ウルトラマンレジェンド。
それは全能の神。全宇宙のエネルギーを自由自在に操ることのできる最強のウルトラマンとして、あらゆる宇宙に語られてきた伝説の戦士。
ウルトラマンノア。
それは福音を齎す神。全能の神としても語られ、太古より全宇宙の平和を守り続けて来た伝説の巨人。
ある者は言った。
──ウルトラマンは、決して神ではない、と。
だが、レジェンドとノアに関しては違う。人知を遥かに凌駕し、ウルトラマンを超えたもの。もはや彼らはウルトラマンから見たウルトラマンの如き存在。それ即ち──『神』といっても差し支えない。
彼らはいったいいつから存在して、どんな偉業を成したのか、なぜ神と賛えられ、伝説の名をあらゆる宇宙に轟かせたのか、その一切が不明の存在。
神や伝説──それは名前だけではない。実力もまた、
遥か、空の星が、酷く輝いていた。
誰もが愛するこの地球で、三体の神が熾烈を増して激しい攻防を繰り広げていた。
超能力戦士と名高いウルトラマンレジェンドは、変幻自在のオーロラルパワーにて概念すらも自由に操ってルシフェルを攻撃。だがしかし、ルシフェルも無限の暗黒のチカラで対抗する。最強にして最高の攻防が行われ、ウルトラマンノアは全身に漲る究極のチカラを以て、ダークルシフェルと対峙した。
超重力波動光線──グラビティ・ノアを放つも、ルシフェルが振り返り様に腕の一本で払い除ける。レジェンドが瞬間移動にも勝る神速の踏み込みで、隙を見せたルシフェルの背後に回り込むと、ヤツの暗黒をオーロラルパワーで自身のチカラに変換させながら、拳に込めて叩き付けた。
僅かな呻きと共にルシフェルが蹌踉めき、レジェンドの背後から飛んできたノアが両腕に光の刃──ノア・スパークを纏わせて殴り掛かる。超光速に勝る速さで突き出された拳は、ルシフェルを上空高くに突き上げた。
『──光風情がッ我の暗黒に勝る訳がないッ!!』
数千メートル高くまで吹き飛ばされたルシフェルが、怒声を上げながらその両腕を上げる。瞬間、ルシフェルの暗黒が増大して全ての時間そのものを停止させた。
時間停止、概念操作、ありとあらゆる技と力を駆使して、伝説の二人に挑む。ピタリと時の流れ、空間の歪み、全ての生命の動き、なにもかもがルシフェルの手によって止められる。だがしかし────、
『──なにッ!?』
二人の伝説は一瞬たりとも止まることなく、平然とルシフェルを見上げた。驚愕を隠せなかったルシフェルは両腕を翳して、地球の約十一倍の大きさを誇る木星と同等の暗黒天体を出現させ、念動力を以て地球に向かい急降下させた。
轟音が大気を唸らせて荒れ狂う。そんな中で、レジェンドが一歩前に踏み出した──右腕を翳した直後、降り掛かる暗黒天体の動きがピタリと停止した。
ノアが両腕に一兆度の獄炎を纏わせると、暗黒天体に向けて勢い良く突き出す。爆炎の柱が一直線上に伸びて行き、ノア・インフェルノが暗黒天体を一瞬で蒸発させた。
二体の神が、魔神に向かって猛進する。光の尾を引きながら舞い上がった二つの光が闇と衝突。その度に衝撃波が嵐の如く巻き起こり、一挙手一投足のすべてが光を超え、一撃一撃が必殺へと至った。
人間の認知を超える闘争。すべての攻撃は回避不能の必殺技で、神たちは互いに互角の力をぶつけ合う。天高くで空前絶後の変幻自在の攻防が繰り広げられる中──それを見上げていた人類は、ただウルトラマンの勝利を願って止まなかった。
「負けないで、ウルトラマン……!」
ダイゴが倒れた父親の手を握り締めながら、ただただそのことを願う。奇跡を信じて、勝利を祈って、誰もがウルトラマンを応援し続けた。
握り締めた父親──アスカの手に力が込められ、ダイゴの手を握り返す。そして自身の息子に柔らかな笑みを向けると、ゆっくりと口を開いた。
「大丈夫だ。ウルトラマンは絶対に負けない。みんなの応援があれば、絶対に勝つんだ」
だから、言葉を繋いで天高くの流星を見つめた。
「ダイゴ、応援するんだ。ウルトラマンを信じろ」
アスカに言われた言葉を胸に、ダイゴは頷いた。
負けるな、頑張れ、とただ喉が焼けるほどにずっと、その応援を叫び続ける。そしてダイゴの姿を見た周りの者たちも、並んで声を荒げて叫んだ。
「頑張れ、ウルトラマン──ッ!!」
「負けんなぁぁぁぁ!!」
「ウルトラマン!!」
その声は、連鎖した。
止むことのない応援が、次から次へと更に広がり、その勢いを増す。願い、祈り、想い、すべてが光となってウルトラマンに届き、その応援を背中で受けた彼らは笑みを溢した。
『──嗚呼、聞こえる』
『うん、みんなの声が……』
『僕たちの背中を押してくれる』
正面の魔神を見据えて、シュウは拳を握り締めた。
最後まで諦めず、守りたいもの守り抜くその姿は、まさに『英雄』と呼ぶに相応しい。
『俺は、俺たちは──みんなと共に、未来を掴む!』
シュウの言葉に二人は頷いた。
その意志を理解した二人の巨人が、ルシフェルを睨んで構える。ウルトラマンを想うすべてが彼らのチカラとなり、レジェンドとノアに眠る究極のチカラを更に解放させた。
『──黙れ、黙れ、黙れだまれダマレダマレ!!』
叫び散らしたルシフェルが両腕を突き出す──宇宙全土を轟かせるほどの暗黒のエネルギーが、光線となり一気に地球へ向けて放出される。その強大なエネルギー量は複数の宇宙をも吹き飛ばし、なにもかもを『無』に変える。放たれた瞬間から、光線が触れた空間を崩壊させ、次元を吹き飛ばして行った。
ノアは地球に向かって飛ぶが間に合わない。しかし未来を予知していたレジェンドが、瞬間移動にも勝る超光速移動にて勢い良く地球の大地に帰還。大地を踏み締めて、右腕を突き出した。
翡翠の輝きが右腕に宿り、光線を真っ向から受け止める。踏み締める大地が抉れ、レジェンドは左腕も突き出す。その身に宿るオーロラルパワーが、受け止めた光線を巻き込んで渦を巻き始めた。
全身に漲るオーロラルパワーと、全宇宙に宿るエネルギーを扱ってルシフェルの光線を自身の攻撃力に合わせる。それはウルトラマンレジェンドのみが持ち得る宇宙最強の究極技──『スパークレジェンド』。
『──ジュアッ!!』
撃ち放たれたスパークレジェンドが、ルシフェルの光線を真っ向から押し返す。その有り得ない光景に驚愕したルシフェルだったが、更なるチカラを込めてスパークレジェンドを押し返そうとする──だがそれも虚しく、スパークレジェンドは炸裂した。
吹き飛んだルシフェルに向け、ウルトラマンノアが更に攻撃を畳み掛ける。ノアの身体に漲る全身の力が両腕に宿り、光線の予備動作を開始──右腕に拳を叩き付けてライトニング・ノアを撃ち放った。
『──シュワッ!!』
超新星爆発以上の火力を誇る
『──何故だナゼダなぜだ!! 何故貴様らは諦めようとしない!? なにが貴様らをそこまで突き動かすのだ!?』
最後まで諦めない。たとえそこに『死』が待ち受けていようと、この正義を掲げて、大切なものを守る。そこにはどれほどの微量も変わらない。なにが彼らを突き動かし、その諦めの悪さを見せるのか、ルシフェルには分からなかった。
その問い掛けに、ツバキが答えた。
『──〝絆〟だよ』
『ナンダト……?』
そう、ただそれだけである。絆こそが力たる光の根源。どんな概念をも超越し、なにもかもを凌駕するものが〝絆〟だ。ウルトラマンたちはそれをチカラにして、今の今までずっと戦い続けて来た。
『──光は、絆だ』
ポツリとシュウが呟く。
かつて知った言葉。受け継がれて来たその光を胸に、紡がれて来たその言葉を抱いて叫んだ。
『──その輝きは決して消える事はない!』
見上げた先──ダークルシフェルが膨大な暗黒を自身の身体に纏わせ、スパークレジェンドで押し返された時よりも遥かに凌駕したエネルギーを溜め込んだ。
なにもかもを吹き飛ばすつもりで放つのだと、視認しただけでも理解できる。ビリビリと張り詰めた大気が、纏わりついたように肌で感じた。これが最後の一撃になると、誰もが理解した。
スパークレジェンド、ライトニング・ノア、ウルトラシリーズでも屈指の威力を持った必殺技でも倒し切れなかったダークルシフェルを、確実に倒すことのできる技など、存在しているのかすら危うい。だが二人の神は、それでも諦めの欠片すら見せずに一歩を踏み込んだ。
魔神を凌駕する絶対なる一撃──人々の声援を受けて、
『ツバキ、俺が支えるよ』
『僕もいる。君は一人じゃない』
シュウとムサシの言葉を受けて、ツバキは頷いた。
見たことも、聞いたこともない。だがそれでも思考は機械の如く、
ノアの肩に手を置いたレジェンドは、自身のオーロラルパワーをノアに与える。するとウルトラマンノアの背中に備えられた『
『──この一撃で、決着をつける!』
ツバキは左腕を伸ばし、強弓で狙いを定めた。
それは『名前』以外が一切詳細不明の究極技。
ウルトラマンノアが持つ最強にして至高の究極技であり、それは今までの作品で未だに使われたことがなかった。
────それはなぜか?
ウルトラマンノア一人では、放つことすら叶わない絶対一撃必殺の究極技だからである。万物を凌駕し、魔神を射殺す絶対なる奇跡の一撃。レジェンドのオーロラルパワーと、人々の声援を光として受けることで、ようやくその究極技を顕現させるに至った。
世界中の人々の声援がウルトラマンノアとウルトラマンレジェンドの二人に集結。それこそ、光を糧として絆を紡ぐウルトラマンノアだからこそ放てる究極技である。『
燦然たる輝きを以て、闇を穿つ希望の矢が、いま此処に絢爛した。その名は────、
『『『──ウルティメイト・ノアッ!』』』
ダークルシフェルが全てを込めて光線を放つと同時に、ノアは全力で引き絞った輝きの矢を撃ち放った。その勢いはノアの踏み締める大地にクレーターを生み、更にはレジェンドが抑えていながら勢いに押し返されるほどだった。
射出されたウルティメイト・ノアは天高く奔り抜け、天を覆い尽くす闇の全てを払い除ける。一条に伸びて行った輝きは、降り掛かる暗黒へ一直線に突き進み、衝突すると同時に立ちはだかった暗黒を一瞬にして消し去った。
これはシュウだけではない。ツバキ、ムサシ、全ての者たちが込めた想いの全て。ありとあらゆるものを込めて放った希望の光である。
理由はいらない。道理も必要ない。意味もなく、確実でなくて構わない。だがこの世で最も強く輝く想いだけを感じて、その願いだけを信じていた。
ただ強い想いに応える──それだけだ。
────故に、ダークルシフェルを倒すに値する。
流星にして魂の約束。この想いを全ての者に届けていく。立ち塞ぐ暗黒の波動を一瞬にして押し返し、ルシフェルは逡巡で悟ってしまった──これが、光のチカラなのだと。
束の間、全ての物語がゆっくりと流れた。
闇を照らし尽くす光がスローモーションで視界に映じる。舞散って消えゆく光の中で、二人の光と目が合った。
その中でシュウが、呟いた。
────これが〝希望〟だ。
瞬間、ヒュオッと風の吹き抜ける音が耳の奥で響き、時間の流れが戻る。至高の輝きを持った矢が、絶対なる暗黒を撃ち抜く。刹那の閃光が瞬き────、
『□□□□□□□□□□□□──ッ!!』
天を覆い尽くさんとばかりの爆炎が、ダークルシフェルの叫びと共に巻き起こる。弾き飛ばされた大気が炎によって焦がされ、二人の神は顔を上げて見つめていた──魔神の終焉を。
やがて、炸裂した光は暗黒に満ちる。そして無数の星、無限の宇宙、この世界は三人の
◆◆◆◆
思い返して見れば、あっという間の出来事だった。
唐突のグリーザの襲来。ツバキを守ろうと、縋る思いでカオスヘッダーを交渉してウルトラマンとなった。
ゾイガーにガタノゾーア、そして
だがその過程で、大切なものに気付き、仲間が増えて、本物のウルトラマンに出会うこともできた。
気になることは沢山あったが、ウルトラマンノアはいつの間にかツバキのもとから消えていた──それもツバキが患っていた病気を治して。本当に感謝してもしきれない。なぜツバキがデュナミストに選ばれたのかは、ツバキの祖父の名字を聞いたら分かる。
「いや有り得ねー……ツバキのお爺ちゃんの名字が『孤門』だとか……」
苦笑しながら「まさかとは思うけど」と繋ぎ、シュウは眉を寄せながらツバキに問い掛けた。
「名前『
「なんでわかったの?」
「ああ、そうだよねー……は!?」
孤門一輝。その名はウルトラマンネクサスの主人公にして、絆を受け継いだ最後のデュナミスト。ネクサスを
驚きを隠せなかったシュウは、首を傾げたツバキを他所に、顎に手を置いて思考を巡らせた。
「俺の推測でしかないけど、孤門がデュナミストにツバキを選んだのかもしれない」
「お爺ちゃんが?」
「いや、厳密には違う世界の孤門だね。ノアは色んな次元を飛べる訳だし、ツバキの
突拍子もない話だが、そう考えるとネクサスからノアに進化した辻褄が合う。いや、弱体化などしておらず
絆を受け継いでいないはずの人間が、一人の力でネクサスからノアに進化させるなどできるわけがない。だがしかし、第五の
ウルトラマンマックスに変身していたトウマ・カイトが現実世界に来て、マックスの脚本を書き換えたこともあるのだから、有り得ない話ではない……のか?
「そういえば、おじいちゃんはよく私に夢を話してくれたよ」
「夢?」
「うん、いつも寝る度に自分がグロテスクな怪獣と戦ってる夢を見るって」
「じゃあもう確定じゃん」
まさかこんなに近くに凄い人間がいたとは、ウルトラマンファンとして失格だ──がっくりと肩を落としたシュウに、ツバキは優しく「大丈夫?」と声をかけた。
「あの時の絶望に比べたら優しいもんだよ……」
あれ程の絶望を味わった後だと、どんな事が起こっても驚かない。本物のウルトラマンに会って、ウルトラマンに変身したと言って、誰が信じるものか。
大変ではあったが、良い思い出にはなった。
恐らくダークザギは自身のオリジナルであるウルトラマンノアを超える為に、グリーザやガタノゾーアを使って更なる闇を得ようとした。きっとウルトラマンという存在がいない世界であれば、恐怖や憎悪も倍増すると考えたのかもしれない。破壊神の考えることは分からない故に、単なる憶測でしかないが。
「思ったよ、俺の世界終わったって」
シュウは冗談混じりに笑った。
最強クラスを誇るあれだけの怪獣たちから、この世界を守れたなど最早奇跡でしかない。奇跡の連続で、これ以上の奇跡は絶対に起こらないと自信を持って言えた。
ツバキの手を握り締めて、二人は病院の屋上まで来ていた。ぼんやりと一望できる景色を眺めた。
破壊の限りが尽くされた街並みは、復興に向けた努力が見える。殆どの建物はコスモスが元通りに修復してくれたものの、それでも破壊の爪痕はくっきりと残っている。この景色を忘れてはならない。
「この病院から見える景色も変わっちゃったね」
「そうだね。すべてを守ることはできなかった」
「ううん、シュウは大事なものを守ってくれたよ」
「それなら、いいんだけど……」
よし、と呟いたシュウは懐からカラミティプラックを取り出して天高く掲げる。赤い稲妻の如き閃光が瞬き、真紅の勇者ウルトラマンカラミティが屹立した。
カラミティはシュウとツバキを見下ろし、二人は顔を上げて見上げた。
「ありがとう、カラミティ」
『いや、礼を言うのは私の方だ。シュウがいなければ、私はどうすることもできなかった』
カラミティには助けられてばかりだった。
もし手を貸してくれなかったら、足掻くことすらもできずに世界を滅ぼされていた。ウルトラマンカラミティには、伝えても伝え切れないほどの感謝があった。
カラミティはシュウに向けて指を指し、シュウは困惑して首を傾げる。カラミティがゆっくりと頷いて、
『キミは最後まで諦めず、絶望の淵から何度も立ち上がった。かつて私が見た、ムサシたちのような諦めの悪さ。キミは私も及ばぬそれを見せてくれた』
「いや、カラミティやみんながいたから、俺は最後まで戦えたんだ」
シュウの笑顔にカラミティは「ふ」と僅かに笑って返す。するとカラミティがその巨大な掌を広げて、シュウとツバキの前にそっと下ろした。
『僅かながらの礼だ。かつてムサシが、コスモスにしてもらったと聞いた』
その昔、まだ小学生だった春野ムサシは力尽きたウルトラマンコスモスを助け、その掌に乗って共に空を飛んだ──カラミティはムサシの心を見て、それがどれほど彼の人生を変えたのか知っていた。だからこそ、シュウたちに同じ景色を見て欲しかったのだ。
「……カラミティ……」
『
感情の奥底から、なにかが込み上げる。潤んだ視界を押し留めて、カラミティを見上げた。たった一言だけ「ありがとう」と感謝を述べて、は差し出された掌に乗り、ツバキに手を差し伸べた。
「さあ、君が好きだったこの景色を、一緒に見に行こう──!」
差し出された手を見つめてから、ツバキは「うん!」と咲き誇る花のような笑顔で手を取った。
二人を掌に乗せたウルトラマンカラミティが、空を見上げて空いた腕を大きく伸ばし────、
『──シュアッ!!』
真紅の流星が、大空を自由に舞い踊る。巨大な人影が街の上空を通り抜け、普通の生活を過ごしていた人々がウルトラマンカラミティの姿に気付き、顔を上げて笑みを溢した。
中には、カラミティに向けて声を上げる子供たちの姿もあった。
亡くした父の想いを受け継ぐ覚悟を持った少年。
家族の想いを懐き、特別な感情を巡らせた女性。
ビルの壁面に備え付けられた街頭大型ビジョンから、アナウンサーの声が聞こえる。
『失ったものは多くありましたが、子供たちはテレビなどでの活躍から、私たちを救ってくれた巨人たちに憧れを込めて、こう呼んでいます────」
あらゆる想いを胸に、ウルトラマンはその遍く空を流星の如く飛んでいく。その吹き抜ける風は、草原に似た爽やかさだった。残された仄かな光も瞬く間に消え去って────その声が、流れて行った。
────『ウルトラマン』と。
そこには、この世界を守り抜いた
これにて『俺の世界、終わった』は完結となります。
読者の皆様、感想や評価を下さった方々、そのほかここまでお付き合い頂いたたくさんの読者様。
皆様方へ、まずは多大なる感謝を。ありがとうございました。
今後の更新、新作の情報などは変な呟きと共に私のツイッターアカウント@hokattya258でお知らせしていますので、ご興味があれば。
これにて本編は完結となります。最後ですので評価や感想の方、よろしくお願い致します。
最後に、私の方から二つほど。
なんとなく『俺の世界、終わった』の続編的なものを考えています。次は私個人が最強と思う怪獣や異星人達で、この世界全てを終わらせてやろうと思っています。
完全生命体、全知全能、暗黒宇宙大皇帝、滅亡の邪神、天体制圧用最終兵器、悪に堕ちたウルトラマンなどが候補に挙がって考えています。
ただ、書くかはまた別です。
もしかしたら裏設定などを投稿するかもしれません。