秋宮ゆららは青を喰む   作:Ni(相川みかげ)

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27.【コラボ雑談】アザミのVオタ活! 第18回ゲスト:秋宮ゆらら【霧ノ江アザミ/@Link】

 

「あざ民のみんな~、こんちゃー! 魔女学園に通うちょっぴりオタクな女子高生Vtuberの霧ノ江アザミでーす!」

 

こんちゃー

ちょっぴり…?

こんちゃー

 

「気になっている同僚でブヒりたいという私の願望から始まった毎月恒例のラジオ配信、アザミのVオタ活も今日で18回目! それでは早速ゲストをお呼びします! あきみゃ~!」

「は~い。こんちゃーです。新人えりーと猫かぶりの秋宮ゆららでーす。アザミ先輩、お邪魔しますですみゃ」

「うおおおおお! あきみゃに先輩呼びされちゃったああああ! かわいいいい!」

「こわ……」

 

発作定期

あきみゃかわいいね、きりおじも少しは見習ってどうぞ

こわい

敬語あきみゃかわいい

あきみゃごめんね…

 

 アザミ先輩に呼ばれ、マイクのミュートを外して挨拶をすると、通話越しに発狂する声が聞こえた。

 今日はオンラインでコラボだけど、よくもまあ本人が目の前にいないのにここまで迫真のオタクの演技ができるなあ。まさか素じゃないだろうに、1人でやってて虚しくならないのだろうか。

 リアルで初対面の時も大概気持ち悪かったと思うけれど、キャラ作りって大変だなあ……

 

「へへ、羨ましいだろおまえらー、あきみゃに先輩呼びされちゃったぜ。@Link入ってよかったー!」

「そんなに先輩呼びってレア度高いですか……? それなら今度ASMRやる予定なんですけど後輩シチュとかやればリスナーにも受け良いんですかね?」

「えっ、やだ……やだやだ! あきみゃの先輩呼びは私たち@Linkだけのものなの! オタクに先輩呼びなんてしたらガチ恋増えちゃうからダメなの!」

「いくらなんでもそんなにチョロくないと思うんですけど」

「あきみゃは自分の魅力がまったくわかってない!」

「えぇ……?」

 

1人で楽しむな

大概のオタクはチョロいぞ

あきみゃの後輩ASMRはおれらのものだから駄々こねんでもろて

どけ!俺が先輩だぞ!

需要はあるからやれ、やって♡

 

「はーい、というわけで今日は私の初めての後輩から、このかわいすぎてキレそうなネコガキ、あきみゃこと秋宮ゆららちゃんに来ていただきました~。あきみゃは今回が初めての同期以外とのコラボだよね?」

「はいです。これからアザミ先輩に私の"はじめて"奪われちゃいます。優しくしてみゃ……」

「お、おふ……や、優しくするね、ぐへへ……」

 

ゴブリンだすな

えっちだ…

あきみゃのはじめて!?

はじめてがこれでいいのか…?

あきみゃまでボケに回るとツッコミ役がいないんだよなあ…

 

「そ、それじゃあ、今日はあきみゃの事もーっと知りたいから、リスナーのみんなから集めたおたよりを読んでくね」

「はーい、たいよろでーす」

 

 

あきみゃがVtuberになったのはスカウトを受けたからって話だったけれど、

スカウトを受けようと思ったのはどうしてですか?

 

 

「──との事です。私の同期だとあうあうもスカウトされて@Linkでデビューしてるんだよね。あきみゃも時々配信中にスカウト受けて入ったって言ってたけど意外だよね。あきみゃって別にVtuberになりたいって感じの人じゃないし。@Linkが特別好きってわけでもないもんね」

 

 リスナーから届いた文章を読み上げた後に、アザミ先輩がそんな事を言う。

 あうろら先輩ってスカウトだったのか。知らなかったな。

 そんな事を思いながら返事をする。

 

「そうですね。一応スカウトの話が来る前からVtuberの事は知っていたんですけど、その時にはまた新しいオタクコンテンツができたくらいの認識でしたねー。偏見もないし、それなりに切り抜き動画もみていたけれど、Vtuberを見る側じゃなくて、なる側としては特に興味もないというか……正直な話、自分には縁遠い世界だなとは思ってました」

「うんうん」

「ぶっちゃけると、私の受けたスカウトってたまからの紹介だったんですよね。コネ入社っす」

 

コネで入れるのか…

ほんとにぶっちゃけるやんw

 

「あっ、やっぱりそうだったんだ。私たちにも友達で良さそうな人いたら紹介してって言ってたからもしかしてと思ってたけど……にしても運営さん思い切った事するなあ。デビュー前のたまちゃんの紹介であきみゃまでよく話がいったね」

「なんか、たまが面接の時に私についてプレゼンしたらしいんですよね。それで面白がって私までスカウトする事になったんだろうけど……ほんと変な方向に思い切りいいよね、運営さん」

 

 「たまの踏み台になる」なんて本当の理由を言うわけにはいかないので、言ってもいいと思われる範囲で質問に答えていく。

 

「もしかして普段の配信みたいにやったの!? 面接で全く関係ないあきみゃの話するって、たまちゃんもすごい事するなあ……」

「その辺りの詳しい話は知らないけど……たま、私の事好きすぎですよね」

「いや、そんなレベルじゃなくない? てぇてぇだあ……」

 

たまちゃんのあきみゃプレゼン…いつもの配信じゃん!

雑談で30分くらいあきみゃの事喋ってる時あるからな…

運営の思い切りがよすぎる

終身名誉ゆらオタさあ…

運営「うーん、面白いから2人とも採用!w」

 

「まあ、それが私にスカウトが来るまでの経緯ですね。今だから言うと、たまからの紹介じゃなかったらスカウトはノータイムで遠慮してたと思います。私にデビューの枠使うくらいなら、オーディションを受けるぐらい熱意のある人がデビューした方が業界としてはいいし、もうその頃にはVtuberは人気コンテンツとして周知されてましたもん」

「あー……私の時はともかく、3期生の採用倍率すごかったらしいもんね」

「それでもスカウトを受けた理由はやっぱりたまですよね。こんな回りくどい事して、色んな人を巻き込んでまで私をVtuberにして。そこまでするくらいにたまにやりたい事があったんだろうし、もうそれは付き合うしかないかな、と」

 

あきみゃ、強火で焼かれてるなあ…

行動力の化身か?

てぇてぇ……

そこまでされたらもう付き合うしかねえよな

たまちゃん、あきみゃの事好きすぎる…

 

「──ま、未だにたまが何をやりたくてVtuberになったのか教えてくれないんですけどねー。アザミ先輩、たまをオタ活配信に呼ぶ時にはこの辺ばっちり質問してやってください」

「いや、こんな大事な事は私越しに聞いちゃダメでしょ! ちゃんと2人で話してもろて!」

「ちえっ、はーい。……というわけで、スカウトを受けたのはこんな感じの不純な理由なのです。ちょっと申し訳ないとは思ってるけど、今はちゃんとVtuberの活動が意外と面白いなと思ってるし、その分、リスナーには楽しんでもらえるように営業は頑張っていくから、これからも応援よろしくねー」

 

ずっと応援するやで

たまゆらに挟まらない良心はあったのか…

(百合)営業

いい話だと思ったけど、最後に営業に帰結するのあきみゃっぽいなあw

たまゆらに挟まらないきりおじ

 

「なんか、思ってたより関係性オタク歓喜な内容だったなあ……というか、あきみゃ真面目すぎだって! 敬語じゃなくて、いつもの野良ともをあしらう感じの砕けた感じでしゃべってよう!」

「配信中にため口でほぼ初絡みの先輩に生意気な口利いたら炎上するでしょうが」

「私なんてそれくらいの扱いでいいんだよ!」

「それは先輩の趣味では?」

「私は生意気なメスガキに振り回されたいとか思ってないもん!」

 

裏の真面目さでちゃったねw

願望だすな

これは真面目

かしこい

嘘つけ、100%趣味だゾ

 

「むう……でも、敬語ロリもそれはそれで……」

「もうなんでもいいじゃん」

「あー、このそっけない感じキく~、それじゃあ次のおたよりいくね」

 

 呆れる私をおいて、アザミ先輩は次のおたよりを読み始めた。

 

 

 

【Vtuber】@Link3期生の秋宮ゆららについて語るスレ 〇〇スレ目

 

364:名無しのV ID:Jmy+4w9uj

おつみゃ~

あきみゃ、先輩とのサシコラボだとあんな感じなんやね

 

369:名無しのV ID:hGqqsYslI

おつみゃ~

借りてきた猫って感じじゃなかったけど、いつもと違ってだいぶ落ち着いた感じだったな…

目的:炎上回避の猫かぶり敬語ロリなのにちょくちょく刺してるの面白かったw

 

372:名無しのV ID:H7uncH998

裏で真面目って話だったけど、あきみゃは素で真面目だよなあ

コネ入社だとか言ってふざけてるけど、自分がデビューで1枠使ってるのそれなりに気にしてそう

 

377:名無しのV ID:MZrWBkMmo

>>372

デビュー2ヵ月で銀盾*1目前の超大型新人ならコネ入社でもまったく問題ないんだよなあ…

むしろ今日のデビューの話の流れでよく運営はあきみゃスカウトしたなw

 

379:名無しのV ID:CEgbJwALX

Q.あきみゃが苦手な事、苦手なもの、苦手な食べ物ってありますか?

 決してわからせようなどとは思っていません。

 

あきみゃ「強いて言うならきらきら輝くものが苦手ですねー。ラピスラズリは特に苦手ですぅチラッチラッ」

アザミちゃん「ま、まんじゅうこわいだ、リスナーに貢がせようとしてる…最近の若い子は怖いなあ…」

あきみゃ「そんな事言ったって若い子はアザミ先輩の所には来ませんよ?」

アザミちゃん「なんでそんな酷い事言うの?泣いちゃうぞ?」

 

返しがつよい

 

383:名無しのV ID:cxGj5iLmp

>>377

そっかもう10万人いくのか…

たまゆらコンビがべるちゃんの登録者数追い抜いたのは知ってたけど、あっさり2期生の登録者に追いつきつつあるのは1野良ともとしては嬉しいけれど、箱推し勢としてはなんだか複雑だな…

 

386:名無しのV ID:WzOsZTvM6

ちょっとエッチ(R-15くらい)なシチュボが欲しいですとかいう欲望まみれなマロよかったなあ…

 

389:名無しのV ID:doKhMZRSj

>>383

2期生のデビューの時とは界隈の賑わいも違うからな。

歌の切り抜きがバズってるおかげやね

 

391:名無しのV ID:P4mf0L9aT

>>386

「アザミ先輩がこのマロ選んだんですよね?」

「こんな小っちゃい子にえっちな事言わせたいんだ」

「ダメなおねーさんだなあ」

「ねえ、なんて言ってほしいんですか?」

「私に言わせたいえっちな言葉、言葉に出しておしえて?」

きりおじ「もう既にえっちだあ…」

 

シームレスに演技に入って、きりおじがブヒり倒してたのホント草だった

さく姐の時もそうだったけど、あきみゃ、お前、敬語ロリの才能あるよ…

 

394:名無しのV ID:kTm8/sqs1

>>389

韻を踏むな

 

397:名無しのV ID:MZs7Um4sp

あきみゃをVにしてまでたまちゃんがやりたい事ってなんなのかな?

知りたいけれど、あきみゃにも言わないぐらいだからしばらくはわからないままなんだろうなあ…

 

400:名無しのV ID:AB8uJUq5G

あきみゃは誰がコラボ相手でも不安感がまったくないから、3期生の初めての同期以外とのコラボがあきみゃが最初でよかったわ。後発のさく姐やたまちゃんも緊張せずにやってもらいたいね

 

405:名無しのV ID:UP6LrcPyi

てぇてぇって感じじゃないけど、アザミちゃんとは相性よさそうだったね

またコラボしてほしい

 

409:名無しのV ID:5KhS1sNPr

>>400

さく姐がゆのちゃんとで、たまちゃんがぽぷちとだっけか。

たまちゃんは1期生とだけど大丈夫かな

 

414:名無しのV ID:/tWK7Duoh

>>400

はやく同期以外とのコラボしろ、おこた

 

 

 

 

*1
チャンネル登録者10万人を達成したクリエイターに送られる




マシュマロ
→自由に使ってください。こっちも自由に使います。
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