((((;゜Д゜))) Pocket Monster Golden memorise   作:皆笠

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11 頼りがいのない大人

 

「さて、そろそろ休憩しようか」

ゴールドはエメラルドとピチューに言った。

「そうですね」

「ピッチュゥ」

エメラルドとピチューは心なしか疲労しているようだった。

「はい、どうぞ」

ゴールドはミックスオレを三本取り出す。

「ありがと」

「ピッチュ?」

エメラルドは礼を言いながら受け取った。

それをピチューが不思議そうな目で見つめる。

まるで、「私にはくれないの?」とでも言いたげな目で。

「ああ、待て待て。ピチュー、ほら」

ゴールドはミックスオレを開けてから、ピチューに渡した。

いくら賢くてもピチューでは缶を開けられないから、そのための配慮だったり。

「ピッチュゥ」

ピチューも笑顔で受け取り、グビグビと飲み始めた。

カンッ、とゴールドは自分のも開けて、飲み始めた。

「ふう」

そうして、一息吐いた時、一人の少女がこちらに走ってきて、

「ねえ、ねえ!今、町の外からこわーいポケモンの声が聞こえたよ!何が起こってるのか見に行きたいけど、私ポケモン持ってないし‥‥お姉ちゃんたち、私の代わりに見てきてくれる?」

と言った。

「よし、じゃあ行こうか」

ゴールドとエメラルドとピチューはミックスオレを一気に飲み干して、少女の言った方向に走っていった。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

‥‥‥‥‥‥

‥‥‥

‥‥

 

 

‥‥

‥‥‥

‥‥‥‥‥‥

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

二人と一匹が走ること約5分、ミシロタウンから他の町に抜ける道路にて現場に辿り着いた。

現場では、一人の男の人が40センチ程のポケモンに追いかけられている、と言う異様な光景があった。

「‥‥ ‥‥ ‥‥」

二人は唖然とする。

「たっ助けてくれーっ!!おーい!そこの君たち!助けておくれー!」

その言葉でようやく二人の時間は動き出す。

「よし、エメラルド、ピチュー、良い機会だ。実戦といこう」

「う、うんっ。ピチュー、まずはスピードスターでこっちに注意が来るようにしてっ」

「ピッチュウ」

ピチューは言われた通りにスピードスターを繰り出した。

現れた星はジグザグマに命中する。

「ジグッ」

ジグザグマはそれに反応し、こちらを一度睨んでから、体当たりを仕掛けてきた。

だが、それにエメラルドとピチューは怯えずに冷静に対処をした。

「ピチュー、でんきショック」

「ピッチュー!!」

ピチューの体から電気が発生し、ジグザグマに当たる。

ジグザグマは麻痺し、地面へと思いきり体をぶつけた。

「ジグゥ」

「エメラルド、モンスターボールをやるからジグザグマに投げてみて」

ゴールドはリュックから空のモンスターボールを取りだし、エメラルドに渡した。

「う、うんっ」

エメラルドは言われた通りにジグザグマにボールを投げる。

ボールはジグザグマを包み、地面の上でカタ、カタと何度か動いた後、動きが止まった。

「良かったな、これであのジグザグマはエメラルドのものだ」

ゴールドはボールを拾い、エメラルドに渡す。

ついでに、ゴールドはエメラルドの頭を撫でた。

「へ?」

「だから、これでエメラルドの手持ちは二匹になりましたとさ」

「そ、そうなんですか」

何故か敬語になるエメラルド。

「ピッチュウ」

ピチューが走って戻って来た。

それをエメラルドは抱き締める。

「お疲れさま、ピチュー」

「はあ、はあ‥‥野生のポケモンを調査しようと草むらに入ったら、突然ポケモンに襲われて‥‥とにかく助かったよ、ありがとう!」

そこへ襲われていた男の人は来て、エメラルドに礼を言う。

「どういたしまして」

エメラルドは一礼を返した。

そこで息も絶え絶えと言うような襲われていた男の人ははっ、と顔を上げた。

「‥‥おや?君はエメラルドちゃんじゃないか!それに、君はゴールドくんだね!こんなところではなんだから、ちょっと研究所まで来ておくれ」

襲われていた男の人は強引に二人を連れて行こうとした。

そこでゴールドは聞く。

「あの、誰ですか?」

「僕の名前はオダマキ、これでも博士だよ」

「‥‥はい?」

ゴールドは聞き直す。

「だから‥‥僕の名前はオダマキ、これでも博士だよ」

ゴールドは思う。

この人が会いに行く予定だったオダマキ博士だと?随分と若いのは今は置いておこう。それよりも、博士がポケモンに追いかけ回されてどうするんだよ、と。

それから、三人と一匹は研究所へと戻った。




一日遅れてすみませんでした
昨日は風邪をこじらせて、ぐったり寝ていたらいつの間にか日が変わり、そして朝からたい忙しく……と、そのような事情があります


今回の話では、エメラルドは初バトルをしています
原作だと鞄の中にある御三家のボールを取って戦ってはいますが、この作品では少し改変を
基本的には原作準拠の予定ですが、このように多少の改変行為は行われていくので、それも一つの要素として受け止めて頂けると幸いです

ではまた


※このポケモンは一応不定期更新で、他の作品の合間のために投稿しています。また、現在は書き貯めを消化している状態ですので、この様にガンガン投下出来ていますが、その書き貯めもそろそろ尽きるかもしれないので、更新速度は長期の不定期更新となるかもです


あ、ダイヤモンドを某黄色い全国チェーンの古本屋で中古400円で購入したので、ホウエン編の続きとなるシンオウ編の準備を早とちりとなりながら、少し出来ました
このポケモンが完結出来れば日の目を見ることが出来ますが………さて
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