ドラゴンメイドと行く、異世界遊戯王伝説。   作:気まぐれな富士山

3 / 5

最近、ランクマで犯罪者VFDを娘々無しで使ってます。

感想!感謝!大感謝!
もっと面白くなるよう、頑張ります!

それでは、デュエル開始ぃぃぃ!!


ご主人様

「覚えていないのですか?6年前のあの日のことですよ。」

「6年前··········?」

 

よく考えてみれば、この世界へ来てもう15年になるのか。

今だに遊戯王のことは忘れたことが無い。

2007年からのボックス全部言える。

なんなら遊戯王に関する記憶が消えないまである。

しかし、この世界では結構色々あった。

6年前のことなど、覚えてすら···············

 

「あの時の竜か!?」

「その通りです!やはり覚えていてくださったのですね!」

 

朗報。どこかシュトラールに似ていた竜、ガチのシュトラールだった。

 

「えー、マジか···············」

「これで誠心誠意ご主人様にお仕え出来ますね。これから何卒··········」

「いやいやいや!俺まだ学生だよ!?寮にだって入ってるし··········」

「ご心配に及びません。ご主人様が卒業されるまで、寮内でメイド業務を行いますから。」

「··········寮内は仕事が多いから···············」

「故郷より志願を募っています。もうすぐ5人のメイドが来るはずですよ。」

 

かなり抜かりない。

てか、5人のメイドとはまさか··········

 

コンコン

 

「あら、いいタイミングですね。入ってらっしゃい。」

 

「「ごー主人さまー!!」」

 

「うぉわっ!?」

「やっと会えたの!待ち遠しかったの!」

「私もです!この日を待っていました!」

「ら、ラドリーにパルラ·····!?」

 

宙色の髪をした美少女と翠色の髪をした美青女にロケットハグをされる。

これまたなんの事かわからない。

過去の俺は一体何をしていたのか。

 

「覚えていないの!?5年前の事なの··········」

 

 

〜5年前〜

 

 

「わー!待ってー!」

 

彼女、ラドリーは一人前のランドリーメイドになるために、今日も洗濯に勤しんでいた。

しかし、突風により洗濯物がいくつか飛んでいってしまったのだ。

 

「んしょ·····んしょ·····!」

 

木の上にかかった洗濯物を取ろうとする。

 

「もうちょっと··········!」

 

バキッ!

 

「きゃっ··········!」

 

しかし、足場が崩れてしまう。

このままでは地面に激突し、洗濯物を汚してしまう。

そんな時だった。

 

「オーライオーライ··········っと!」

「えっ!?ふぇっ!」

 

何者かにキャッチしてもらったのだ。

幸い、人型の彼女は体重が軽く、同年代の子供でも上手く抱えられる程の重さであった。

 

「大丈夫?怪我はない?」

「え·····?あ··········」

「僕、リューデン・モービック。君は?」

「あの··········その···············」

「無理して言わなくてもいいんだ。ごめん、混乱してるよね。」

「あえっ··········その··········////」

 

彼女は自分の事を軽々と持ち上げ、お姫様抱っこをされたまま話されるのがとても恥ずかしく、気持ちよかった。

 

「うん。やっぱり怪我はない。ほら、洗濯物だよ。」

「あっ、あり、ありゅ··········」

 

緊張しすぎて言葉が出てこない。

 

「これを取ろうとしてたのか。えらいえらい。」ワシャワシャ

「ひやっ!う···············」

 

軽く頭を撫でられ、心地よい感触に陥る。

 

「もうあんな高い木には登るんじゃないよ。」

「おーい!リュード!早く戻ってこいよー!」

「わかったー!ごめん、僕もう行かなきゃ。じゃあね!」

「あっ、待っ···············」

 

感謝の言葉を伝える前に、彼は去っていってしまった。

 

「リューデン・モービック··········様。」

 

彼女が将来仕える主人が決定した瞬間だった。

 

 

 

「あの時の女の子か··········ちょっと背伸びたね。」

「覚えていてくれた!嬉しいの!」

「次!次私です!」

 

翠色の髪のドラゴンメイド、パルラが話し始めた。

 

 

〜4年前〜

 

 

「ちょっとくらい良いじゃねぇかよ〜!」

「ほら、君たち可愛いんだからさ〜。」

「ちょっ、触らないでよ!」

「ティルル、どうする?力を使う訳にもいかないし、竜化する訳にも··········」

「そうは言ってもね··········」

 

彼女らは、主人の命令を絶対とする。

今回の主人は竜人であることを知られたくないらしく、魔法で尻尾と角を隠すようにと言われ、ナンパされ、襲われかけているという訳だ。

悪漢たちには囲まれてしまい、逃げるにしても何か破壊しなければならない。

この辺りの袋小路には、善良な一般市民もいる。

更には、今働いている所の主人から、『決して竜だとバレるな』とキツく言われている。

 

「どうしようかしら···············」

「ほらほら、いーじゃんかって··········!」

「キャッ!」

「パルラ!ちょっと!離しなさいよ!」

「おいおい。抵抗していいのかよ?こっちには魔法使いもいるんだぜ〜?」

「ッ、違法魔術師か··········!」

 

違法魔術師。

正規の魔術師免許を持たない裏の世界の魔術師。

一般的に魔術の無免許使用は重罪であり、懲役30年は固い。

 

「大人しくしとけって!」

「あっ!くっ··········」

 

ティルルも力で押さえつけられる。

魔術によって筋力が強化された男は、一時的にドラゴンメイドと同等以上の筋力を得た。

 

「へへっ、これで嫌がるテメェらの可愛い姿にぶち込んでやるぜ··········」

「は、離しなさい!」

(うう〜!このままじゃ、私もティルルもやられちゃう!まだ一生添い遂げるご主人様も見つかってないのに〜!誰か、誰でもいいから助けてぇー!!)

 

パルラは心の中で必死に助けを求めた。

その時だった。

 

「サンダーボルト!」

「アバァァァ!!?」

 

シュゥゥと音を立て、悪漢が焦げて倒れる。

 

「全く、男数人で2人の女性を襲うだなんて。しかも、1人は不正規ながら魔術師ときた。とんだ面汚しもいたものですね···············」

「何者だ!クソガキ!!」

「ん〜?··········通りすがりのデュエリストだ。覚えておけ。翻弄するエルフの剣士を召喚!行け!」

『ハァァッ!』

「な、なんだコイツ!強いぞ!」

 

悪漢たちがエルフの剣士に翻弄されている間に、2人の元に近づく少年。

 

「怪我は無いですか?」

「え、えぇ··········」

「は、はい··········」

「よかった。ここは僕が何とかしますので、逃げてください。」

 

歳の差があるのは重々理解していた。

しかし、パルラは目を奪われた。

目の前にいる少年に。

この人に仕えるために生まれてきたのだ、と感じるものだった。

それはティルルも同様に。

かつての持ち主だったからなのか、決闘者としてのカリスマからなのかはわからないが、直感的に感じたのだ。

 

 

「そういえばそんな事あったなぁ··········あの後、お怪我は?」

「いえいえ!もちろん無事ですとも!」

「あの時は、本当にありがとうございました。おかげで仕事もやり遂げられました··········」

「それはよかった。けど、俺よりいいご主人いると思うけど、なんで俺?」

「それは··········直感ですね!」

「直感ね。」

「そっかぁ、直感か·········じゃないでしょ!そんなんで生涯尽くす人を決めていいのか!」

「ご主人様は私たちのこと嫌いですか··········?」

「うっ··········!そんなうるうるした瞳で見つめないでくれ!」

 

「フフフ♪微笑ましいわね。」

「そうですね〜。」

「働きがいのある職場になりそうですこと··········♪」

「よかったのですか?ナサリー、チェイム。あなた達はご主人様と接点が薄い中来てくれましたが··········」

 

ナースのナサリーとチェインルームメイドのチェイム。

今回、ハスキーが集めたドラゴンメイドの中では、リューデンとの接点はない。

ナサリーは優しいお姉さん感が溢れる。

チェイムは、ベッド担当のチェインルームメイドということもあり、どこかしら艶やかな雰囲気を醸し出している。

 

「私は、ラドリーちゃんの御恩がありますから〜。」

「ん〜。ハスキーさんがあそこまで心酔する様なお方、少し気になっただけですわ··········♡」

 

 

この日から、俺のドラゴンメイドライフがスタートしたのだ。

 





この前、5D’sガチデッキでシューティング・クェーサー・ドラゴンを出そうとした時に二ビルを使った奴を俺は一生許さない。

次回も、デュエルスタンバイ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。