皆さんのご期待に応えられるように、今後も頑張りたいと思います!!
「ティオさん、これヤバくないですか?」
「うむ、王都の外壁を破壊して次々と魔人族や使役する魔物が王都に侵入しておる。王国の兵士が対処に当たっているが、あれでは最早焼け石に水じゃな」
現在、シアとティオは王都を一望できる建物の上で目の前の魔人族による王都侵攻を目撃していた。
大結界が破られてから二十分程しか経過していないが、すでに多くの魔人族の軍勢が王都になだれ込み、その勢いは留まることを知らず、最早詰みと言っていい程までに人間族は追い詰められていた。
当初、シアとティオは王国に手を貸すつもりはなくとも、民間人の救護くらいはするつもりだったが、魔人族の兵士が彼らに手を上げることは一切無かった。そんな彼らの姿に、長い時を生きたティオも目の前の軍を作り上げたであろうアルディアスの手腕に称賛の思いすら抱いていた。
神の使徒──正確には雫と愛子の救出のために王都に侵入したハジメ達はメンバーを二つに分けることにした。
魔人族が侵攻してくる可能性がある以上、なるべく迅速に事を運ぶ必要があったハジメは、案内役のリリアーナと光輝達のストッパー役に香織を連れて、三人で神山への潜入を行うことになった。
シアとティオは王都に残り、何かあった場合はすぐにハジメに連絡を入れる手筈になっていたのだが、まさかこんなタイミングで本当に魔人族の襲撃が始まるとは思わなかった。
本来はハジメが下山するのを待ってから合流する予定だったのだが、この侵攻ペースでは王都が陥落するのは時間の問題だろう。
「ティオさん、流石にこのペースはマズイです! 私達もハジメさんの元に行きましょう!」
「そうじゃな。魔王もいつの間にか姿が見えんしの。ご主人様からも魔人族と争うなと言われておるし、すぐに合流して──ッ!?」
シアの提案を飲み、竜化しようとしたティオだったが、突然二人の姿を大きな影が覆った。二人がばっと顔を上げると、日の光を遮るように純白の巨竜が低い唸り声を上げながら此方を見下ろしていた。
その背には一人の魔人族の男が目を鋭くして二人を睨みつけている。
「貴様ら、何者だ? その装い、王国の者ではないな」
魔人族の男──フリードはシアとティオを視界に捉えてそう問いかける。二人の、特にシアに至っては亜人族である以上、王国に住まう者とは考えづらい。そのシアの隣に並ぶティオも同様だ。
そして何よりも、フリードは二人から感じる強者特有のオーラをヒシヒシと感じ取っていた。
(この二人、強いな。アルディアス様には遠く及ばないが、他の同胞が当たれば危険だ)
睨みつけるフリードにシアとティオは顔を合わせた後、同時に頷く。
「落ち着いてください! 私達はあなた達に危害を加えるつもりはありません!」
「シアの言うとおりじゃ。妾達はご主人様の友人の救出に来ただけで、それが済めばすぐにここを立ち去るつもりじゃ」
「……シアだと?」
「え? は、はい?」
自分達に戦う意志はない、そう説明する二人だったが、フリードが反応を示したのはそこではなく、シアの名前だった。
「青みがかった白髪に、本来亜人族が持つ筈の無い魔力……そうか、お前がシア・ハウリアか」
「え!? 何で私の名前を!? 私、貴方と会ったことないですよ!?」
「会うのは初めてだ。だが、お前のことはアルディアス様から聞いている」
「ッ!」
アルディアスの名を聞いたシアは思わず体が硬直する。そんなシアを尻目にフリードはティオに視線を向ける。
「主人というのは南雲ハジメのことか?」
「その通りじゃ。今、ご主人様が神山に居る。合流次第、妾達もここを離れる事を約束しよう」
「……いいだろう。だが、妙な動きをすれば」
「分かっておる。シアもそれで良いな?」
ティオの提案に険しい表情のまま黙って頷くシア。
シアの同意も得られたティオは、懐から念話石を取り出して話し始める。
「ご主人様、聞こえるかの? 妾じゃ。少し伝えておきたいことがあるのじゃが……ご主人様?」
念話石を使い、ハジメに連絡をとるティオだったが、肝心のハジメからの返答が来ず首を傾げる。不思議に思い、シアと顔を合わせていると、不意に念話石が輝き、そこからハジメの声が聞こえてくる。
『ティオか!? 悪いが今それどころじゃないんだ! 後にしてくれ!!』
「ご主人様!? どうしたんじゃ!?」
「ハジメさん!? 一体何があったんですか!?」
念話石から聞こえてきたハジメの声はかなり焦っているようで、その様子にティオとシアも慌ててハジメに問いかける。
『魔王だよ! 今あいつと戦闘中だ!!』
「何じゃと!?」
「え!? どうして!?」
『俺が知るかよ!? 俺のことはいいからお前らは──ぐうッ!?』
「ご主人様!?」
「ハジメさん!?」
ハジメの苦悶の声が聞こえたと同時に念話が途切れた。
ティオとシアが必死に呼びかけるが、ハジメからの応答はない。
「どういうことじゃ!? 妾達はお主らと争う気はないぞ!!」
ハジメからの応答は無くなったが、どうやらハジメは魔王と争っている様子だった。何故そんなことになっているかは分からないが、ハジメの様子から、ハジメが望んで戦いを始めたわけではなさそうだ。そもそも魔人族と争うなと言った本人が、何の理由もなく手を出すとは考えづらい。敵が強大な力を有してると分かってるのなら尚更だ。
そう判断したティオはフリードに向かって吠える。
「……アルディアス様が神山に向かったのは知っている。この国の膿を排除する為だ。南雲ハジメと争っているのは初耳だが……あの方は意味も無くそんなことはしない。何かお考えがあるのだろう」
「何を呑気なことを!?」
だが、肝心のフリードは一瞬目を丸くしたものの、全く動揺すること無く淡々言い返す。
しかし、そんなことでティオが納得できる筈も無い。
「あの方は全てを見据えて行動されている。一見意味のないと思われる行動も全てはどこかで繋がっている。ならば、我らは少しでもあの方の力となるべく動くのみ」
「ふざけ──ッ!?」
フリードの言い分は、まるで神に全てを捧げる狂信者の様に聞こえた。何が起ころうとも、どんな犠牲を払おうとも、疑うことすら罪と言わんばかりに全てを肯定する。その姿が、かつて聖教教会の扇動によって竜人族を迫害した人間族の姿と重なった。
思わず激昂するティオだったが、フリードの表情を見て、吐きかけたその言葉を飲み込む。
この世界の狂信者達は揃いも揃って神を語るときに限り、恍惚とした表情を浮かべ、その瞳はドロリと淀んでいる。
しかし、目の前の男からはその類のものを一切感じない。その澄んだ瞳を見ればよく分かる。この男が魔王に抱いているものは狂信などという愚かで情けないものなどでは断じて無い。
信じているのだ。心の底から自らの主のことを。これまで共に過ごした時間を、その在り方を、フリードは信じているのだ。
「……お主の言いたいことは分かったのじゃ。しかし、妾達とてご主人様が危険に晒されているおる以上、黙ってるわけにもいかん」
「そうか。ならば力ずくで従わせるのみ。アルディアス様の邪魔はさせん」
「やるぞ、シア。二人で速攻で終わらせて、ご主人様の元に急ぐのじゃ」
「……すみません、ティオさん。どうやらそちらは手伝えそうにありません」
「……シア?」
お互いに譲れぬ覚悟があることを察したティオは例え、ハジメの指示を無視してでもここを突破することを決めた。
しかし、それに対してシアはティオからの提案を拒否した。そのことに一瞬呆けた後、後ろを振り向くと、シアはティオに背中を向ける格好で上空を見上げていた。
その見つめる先を辿ると、そこには竜に騎乗した一人の少女が居た。
まるで月を連想させるような美しい金髪に紅い瞳。見た目はまだ幼い少女だが、その身に宿す魔力が只者では無いことを示唆している。
(この子……強い!)
「アレーティア、そちらは任せる。油断はするな」
「ん、強いね、この二人。任された」
「マジですか……」
「う、うむ、これは一筋縄ではいかないようじゃな」
◇ ◇ ◇
「ぐうっ!?」
ティオからの念話を乱暴に切ったハジメは目の前に迫った炎の槍を間一髪で躱し、すかさず宝物庫から取り出したシュラーゲンを構え、紅いスパークを奔らせながら、超速の弾丸をアルディアス目掛けて撃ち出す。
片手を突き出したアルディアスはその手に魔法障壁を展開し、あっさりと紅い閃光を受け止める。
『魔烈』
ハジメの一撃を防ぐと同時に、アルディアスを中心に不可視の衝撃波が放たれる。
シュラーゲンを盾にしてそれを防ぐが、絶えきれずに後方に吹き飛ばされる。
吹き飛ばされながらも空中で態勢を立て直したハジメが顔を上げると、視界を覆う程の魔法陣が突如出現する。
『雨龍』
空を蹂躙する光の流星を視認したハジメがメツェライを構える。毎分一万二千発の弾丸が、迫りくる光球を次々撃ち落としていく。
(ここだ!)
弾丸と光球がぶつかり合い、お互いの姿を黒煙が塞ぐ中、ハジメは事前に取り出しておいたクロスビットをアルディアスの死角に回り込ませ、そこから炸裂スラッグ弾を放つ。
しかし、これも難なく障壁に阻まれる。しかもアルディアスは背後を振り向きもしない。
これに対してハジメが思わず舌打ちをしようとした瞬間、天より無数の雷槍が降り注いだ。
ハジメの意識外から放たれたその雷の槍はハジメの周囲を囲い込む様に地面に突き刺さる。
『
地面に突き刺さった雷の槍が共鳴するように光り輝き、周囲を電撃が包み込んだ。
「がああああ!!」
その中心に居たハジメの体に強烈な電流が駆け巡る。まるで全身を余すこと無く鈍器で殴られたような衝撃に、流石のハジメもその場に崩れ落ちる。
「思考を止めるな、愚か者」
不機嫌な様子を隠す事無くアルディアスは告げる。
「頭を回し続け、常に二手、三手先を考えて行動しろ。自分の思い通りに事が運ぶことなどありはしない。一秒一秒変わり続ける戦況に対応し続けろ」
「くそったれ……!」
理不尽すぎる魔法の弾幕にハジメはギリッと歯を食いしばる。
分かってはいた。しかし、改めて対面すればその圧倒的な力に腰が引けそうになる。
(こっちの攻撃は一切通らず、四方八方から無詠唱の魔法が飛んでくる。チートすぎるだろ!!)
「どうした? もう終わりか?」
「ッ! 言われなくとも!!」
痛む体に鞭を打ち、アルディアスに向けて駆け出す。
再度魔法の弾幕がハジメに襲いかかる。その光景を巻き込まれないように距離を取った香織達が今にも泣きそうな表情で見つめていた。
「ど、どうしよう雫ちゃん!? ハジメ君が、ハジメ君が!?」
「どうしようって言われても……」
香織に服の袖を引っ張られる雫だったが、ハッキリ言って雫達が介入できる戦いでは無いだろう。
「せめて、あの人の意識が完全にこっちから離れてくれれば、一撃は入れれるかもしれない。それでも精々一瞬意識を此方に向けれる程度だと思う。そもそも、あんなに圧倒してるのに一切隙がない」
これだけの実力差ならば、多少なりとも驕りや侮りが見えても良さそうなものだが、アルディアスには一切その様子が無い。
魔法の衝撃で地面を転がるハジメを確固たる敵と認識し、一切の油断も慢心も抱いていない。
本当にいい加減にして欲しい。雫は心の底からそう思う。
研鑽を積み重ねてきた力には多少のプライドや過信が付きものだ。
雫とて、幼い頃より磨き続けた剣の腕には自信がある。相手が誰であろうとも手を抜くつもりはない……が、市内大会で当たる相手と全国大会で当たる相手で心持ちが同じだったかと言われれば、すぐに頷くことは出来ない。
どんな人生を歩めば、あれ程の力を身に着け、尚且一切の慢心も無い精神を形成出来るのか……雫には想像も出来なかった。
「私達は、また見ていることしか……」
「そんな……!」
絶望の表情を浮かべながら、香織は自身の手を見つめる。
ハジメ達と同行し、手に入れた再生魔法。これも神代魔法の一つだ。しかし、手に入れたばかりでまだ使いこなせておらず、下手な援護はハジメの邪魔になりかねない。
「私は……私は……!」
神代魔法を手に入れて尚、ハジメの助けになれないことに唇を噛みしめる。
そんな外野を置いて、戦闘は激しさを増していく。
(くそっ!! 分かっちゃいたが……!!)
戦闘が始まりどれだけたっただろうか。一分にも十分にも、それ以上にも感じる中、攻撃を当てるどころか、近付くことすら出来ない状態にハジメは顔を顰める。
時間が経つに比例して、ハジメの傷は増えていくが、アルディアスには傷一つ付いておらず、それどころか戦闘が始まってから、その場から一歩も動いていない。
(距離を取るな。遠くからチマチマ撃っても奴の障壁は突破出来ない。一気に接近してゼロ距離でブチ込む!!)
魔法の弾幕を掻い潜りながら、ハジメはアルディアスに接近する。
「……」
そんなハジメの姿をアルディアスはじっと見つめる。そして、僅かに魔法の弾幕の軌道を変えた。
(空いた!!)
隙間なく降り注ぐ弾幕の僅かに出来た空白。それを逃さず、地面を亀裂が出来るほどに踏み込み、アルディアス目掛けて突貫する。
一瞬でアルディアスの目の前まで接近したハジメはドンナー・シュラークを構える。
「これでも──ッ!?」
そのまま最大威力での連射を叩き込もうと引き金に指をかけた瞬間、突然、ハジメは攻撃を中断しバックステップで距離を取る。
「ハジメ君?」
「彼、何で今退いたの?」
近づくことも困難な中訪れた、千載一遇のチャンス。それをみすみす逃したハジメに首を傾げる香織と雫。そして肝心のハジメ自身も自分が距離を取ったことに呆然と自らの手を眺めている。
「今、何故距離を取った?」
「ッ!」
「距離を離したところで俺の守りを突破できないのは分かっているのだろう? だから、接近した。それなのに何故距離を取ったのかと聞いている」
「黙れ!!」
「怖いんだろう?」
「……は?」
アルディアスから出た言葉にハジメは思わず唖然とアルディアスを見つめる。
怖がっている? 俺が? こいつを?
困惑するハジメを尻目にアルディアスは話を続ける。
「あの時のお前は命の危機に陥ったことで一種の興奮状態だったのだろうな。それを乗り切り、途端に現実に直面してしまった。自分の力は俺には通じることはないと」
「ち、違っ──」
「違わない。“人“である俺に勝てないんだ。“神“になど勝てる筈がない。お前は無意識でそう考えている」
「違うっつってんだろ!?」
突きつけられた現実を否定するようにハジメはオルカンを宝物庫から取り出し、全弾をアルディアス目掛けて発射した。
一直線に殺到するミサイルの大群は周囲の建物ごと大爆発を起こし、搭載されたタールによって辺りが業火に包まれる。
離れたところにいるクラスメイト達ですら、思わず顔を覆うほどの熱量に彼らから悲鳴が上がる。
「はあ、はあ、はあ……くそっ!」
しかし、そんな炎の海から悠々と出てくるアルディアス。当然、その身には傷一つ無い。
「せっかく連れてきた駒が勝手に元の世界に帰ろうとすれば、エヒトは必ず妨害してくるだろう。勝てないかもしれない。そんな覚悟で勝てる程“神“は甘くはない。その時、お前はどうするつもりだ? 先程、念話で仲間と連絡を取っていたな。仲間の力を頼ろうとは思わんのか?」
「てめえなんて俺一人で十分だ!!」
それ以上口を開くな。そう言わんばかりにドンナー・シュラークを我武者羅に連射する。
本来なら、一瞬で六連射の早撃ちが出来るほどの技術を持つハジメだったが、動揺からか、連射にムラがある。
そんなこと知ったことかとばかりにアルディアスはハジメに近付いていく。
全弾撃ち切った瞬間にリロードを挟むが、一瞬手元に向けた視線を戻すと、すぐ目の前にアルディアスの姿があった。
「いくらやっても無駄だ。今のお前では俺には届かない」
「グッ!?」
思わず硬直するハジメ。何か口にする暇も無く、上から押し付けられるような圧力を感じ、地面に縫い付けられる。
「その程度か? その程度の力でお前は神を殺すと口にしたのか? “神“はお前が考える程軟ではない。性根はともかく、実力は“神“を名乗るだけのことはある。お前の力は、お前の覚悟は、そんなものなのか?」
アルディアスの問いかけに対してハジメは怒鳴り返そうと息を吸い込む。
しかし、自分を見下ろす瞳を直視し、喉まで出かかった言葉が止まる。
図星だった。アルディアスが告げた事実はこれ以上無いくらいハジメの心に突き刺さった。
このトータスでも並ぶ者が居ない程の実力を付けてからの初めての敗北だった。奈落から帰還してからは無能と蔑まれていた時と違い、負けなしだった自分を完膚なきまでに打ち負かした男。
自分は人間族のために戦っているわけではない。だから戦う必要がない。そう言い聞かせてきた。しかし、それは必要ないからでは無く、自分ではどうあがいてもアレには勝てないと心の底で認めてしまっていたから。
あの日、アルディアスとカトレアが退いた後、ハジメはクラスメイト達を連れて地上へと帰還した。その後、光輝や香織のことで色々とゴタゴタもあったが、旅のメンバーに香織を加えて、ホルアドを後にした。
しばらくはアルディアスのことで少々重苦しい空気だったが、ティオやミュウのおかげか次第にいつもどおりの騒がしい空気に戻っていった。
そんな彼女らにハジメも小さく笑みを浮かべていたが、シアの笑顔を見た瞬間、突然言い難い程の恐怖に襲われた。
アルディアスが何故あのタイミングで退いたのかは分からない。それでも、もし戦いを継続していた場合、間違いなく自分もシアも殺されていた。目の前の幸せな平穏を感じることは二度と出来なくなっていた。
負けるつもりは一切なかった。大切な人を守ると誓ったことも嘘ではない。それでもハジメの理性が、現実をこれでもかと突きつけてくる。
同時に“人“であるアルディアスに敗北したことで、“神“になど到底届かないのでは無いかと考えてしまった。
大切な人だけでも守ろうと決めた。だからこそ恐怖してしまった。自分なんかがシア達を守り切れるのか。力及ばず、失ってしまうのではないか、と。
二の句が継げない様子のハジメを見て、アルディアスは少し顔を顰める。
「気付けないか……まあ、いい」
呆然とするハジメに向かって、
>ハジメの心情
アルディアスと対面していた時は、やらなければならない状態だったからこそ、一切の迷いはありませんでしたが、全てを終えて、落ち着いてから現実に直面してしまった。(あの時は言ってしまえば背水の陣の状態でアドレナリンがドバドバ状態)
アルディアス程の力を持ってしても、何故か戦争が終結していない。そのことからハジメの中では
アルディアス≦エヒト
なのではないかという仮説があります。そのことから、エヒトが正面から干渉してきたら、自分では守りきれないのではないかと思ってます。
>アルディアスの心情
色々と思うことはありますが、怒っているわけではありません。