見た目は子供頭脳はアニオタなブラック鎮守府再建記 作:暁桃源郷
読者の皆はじめまして。
俺は俺は高校生アニメオタクの風切零だ。
何故か見た目は小学生になってはいるがれっきとした高校生だ。
最初はこの状況に困惑した。
だが調べてみればここは艦これの世界だったのだ。
何を言っているのか分からないと思うが正直俺も何が起こっているのかわからない。
普通転生って神様が~とかそういうなんかあるんじゃないの?
俺起きたらこの身一つだったんだけど?
住所不定だし見た目小学生だし、どうしたら良いのだろうか?
そう悩んでいたのもつかの間。
憲兵に保護された俺は牢屋に閉じ込められて気づけば船の上。
置いてあった手紙には
『提督トシテ泊地に着任シセリ』
「ふっざけろよ!何でいきなり捕まって着任?俺はマーレのエルディア人ですかコノヤロー!」
まぁ、なってしまったものは仕方がない。
何より提督になるということはだ、艦娘に会えるってことだ。
十中八九あり得はしないがハーレムということも・・・・。
そんな考えを巡らせながら上陸する。
「人が居ない・・・。あれ?鎮守府ってさ、あのー、あれだよ。アニメみたいな感じに活気づいてたりするんじゃないの?これまるっきし逆じゃん・・・」
と、言うよりも俺が来ることは伝わっているのだろうか?
伝わっていないのであれば俺は今現在唯の不法侵入者な訳だが。
「う~ん、提督なんだからこの喋り方は駄目だよな。オタク丸出しだもん。威厳墜落待ったなしだもん」
こんな時はあらゆるアニメを見まくったおかげなのかは知らないがキャラを作ることにしよう。
提督なんだからあれだ。
よく二次小説の提督が使ってるような言葉使いにしよう。
とりあえず島の端っこから端っこまで行くことにして歩いてみるがやはり誰もいない。
ようやく端っこについて一息付くとようやく第一艦娘を見つけた。
服装と髪型からしておそらくは長門だと思うが何をしているのだろうか?
しばらく観察しているとようやく振り返りあとを付けてみる。
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・?」
長門が振り返りあたりを見渡す。
直ぐに下を見てきて目があった。
「うおっ!」
長門が驚いて後ずさる。
「・・・・・すまない。海を見て物思いに耽っていたから声を掛けずに待っていたんだが・・・」
俺は頭を掻いてから長門を見る。
やっぱすごく美人だからこっちも緊張してもらう。
「お前は長門だな?」
「ッ!あぁ・・・」
緊張の中やっと声が出る。
そんな俺とは裏腹に長門が驚いた顔をする。
「・・・・・ふむ。この鎮守府には百名以上の艦娘が在席していると聞いていたが皆はどうした?」
ウソです!何も聞いてません!
ぱっと見広さ的な予想ですごめんなさい!
「皆今は出ている。この鎮守府は資材があまり送られてこない。全員で確保しなくては運営がままならないんだ」
何つうとこに送りやがったんだ大本営!
素人にんな厳しいとこ任せんなよ!
あ、だめだ。段々怒りが湧いてきた。
こういう時は食事だ!
・・・・・・・いや、待て。
資材が無いということは食料も無いということでは?
俺は長門を見ながらとりあえず材料を思い浮かべる。
「・・・・・・そうか。では長門、一つ頼みがある」
「頼みだと?」
「あぁ。今すぐ本営に米と野菜、後カレールーを発注してもらってくれ」
俺は高校生だが一人暮らしだった。
料理なんてお茶の子さいさいだ。
「それはそうと・・・・」
俺は立ち止まって空を仰ぐ。
「食堂は何処だ?」