アイテム番号:SCP-003-AF
オブジェクトクラス:Keter
【特別収容プロトコル】
SCP-003-AFをはじめとするSCP-AFオブジェクト群を常時監視体制に置くため、白巳津川市に専用のサイト-09を設置し郷土史研究団体に偽装した専属機動部隊巳-9「メビウスリングの解脱者」を配置してください。
機動部隊は監視カメラや警備員、白泉学園・玖方女学園に潜入させたエージェントを使用し、着用者SCP-003-AF-1が着用し生存していることを確認してください。
SCP-003-AF-1からのSCP-003-AFの奪取は、SCP-AFオブジェクト群が人間の魂とされるものに依存する性質を持ち宿主の下に転移するとされているために予期せぬ収容違反を招く危険性が大きいことから、無期限に禁止されています。
【説明】
SCP-003-AFは現在形状不明です。もともとは十字架型アクセサリーであったことが確認されており、また液化しての飲用が可能と推測されています。
SCP-003-AFは■■■■年4月17日、日本の白巳津川市内に出現し、他SCP-AFオブジェクト群の性質と同じく宿主(SCP-003-AF-1)の手元に出現したのではないかと考えられています。
現在のSCP-003-AF-1は新海翔と呼称される■■歳の男子学生です。SCP-003-AFはSCP-003-AF-1の思考に応じ、人間の魂とされるものに作用する「焔」を発生・発射させます。この「焔」は、視覚、聴覚、温覚で感知することができますが物理的な作用を持ちません。また身体の曝露はニューロンと神経細胞の損傷のみを生じ不可逆な知性の低下の末に死に至らしめますが、その達成には数分以上を擁しまた個人差があります。この効果は「焔」の直撃を受けなければ発生しないため、遠距離からの鎮静剤の狙撃投射により発動を阻止することができます。
【事案003-1】
■■■■年4月20日午後、時間不明(JST)、白巳津川市白泉学園における発火能力者の暴走(後にSCP-003-AFに分類されるNeutralizedオブジェクトによる現象です)が発生しました。
SCP-003-AF-1は救急隊により、外傷がなく脳神経回路の損傷による脳死により死亡していることが確認され、また火事の通報により駆け付けた消防隊が一切の痕跡を発見できなかったことから、[編集済]年以来のイベント-白蛇によるSCPオブジェクトの流入が起きていることが確認され、白巳津川支部の設立とSCP-■■■■-JPのSCP-009-AFへの再割り当て、全SCP-AFオブジェクトのketer認定が規定通り実行されました。
SCP-003-AF-1はSCP-002-AF-1により鎮圧され、SCP-003-AFの所有権を奪われることにより脳死に至ったと考えられています。またSCP-AFオブジェクトはSCP-009-AFにより回収されない限り自ら新たな所有者のもとへ転移するため、SCP-AFオブジェクトの収容は不可能と発覚、奪取作戦は禁止されオブジェクト所有者の死亡を防ぐために監視する現在のプロトコルが定められました。
精神の不安定化によりSCP-003-AF-1がSCP-003-AFを暴走させたと考えられるため、他SCP-AFオブジェクト所有者の暴走を阻止する必要性から、SCP-003-AF-1の死亡はカバーストーリー「精神病院閉鎖病棟」、不可解な火事はカバーストーリー「アルコール非爆発性発火」の配布により隠蔽され、救急隊員及び消防隊員には記憶処理が行われました。
SCP-003-AFはSCP-009-AFであると考えられるぬいぐるみ状の実体により回収されました。異次元に持ち去られたと考えられるため、SCP-003-AFのNeutralizedへの再分類が検討されました。
【事案003-2】
■■■■年■月■日深夜、白巳津川市白蛇九十九神社において、SCP-003-AF-1(※事案003-1のSCP-003-AF-1ではなく、SCP-004-AF-1(新海天)の兄、新海翔氏です)と「ゴースト」の戦闘が発生しました。
「ゴースト」はSCP-004-AFの暴走により現実性を希釈されていたものの、不明の理由により現実性が上昇、SCP-004-AF-1(新海天)への再襲撃(事案004-1、004-2を参照のこと)を行う危険性が高まったために、新海翔がSCP-009-AFからSCP-003-AFを取得しSCP-003-AF-1となって「ゴースト」を襲撃したものと見られます。
財団エージェントは指向性現実改変兵器により危険性の高い「ゴースト」の弱体化と他SCP-AFオブジェクトユーザーの接近阻止を試みました。ただし、「リグ・ヴェーダ」の一員で極めて高い現実改変能力を持つSCP-006-AF-1(香坂春風)の介入を許しましたが、SCP-006-AF-1はSCP-003-AF-1に協力、戦闘の結果「ゴースト」は終了されました(なお、終了の際にカント計数器に変動があったため、「ゴースト」がオブジェクトにより作られた人型実体であった可能性が示唆されています)。