どうやら天の聖杯の試作品的なものとして転生したらしい 作:壊れたファングメモリ
28:名無しの転生者
で、結局ヴァンダムさんって今どうなってんの?
29:名無しの転生者
>>28一応生きてるけどもう前みたいには動けないらしいで。
30:博識ゾロアーク
今は村で寝てるとは言っていたが。
31:名無しの転生者
へぇ。
32:名無しの転生者
生きててよかったねぇ。
33:名無しの転生者
ほんそれ。
34:名無しの転生者
…んで、イッチは?
35:名無しの転生者
>>34リベラリタスの自宅でシンへの対策をしてるとかなんとか。
36:名無しの転生者
対策ねぇ…。できんのかな…。
37:名無しの転生者
やるしかないでしょ。
38:博識ゾロアーク
たしか…『今』だったな。
39:名無しの転生者
>>38『今』……ナウしか出てこない。
40:名無しの転生者
『時』とか『刻』じゃないんだな。
41:名無しの転生者
『
42:名無しの転生者
時よ止まれ!
43:名無しの転生者
>>41>>42DIOやめろ。
44:名無しの転生者
『今』という概念的な能力になりそうな予感。
45:博識ゾロアーク
モナドで概念能力はできるのか…? できたとして、どんな能力になる?
46:名無しの転生者
さぁ…。
47:名無しの転生者
皆目見当もつかないですね。
48:名無しの転生者
>>47ドヤ顔で言うことじゃない。
◇
「えっ、天の聖杯ってもう一人いるの?」
「はい。彼女は私達よりも先にこの世界に生まれました。」
「姉…ってことでいいのかな?」
「ええ。メツの討伐に協力してくれた、少し不思議だけどとても優しい人でした。」
「
「姉様は500年前、聖杯戦争によって雲海の底へと沈みました。」
「そんな…。」
……冷静に考えよう、私。今ここで『沈めたのはヒカリが原因でしょ!』なんて言っても、何も解決しないから。
それに、私もミデンちゃんも死を覚悟して『ここで終わってもいい』と思ったのは事実だし。…なんかそう考えたらヒカリに対して怒るのは間違ってるかな。
ごめんね。
メツに対しては……どうなんだろう。怒りの感情は正常なのだろうか。うーん…今は許せはしないかなぁ。
まぁそれはそれとして、マルベーニは許さない。絶対に斬る。
…あれ、ウワバはミデンちゃんと一緒にミノチさんの薬の材料を集めに行ったんだっけ? 私一人かぁ…。嫌だなぁ。
「…アヤメさん、さっきからずっと難しい顔してるけどどうしたの?」
「…え? あ、ちょっと考え事してただけだよ〜。」
…一人じゃなかったね。
◇
62:プロトTS(天の聖杯)
未来視と因果律予測は似てるけど別物だよ。
63:名無しの転生者
>>62そうなん?
64:名無しの転生者
因果律予測はあくまで『予測』ってこと?
65:名無しの転生者
まぁ、ゲーム内での描写が違うし。
66:名無しの転生者
『ゲート』の力ってことなんかなぁ?
67:プロトTS(天の聖杯)
>>66多分そうだと思う。
68:名無しの転生者
ってかそうなるとメツが未来視使える可能性あるのか…。
69:名無しの転生者
>>68何その無理ゲーは。
70:名無しの転生者
アルスト崩壊待ったなし。
71:博識ゾロアーク
破壊や消滅にこだわってくれていて逆に良かったな。
72:名無しの転生者
良かった…?
73:プロトTS(天の聖杯)
俺専用のセイレーン・デバイスがあったら因果律予測も使えてた?
74:名無しの転生者
どっちかで充分だろ…。
75:名無しの転生者
それな。
76:名無しの転生者
ま、シンには勝てないんですけどね。
77:名無しの転生者
強スギィ!
78:名無しの転生者
そこら辺のチート転生者よりも強いのヤバいよ。(語彙力)
79:名無しの転生者
そして元の氷も強いし。
80:プロトTS(天の聖杯)
あと服装変わるのかっこいいよね。実際に見たわけじゃないけど。
81:名無しの転生者
本気になると心臓移植の傷が見えるの好き。
82:名無しの転生者
シンは最高だなっ!
83:名無しの転生者
そんなシンへの対策はあるんですか?
84:プロトTS(天の聖杯)
>>83ある。一応。
85:博識ゾロアーク
新しいモナドアーツで『今』だったな。
86:名無しの転生者
読み方気になる。
87:プロトTS(天の聖杯)
『
88:博識ゾロアーク
νυνか。
89:名無しの転生者
好きだなぁ…ギリシャ語。
90:名無しの転生者
厨二病(ボソッ…
91:プロトTS(天の聖杯)
うるせぇ。
92:名無しの転生者
えぇ....(困惑)
◇
122:名無しの転生者
てかこの後どうすんの?
123:プロトTS(天の聖杯)
>>122ストーリーにがっつり干渉するのは避けながら手助けと救済かな。
124:名無しの転生者
手助けはどの程度やんの?
125:プロトTS(天の聖杯)
>>124少なくとも、リベラリタスにいる間は全面的に。エルピス霊洞とかホムラ・ヒカリいないときついじゃん? 多分。
126:名無しの転生者
もっとがっつりいくのかと思った。
127:名無しの転生者
まぁ、それでコア砕かれて死んだら意味無いし…。
128:プロトTS(天の聖杯)
いや、誰かを護って死ぬのはいいんだよ別に。
129:名無しの転生者
…ウェ?
130:名無しの転生者
いいのかよ!?
131:博識ゾロアーク
ふむ……?
132:プロトTS(天の聖杯)
だけど、俺が死ぬことで悲しむ人がいるうちは死なないようにしますけどね。
133:名無しの転生者
なるほどなー。
134:博識ゾロアーク
なら、俺らがいる間は死ぬんじゃないぞ?
135:プロトTS(天の聖杯)
……はい。
◇
…優しい人達だなぁ。俺はもしかしたらどこかで満足していたのかもしれない。
この幸せが一生続けばいいと願いつつ、心のどこかで終わりを求めていたんじゃないか? でも、もう少し頑張れるよな。まだ終わっていないんだから。
せっかく貰ったチャンス、無駄にはしない。お父さんに悪いからね。
さてさて…今レックス達はスペルビアで…いや、さすがにまだそこまでは行ってないか。
順番は、
インヴィディア
↓
アヴァリティア
↓
グーラ
↓
アヴァリティア
↓
スペルビア
だったか。で、たしかアヴァリティアでスザクのコアクリスタルをスられてグーラへ…ってちょっと待て。スザク、コアクリスタルに戻ってないね。
そうなると……レックス達はグーラに寄り道せず、トリゴの街の襲撃計画を立てている奴らをぶっ潰すこともないのか。
…俺がやるしかない、か。自分達が関わった場所が襲われたなんてニュースは聞きたくないだろう。
襲撃者達の場所はわかる。ニューンを試すいい機会だ。
アヤメ達はもうそろそろスペルビアに着くだろうな。…あー、アヤメにはコアクリスタルを隠すように言ってはあるけどなぁ…。
露天風呂、入ろうとするだろうなぁ。
……まぁ、そこは本人の判断に任せよう。俺は楽しみを奪いたいわけじゃないから。俺だって露天風呂入りたいし。そうだな、一通り終わった後で。
帰宅したと思ったらまた遠出か。ま、家に居て生きてるのか死んでるのか分からない生活をしているよりは楽しいからいいんだけどね。
◇◆
「ドライバーなら襲撃なんてしなくても結構仕事もらえると思うんだけどねぇ…。それともあれか? 正式なドライバーじゃないから表には出られないってことか?」
明け方のグーラ。野盗の本拠地の近くに生えている大木、その枝分かれしている部分に黒いブレイドは座っていた。
野盗はドライバーとブレイドがそれぞれ三人の合計六人。ドライバーは全員眠っている。
「ブレイドに見張りをさせて自分達は夢の中、ね。……そうだ、配信するか。」
『そうだ京都に行こうのノリで言うなw』『イッチのモナドって人斬れんの?』『人も斬れんじゃね?』
黒いブレイドの女性ミデンは、面倒くさそうに欠伸しながらプロトモナドを右手に出現させた。
展開したモナドに『翼』『銃』『斬』と、リングに浮かび上がる文字を変えた。最後に『鳴』を出した状態で止めた。
「さて……野盗に寝起きドッキリを仕掛けるとか、普通に生きてたらあんまり無いよね、っと。」
『あんまり……?』『そもそも野党はいても野盗はいないんだよなぁ。』『…上手いこと言ったつもりか?』『(´・ω・`)』
大木から降り、野盗達へと向かって歩き出した。
それに気が付いた野盗のブレイド達はドライバーを慌てて起こそうとするが、その前にプロトモナドから甲高いエレキギターの音が鳴り響く。
驚き焦る野盗達だが、ミデンは構わずに『
ミデンのコアクリスタルが強く輝くと、辺りは月明かりのない夜の暗さへと変化し始める。
「え、何? それっぽいこと言った方がいいの?ん"ん"ッッ……『今』という時は常に未来というひとつの方向へ流れ、
暗闇の中で聞こえてくる声に対し、野盗達は呆気にとられて動けないでいる。
「だが、感じる早さは人それぞれであり、実際に流れている時間と認識の差が存在する。」
ゆっくりと一歩ずつミデンは進んでいくが、野盗達は動こうとしても動くことが出来ずにいる。
「人間が自由に動ける時間は、人生全体から見たらほんの僅かだ。そこから、日常を刻める時間はさらに少ない。」
漸く野盗達はこの異常な空間に気が付く。さっきから照明にしていた松明の炎がほとんど動いていない事に。
「自由と日常を奪うことは誰にも許されない罪だ。そしてお前達はその罪を今まで犯してきた。私がこれからお前達をどうするか…わかるな?」
『きゃー!かっこいいー!』『何コレ? 周りが遅くなってんの?』『重加速みたいな。』『三人称カメラ欲しー!』『クールな美声が俺を狂わせる…。』『裁くのは俺のスタンドだぁー!』『それちゃう。』
ブレイドも含めた全員をそれぞれ蹴りや『斬』を使い、一方的に攻撃する。
今の光景を遠くからなら、野盗達が視認できないほどの速度で動く何かに一瞬にして壊滅したところが見えるだろう。もっとも、松明の炎が照らす少ない範囲内しかまともに見えないが。
全員が気絶したことを確認した後、付近にあった千切れにくい頑丈な植物の蔓で拘束した。
「よいっ…しょー。あー疲れた…。やっぱり、他のモナドアーツよりエネルギーの流れる量が多いんだよね。─後はスペルビア兵が何とかしてくれるみたいだから、俺はもう帰るね。」
ミデンが空へ飛び立つと同時に辺りの闇が晴れた。もうそろそろ朝が来るようだ。
『ところで、いつになったら俺はカサネちゃんに会えるんだ?』
「…はいぃ?(杉下右京)」
黒色発光ダイオードというのがありましてですね…。