あれから一ヶ月……長く、辛い戦いだった。
〜〜
「たまには皮オナしても良いじゃないか!」
「刺激が強すぎるからダメですわ! とにかく貴方は握って扱くのは禁止です! それに皮オナでは裏筋が伸びません!」
「ちくしょう!」
〜〜
「貴方は腰振りがまだまだなっていませんわ。息子さんの長さをしっかり把握するのと、体勢を維持して強い突きを出来る様に筋トレです!」
「ぐう……まさかセックスするのに筋トレするとは……」
「筋トレは大事ですわよ? 勃起力も筋肉が影響しますし」
「ぐおぉ……唸れ、俺の太腿ッッッッ‼︎」
「背中が曲がっていますわよ!」
「ちくしょう!」
〜〜
「うぅ……裏筋が痛いよう……」
「大丈夫ですの? あまり無理してもいけませんから今日はおやすみにしましょうか」
「え、良いの?」
「たまには息抜きもしないと良い結果にはなりませんわ。思い詰めてEDになってもいけませんし……」
「そっか……ならさ、ちょっとアリスさんについて教えてよ。ずっと一緒にいるのに名前と種族くらいしか知らないし」
「あら、そうでした? ではまずサキュバスについてお教えしますね」
〜〜
「で、出た‼︎ アリス、このTANGAで座ったままイケたよ‼︎」
「やりましたわね! 次はこのTANGAを使ってイケれば……‼︎」
「ああ、中出しも夢じゃない……‼︎うおぉぉぉ!やるぞぉぉぉぉ‼︎」
「ふふ、その意気ですわ……ほら、汗を沢山かいていますわ。お風呂に入ってスッキリしましょう?」
「はーい。あ、明日はちょっと早めに会社に行かないといけないから……」
「わかりましたわ。じゃあ安眠出来る様にマッサージしてあげます」
「わーい、アリス大好きー」
「はいはい、行きますわよー」
〜〜
「あれから一ヶ月かぁ……長いようで短いような……」
「なに一人で遠い目をしてますの? ほら、行きますわよ」
そう言って俺の手を引くアリス。なぜか今俺達は夜の街を歩いている。
「なあ、別に俺の部屋でも良かったんじゃないか?」
「今日は中出し出来る記念日ですのよ? なら普段の部屋ではなくて豪華なホテルでするべきですわ!」
「あー……だから今日は朝からデートしたわけなんだな。急にどうしたと思ったけどそういうことか」
そう、今日は『デートしますわよ!』というアリスの鶴の一声で朝からデートしている。
「ふふん。楽しかったでしょう?」
「まあな。でも真っ昼間からアダルトグッズ店に突撃するのは勘弁して欲しかったけど……」
「貴方も楽しんでいたじゃない」
「つまんないとは言ってないじゃないかー」
ぶー垂れているアリスの手の温もりを感じながら目的地に歩いていく。なにが面白いのかアリスは楽しそうに笑いながら鼻歌を歌っていた。
そう、俺は今日アリスに中出しをする。今までの成果を見せてやる日だ。
絶対に、失敗は出来ない。あの時のようになるわけには……
「……あの、アリスさん?」
「なんですの?」
「胸が当たってますわ」
「真似っこしないでくださいまし。そうですね、どこかの誰かが凄く緊張してるのが伝わって来ましたのでリラックスさせようと思ったんですわ」
「……バレてたかぁ」
「うふふ、手汗びっしょりですわ」
「仕方ないだろ、いくら特訓しても本番じゃ」
ちゅう。
「……」
「そんな色気のない話は聞きたくありませんわね。もっと私が興奮するようなお話が聞きたいわ」
「……好きだよ、アリス」
「合格……と言いたいところですがどうやってそこから話を膨らませるのか楽しみですわね」
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「ぁ……」
こんなに興奮しているのは何年ぶりだろうか。
「まったく、本当におっぱいが好きですわね……」
セックスをどこか冷めた目で見て自分から遠ざかってたあの日々。
「ん……そう、ですわ。そこ……もっと……」
セックスをする夢を見ても結局最後までイケなくて。
「んちゅ……んんっ……キスも上手になりましたわね……」
元カノが悪いんじゃない。自家発電が悪いんじゃない。
「ふふ……今日はたっぷり舐めてあげますわね……ちゅ……」
『俺』が、俺だけが悪かったんだ。
「ちゃんとスクワットの効果が出ていますわよ……こんなにガチガチにして……ねえ、私のここも、触ってくださる?」
ああ、アリス。あの日君は俺をイかせられなくて悔しくそうにしていたアリス。
「あ……はぁ……! 上手ですわ……そう、優し……くぅっ……いじってぇ……」
感謝しかない。俺の為に毎日特訓に付き合ってくれた。毎日励ましてくれた。
「はー……はー……ねえ、そろそろ……ね?」
俺はこの思いをアリスに……アリスに伝えなきゃ。
ーーふざけるな‼︎
感謝の気持ちでアリスに中出しする? そうじゃないだろ‼︎
「んっ……そのままゆっくり……」
俺はこの目の前にいる爆乳で料理が上手で可愛いのに綺麗で
「ちょ、いきなり速……おッ♡」
エロくて……優しい女の子に
「おっ♡おっ♡んおっ♡しゅき、これしゅきっ♡」
中出しをしたいんだッッッッ‼︎
「あぁぁぁあ♡らして、らしてぇ‼︎♡」
どぴゅ……っ
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「いやぁ、まさかアリちゃんが結婚とはねぇ……」
「仕方ありませんわ。こうなってしまった以上責任は取りませんと」
あれから半年が過ぎました。私は久しぶりの帰郷に合わせてお母様とお姉様、ルリさんに近況と『結婚』の報告をしました。
「しかし、例の射精障害の人なんでしょ? よく女王様が認めてくれたよね」
第二王女という肩書きのせいで私の結婚相手は自由に選べない……わけではありません。
「ふふ、まさかお姉様より早く結婚して孫を見せられるとは思ってもいなかったようですからね」
なぜならサキュバスが子を成すためにはそのサキュバスの限界まで精を注ぐ必要があるからです。
いくら他国の要人と婚姻しても子が出来なければ意味がありませんから。
それ故、サキュバスは種族として『己を孕ませた相手』と婚姻するのが一般的ですわ。
「まあ、女王様の相手も一般獣人族だし……その、アリちゃんの相手って人間でしょ?よく出来たよね」
「……抜かずに20回」
「は?」
「うふふ……凄かったですわよ? あの限界を超えて人間の極致に至った時の旦那様は……しかも抜いて休憩したあとも♡」
今思い出してもお腹の奥がキュンキュンしますわ……これは帰ったらいっぱいして頂かないと♡
「あーもう、惚気ないでよー。まったく……半年以上行方不明になったと思ったらまさか旦那様連れて帰ってくるなんてね……心配したんだよ? あんな別れ方だったし」
「あう、ごめんなさいですわ……」
ジト目で睨んでくるルリさんに素直に頭を下げます。お母様とお姉様にもすっごく怒られてしまいましたし反省しませんと……。
「ま、無事ならいいんだけど……で、どうなの?」
「はい……どう、とは?」
「今、幸せなの?」
そう言って心配そうに私を見つめるルリさん。
私は、城でお母様とお父様、お姉様に挨拶している旦那様の事を考えてはっきりと答えました。
「はい、とっても幸せですわ!」
拙作を読んで頂きありがとうございます。
スマホで小説を書けるかのテストとリハビリの為に今作を書きました。
次の昨日は普通のファンタジー物かダーク?ファンタジー物になると思いますのでどうかよろしくお願いします。
最後に、射精障害は本当に治すべきものだと思いますので是非ともググって頂き訓練してほしいと思っています。一人でも射精障害を抱えている方が減ることを祈っています