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本日中にラスト一話(エピローグ)更新予定。
追記 すみません、眠すぎて今日更新無理でした。
「傑からの遺言書!?」
僕は五条家から連絡を受けて慌てて取りにいた。
「夏油傑が失踪から7年経った為、死亡が決定されたそうです」
「あ、そうか。本当に死んだわけじゃないのか。良かった……。傑の遺言? 記憶媒体古っ」
なお、傑の無事は確認してる。
硝子が麗の二次創作用裏アカウントと繋がってて、怪我とかの事件があれば教えてもらえるのだ。
昨日も元気にエッチなのを更新してたらしく、傑が最近死んだと言うのはあり得ないだろう。
なお硝子には一切そんな趣味はなく、あくまでも俺の為に情報収集しているらしい。頭が下がる。この前、その割には楽しそうだなって言ったらタバコを巻き上げられた。
今は傑だ。
僕はどうにか昔の機体を引っ張ってきてそれを再生する。
中に入っているのは漫画のデータだった。10年前の物らしい。
手紙のデータにはパスワードが掛かっており、黒幕の名前は?(全角カタカナで) となっていた。
「なんだ、漫画かよ。麗絡みか」
途端にどうでも良くなるが、それでも傑がくれたものだ。流し読みする。
「恵……? なんで恵のこと知ってんだ」
「僕も出てるし。キラキラじゃん。ウケる」
「あっ 傑もでてる」
「は? 傑悪役じゃん」
「待ってこれ、10年前だよな? 今の生徒のことなんで知ってるんだよ」
ゾワッとする。
麗の術式は雷だったはずだ。その手の呪霊がいた? いや、多分麗だ。
「なんだよ、それ」
未来らしきものもショックだったが、何よりショックだったのは。
「なんで頼ってくれないんだよ、傑……!」
パスを入れると、傑の手紙が現れた。
知っていたのに未来を変えられなかったこと。
どこまでが敵の手のうちかわからないこと。
麗と話し合って呪専を飛び出ることにした事。
麗の雷神で一応死体処理の対策はしてること。
そして。そして。
もし、自分の死体が敵に渡っていたら終わらせて欲しいこと。
せめて、俺の手で殺されたかったこと。
でも俺は、傑を俺の手で殺したくなんかねぇんだよ。
もちろん、他の奴にもやらせない。ようはあいつさえ倒せばいいんだろ。
俺たち最強じゃねーか。何を恐れてるんだよ。傑らしくもない。
俺はデータをコピーして上層部に送付する。
「明日、上層部に会議を召集してもらう。準備をしてくれ」
「悟様……!?」
「傑からのタレコミだ。日本滅亡の陰謀があって、裏取りをしたい」
色々爆弾だけど、多分躊躇なく巻き込んで行くのが正解だ。
お前が頼らないことを選んだ俺が。
ぐうの音も出ない程ぜーんぶ解決して迎えに行ってやるから、待っていろよ、傑。
傑のくれた武器のおかげで、上へのツッコミどころ、揺さぶりどころは山ほどある。
禪院家、加茂家もガッツリ巻き込んでいける。負ける気はしなかった。
さあ、権謀術数のお時間です。
それはそれとして、麗が状況を利用して傑に手を出していたらどうしてくれよう。
いや、変な妄想は傑にも失礼だ。硝子が言ってたろ。やお、い?はファンタジーって。