える。

 

禪院理央。悟からの情報では、禪院直哉のライバル的な次期当主候補。術師は「距離操作」で相伝ではない。どうも、禪院直哉や他の候補が気に入らない連中が分家から適当に見つけてきたらしい。私の知る「原作」にはいない人物。つまり異端子(イレギュラー)。私と同じ転生者かもしれない。

 

私を紹介された時に焦ったり驚いた様子は無かった。不審な点は無かった。…となると、転生者ではない?でも今まで何もしてこなかったのに突然出てくるなんて、同じ転生者くらいしか思い浮かばない。

 

彼の年は15歳で七海や灰原と同じ学年。周りからの評価は“控えめで禪院家らしくないが次期当主になっても文句無し“。カッコ悪いからと武器を使わない直哉とは正反対に、戦闘は出来るだけ武器を使い、勝てないなら術式を使う、という感じらしい。現在二級術師。この年齢で二級術師は珍しいが、初の一般家庭出身の特級術師の傑、無下限と六眼のセットの悟、貴重な反転術式の使い手の硝子、そして同じく無下限の使える私の話題に押され、ほとんど話にはあがらなかった。でも、二級程度なら無視できるが、流石に特級が一人増えると原作にも影響が出るはず。

 

彼が転生者だった場合、説得して私と一緒に原作で死亡するはずのキャラを助けてもらいたい。特に傑。彼が死ななければ百鬼夜行は起きないし、羂索に体を取られる事もなければ渋谷事変も起きない。つまり、悟が死ぬこともない。

 

どうやって彼を仲間に引き入れようかと考える。

 

「聞いてる?優」

 

「聞いてるよ、どうしたの?」

 

突然名前を呼ばれ、無意識に下げていた顔を上げると不思議そうな顔をした傑と悟が私を見ていた。

 

「どうしたんだよ、優」

 

心配してくれている二人になんでもないと笑いかけ、私は再度考える。

 

最優先は禪院理央が転生者か否か判断すること。もし違かったら私は「転生者を名乗る不審者」になる。次に原作キャラ救済の協力の説得、他の転生者の存在の確認、原作の事件が予定通りに進んでいるかのチェック等々やる事が多すぎて気が遠くなりそう。

 

だけど今のところ、禪院理央が転生者ではない可能性はないと思っている。原作の七海と灰原の同級生に彼はいなかった。転生したら他に転生者疑惑の有る人がいた場合、ライバルの転生者か協力者になるか敵になるかの三択だろう。

 

私は仲良くしたいけれど、と考える。他の転生者だったら何がしたいのかしら?

 

 

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