岸くんに憑依したので世界は救われないかもしれない 作:Iaなんとか
ムイミ 「教授!?」
普段なら、ノコノコ出てきた真那を殴殺しに出向くところですが…
生憎、今の私では掠り傷すら与えられない。
不本意極まりないですが逃げますよ、ムイミ。」
「えーっと、『
異世界の記憶に目を付けた千里真那に人体実験をされ、
「はい…そうです…」
千里真那がFateシリーズの知識を持っているなら、不自然な原作乖離に説明がつく。
Fateシリーズを特徴づける聖杯戦争という儀式は七人の魔術師が、
現実世界で流行ってたVRゲーム、レジェンド・オブ・アストルムは聖杯戦争、特にFate/EXTRAの電脳世界で
「へー つまり…『レジェンド・オブ・アストルム』は月の聖杯戦争をモデルにしているのか…」
「えっ、そんなことまで理解るの!?」
分からなかったのかよ…!
「ユウキくん…私はキミの話についていけないんだが…」
「千里真那って、わたしに成り代わっている人…ですよね?」
「う~ん。 VRゲーム? セイバー戦争? よくわからない…」
ヒヨリ…セイバー戦争ってなんだよ… 七人のセイバーが戦うのか…?*2
「あ~ 現実のこと思い出せていないんですね~」
「ロゼッタちゃん…『現実』って、どういうことかな?」
「え~と、
「へ~
マヒルさん達は最近、リンちゃんの言動が可笑しくて更に無気力になったと心配していた。
マホさんによると、
俺はアヤネちゃんと同じく、リンちゃんが世界への違和感を持っていることに気づいていたが、
精神状態が更に悪化すると思い、リンちゃんに真相を明かさなかった。
だが、無自覚とはいえ、ロゼッタが明かしてしまった。ショック療法じみていたが、真相を知ったリンちゃんは落ち着いているようなので心配は杞憂だったようだ…。
…どこからか室内に入ってきたピンク色の蝶々が俺の肩に止まった。
おそらく、ネネカさんだろう…。
七冠の一人であるネネカさんは生物、非生物問わず様々な物体に変身したり、分身を作ったりできる。また、分身を変身させることもでき、変身の精度は
「
私はネネカ…、七冠の一人です。」
「ちょうちょが喋ったー!」
「ヒヨリ、貴方は相変わらずハイテンションですね。」
「ネネカさんとあたしって、どっかで会ったことあったっけ?」
「ええ、敵同士でしたよ…。」
「それって、ソルの塔でのこと?」
原作よりも態度が軟化しているのが気になる…。
「はい…。 この話は追々しますので、先に用事を済ませてもいいですか?」
「ごめん! ネネカさんにも用事があるんだよね…」
「気にしていませんよ…。
用事ですが…、今朝から私や晶の拠点が次々とシャドウに襲われています。
貴方達も用心してください。
…そんなことを言ってる間に、この牧場には魔物が近づいているようですが…」
「大変だべ! 動物たぢを逃さないとだべ!」
「う~ん。 その必要はないと思いますよ、マヒルさん。
状況から考えると、魔物は私たちを狙っているようなので、
私たちがこの牧場を離れれば
「それって、ユウキたちが逃げるってことだよね。
でも、敵は世界の秘密を知ったあたしたちを放っておくとは思えない。」
「はい、私もそう思います。」
…世界の秘密は論文によって大陸中に共有されている。
リンちゃんの言い分が正しいなら…安全な場所などないだろうな…
「ちょっと、シオリちゃん! あなたも戦う気!」
「はい… 今の私でも矢を打つくらいはできます…!」
キャル 「ティアナたちは大丈夫かしら…
陛下は此処で魔物をけしかけるだけでいいと仰ってたけど…。」
クリス 「陛下はなにか企んでいるようだな。
我々は奴らを誘き寄せるための餌かもしれんぞ。」
キャル 「あそこにはユウキがいる…。
あたしが陛下に従っている内はアイツを殺さないはずよ…!」
クリス 「『殺せない』のではなく『殺さない』だけだろう?
陛下が約束を律儀に守る保証など、どこにもないからな。」
キャル 「それって…」
クリス 「貴様もそろそろ心を決めた方がいい… 陛下につくのか、裏切るのか…。
玉虫色は全てを失うぞ。」
ペコリーヌ 「やけに魔物が弱いですね…」
レイ 「ああ、手加減されているようだ…」
コッコロ 「キャルさまが操っておられるのでしょう。」
リン 「キャルって、誰~?」
ロゼッタ 「あー あの
ペコリーヌ 「キャルちゃんに会うと、いつも逃げられるんです。
合わせる顔がないって、泣きながら…
キャルちゃんはみんなでシリウスライトを興す前の、わたしに似ているんです…。
あの、全ての
ロマン 「
ペコリーヌ 「はい、わたしたちのギルドの名前は
どうかしましたか、ロマンさん?」
ロマン 「いや、聞き覚えのある言葉だったから…」
俺たちは魔物を操る術者、キャルを止めるため―――いいや、助けるためにここまで来たんだ…!
「キャルちゃん!!」
「ティアナ…! …あんたたちは…いつもいつもあたしを助けようとするんだから…」
「何か事情があるんだろ、キャル…!
「駄目ですよ、あなたさま…! わたくしたちみんなで解決する…!
そのための
「そうだよ、
そうだったな… そのための
「済まない、コッコロ、ヒヨリ、俺が悪かった。」
「キミは少し反省した方がいい。 全部、一人で抱え込むのはキミの悪い癖だ。」
「いっつも事件に巻き込まれるから、ユウキくんのこと…心配しているんだよ…!」
「スマン…」
心配させて本当に悪かったと思ってる。
でも、事件に巻き込まれるのは
「あ~…ちょっといいかな?
そこにいるキャルって獣人は敵だけど助けたいってカンジかな…?
あと、そこにいるおばさんは放っといてもだいじょうぶ?」
あっ、忘れてた…
「問答無用で襲いかかったりはしないさ。 興を削ぐのはワタシの好みではないからな。」
「だいじょうぶそうですね…」
「シオリちゃん!?」
「しおりんがそう言うならだいじょうぶかなぁ~」
「オラもそう思うべ♪」
クリスさんだし、嘘はついてないだろうなあ…
「キャル… キミには何か事情があると思っている… 話してくれるかな?」
「うぅ…」
「あたしたちはキャルちゃんの力になりたいんだ!」
「あの陛下を倒せるわけないじゃない…!」
やっぱり…
「…覇瞳皇帝に脅されているんだな…! 「あら、脅してるなんて酷いじゃない。」
!?
「その声は…!!」
「陛下…」
顔を上げると、覇瞳皇帝…千里真那が上空にいた。
「ふふふ。
『
『
「どういうことですか陛下!?」
「ああ…あれは嘘。 キャル、あなたはDSを誘き寄せるための餌よ。
DSと言ってもあなたたちには分からないでしょうけど。」
DS…ゲーム機でそんなのがあった気がする…
「!!」
「ふふ…あなたたちは此処で死ぬのよ。」
…!? 俺は覇瞳皇帝以外の全員に強化を掛けた。
周りを見ると、仲間たちも覇瞳皇帝に対して構えている。
「まあ…いいわ。 私の真の姿を見せてあげる。」
人類悪 抽出
―――ビーストⅣ/Rよ―――
覇瞳皇帝の倒し方わかった?
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わかった
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わからん