ドラゴンメイドと行く、異世界遊戯王伝説。 作:気まぐれな富士山
ホロライブのラプ様てぇてぇの動画にハマっちまった··········(ネタ切れ)
とりあえず、デュエル開始ぃぃぃ!!
ドラゴンメイド・ハスキーの朝は早い。
明け方、日が昇る数刻前に目を覚ます。
顔を洗い、寝惚けた顔を整え、髪を解かす。
ドラゴンのプライドである角をヤスリで磨き、人間体のまま歯を磨く。
寝間着からメイド服に着替え、他のメイドを起こしに行く。
まずはラドリーとナサリーから。
「ほら早く起きて··········」
「おはようございまーすなの!お仕事頑張るの!」
「ラドリーちゃん、まだ髪が解けてないですよ〜。」
「···············あら?」
次は、パルラとティルルの部屋。
「はい、起きてくださ···············」
「おはようございます、ハスキー!今日も元気に頑張っていきましょー!」
「···············?」
「珍しいですね、パルラがあんなに張り切ってるなんて。でも、昨日からあんな感じなんですよ。」
「ご主人様の存在が、やる気を引き出しているのでしょうか··········」
メイド達が次々に仕事を始める。
では、ハスキーの次の仕事は?
コンコン「失礼致します。」
もちろん、愛する主人を起こしに行くのだ。
「ご主人様。起きてください。朝ですよ。」
「Zzzz··········」
「ご主人様〜。起きてくださ〜い。」
その声は、起きてほしいようで起きてほしくない矛盾を孕んだ声で、普段のクールな彼女からは想像もできないほど優しく柔らかな声と顔であった。
「ンゴ··········ググゥ···············」
「起きませんね···············。ッ!!そうだ!」
ハスキーに電流走るッ··········!
思いついた、妙案、名案··········ッ!
「よいしょ··········っと。」
「んん··········」
真横から主人の顔を眺める。
つまり、添い寝である。
「ご主人様〜·········朝ですよ〜··········ふふっ♡」
どこか声が小さい。
起きて欲しいが、やっぱり起きなくてもいい。
そんな気持ちを維持する方法。
「はぁ··········可愛い···············」
「何をしているのです?」
「ヒュッ!?」
後ろに突如として現れたチェイム。
ハスキーも思わず変な声を出してしまう。
「え、ちょちょいつから「はい静かに。ご主人様が起きますわよ。」··········はい。」
チェイムは、ハスキーと一番歳が近く、お互いにタメ口で話す仲である。
「あなたが本気でご主人様に心酔しているのはわかりましたわ。でも、メイドのタブーを忘れた訳ですの?」
「··········忘れた訳では無いですが··········」
「ほんの少しの例外に賭けると?··········あなたは、ご主人様をまだ何も知りません。少し時期尚早なのでは?」
「ですが···············」
確かに、一流のメイドとして乱心していたかもしれない。しかし、あのハスキーであれ一匹のメスである。
性欲と愛情に流されることもある。
少し長考していると、
「隙ありですわ♪」
ボスッ「うっ··········ん··········」
「あっ、ちょ··········ッ!」
チェイムに特等席を取られてしまうのだった。
「ウフフ、本当に特等席ですわ♪とても可愛い寝顔ですわ··········」
「ず、狡いですよチェイム!そこは私の特等席··········ッ!」
「いや〜!動きたくありませんわ〜♪」
「いいから離れなさいって··········ッ!」
「··········なにしてんの?」
「「あ。」」
押したり引っ張ったりを繰り返していれば、そりゃあ目を覚ます。
〜起床〜
「ドラゴンメイドって、なんだっけ?」
「すみません···············」
「反省しますわ··········」
リューデンも、怒るに怒れない。
なんせ悪意がないからだ。
本人たちが自分に好意を持ってくれているのは嬉しいが、それでは主としての威厳がない。
元々威厳があるかどうかは定かではないが。
「··········まあ、今回は不問としよう。俺もあんまり嫌な気分ではなかった。」
「ご主人様がお望みなら何時でも!」
「やっぱ、恥ずかしすぎるから止めて?」
〜朝食〜
「はい、召し上がれ!」
「うぉーっ!さすがスティルルームメイド!朝食から美味しそう!」
「へへーん、そうでしょ!流石ご主人様ね!」
ワクワクしながら席に着くと、メイドたちが横に整列する。
「あれ、みんなは食べないの?」
「「「「「えっ?」」」」」
「えっ?」
この男、今だに自分がかなり優秀な坊ちゃんであることを自覚していなかった。
もちろんメイド達は何も間違えてはいない。
ただ、この男がメイドたちよりも庶民よりだったのだ。
「え、あの、私たちも食べてよろしいのですか?」
「そりゃそーでしょ!みんなで食った方が美味いに決まってるじゃん!ティルル、みんなの分は?」
「よ、用意してあるけど···············」
「じゃあ、ほら。みんなで用意して。はい!」
「「「「「は、はい!」」」」」
「えーとそれじゃ、みんなで食べますか。せーの、」
「「「「「「「いただきます!」」」」」」」
リューデン・モービックの優雅な朝食。
寮の別棟で食べる朝食は、とてもとても美味しかったという···············
「違う!そうじゃない!」
「うわっ、どうしたのご主人様?」
「なんで俺別棟で寝てるんだよ!てかなんだよこの別棟!」
「ん、ん〜!ティルルのご飯はやっぱり美味しいですね〜(棒)」
「ほ、本当に美味しいですね〜。ご主人様もほら、食べて食べて〜。」
「話をそらすんじゃあないッ!」
「説明が欲しいな··········ハスキー。」
「ご主人様のために、というか半ば私たちのために学園側と交渉し、ここに新しく寮を作らせていただいたのです。」
「そんなことする?普通。」
ハスキーの話だとこうらしい。
・学園に知り合いがいて、働かせてもらうことになった。
・学園内で、リューデン・モービックが成績優秀者として名を挙げていることを知った。
・これは!と思い、閃いた。
・各クラスの成績優秀者を揃えて、寮を作ることを提案し、半ば強引に承諾させた。
「それで、今に至ります。」
「今に至ります、じゃねぇよ!」
もちろん怒られた。
「流石にこれは見過ごせないな··········」
「申し訳ありません···············」
「次からはちゃんと俺に報告するように。」
「はい···············」
「··········まあ、いっか。それで、その各クラスの成績優秀者はいつ来るんだ?」
「明日か、早くて本日です。」
「なるほど··········じゃあ、今日は学校休むか。買い出しとか行きたいし。」
「よろしいのですか?」
「うん。俺、優秀だから。」
事実だ。
前の世界でも大学は国立出だし、勉強のプロセスも知っている。
半ばズルみたいなものだ。
「それじゃ、ハスキーはルームメイトの来る時間を調査してくれ。俺とティルルとパルラで買い出しに行こう。チェイム、ナサリー、ラドリーは棟の掃除よろしく。」
「かしこまりました。」
「了解ですわ。」
「わかりました〜。」
「ご主人様とお買い物!楽しみです〜!」
「ずるいずるい!私も行きたい!」
「こらラドリー。ご主人様が困っちゃうでしょ?」
「ティルルとパルラばっかりず〜る〜い〜!!」
「ハハハ、うーん、どうしたものかな···············」
駄々をこねるラドリーを宥めるにはどうすればよいものか。
「いいかいラドリー。棟の掃除っていう仕事は、ナサリーとチェイムだけでは出来ない仕事なんだ。わかる?」
「う···············」
「これは、ラドリーにしか出来ないことで、ラドリーだから頼むんだよ。俺は、ラドリーを信じて頼んでいるんだ。ラドリーは俺のこと信じれない?」
「ううん。ご主人様のことは、大好きで··········信じてるの···············」
「よし。じゃあ、待っててくれる?」
「うん···············。でもでも!帰ってきたら··········その··········」
「うん。僕に出来ることなら、なんでもするよ。」
「じゃ、じゃあ··········行ってらっしゃい··············· 」
「よし!えらいえらい。」ワシャワシャ
「ひあっ!う··········ん···············」
気持ちよさそうに頭を撫でられる。
その後、ちょっと不服そうだったが、ちゃんと見送ってくれた。
「ご主人様、ラドリーの扱いが上手ね。」
「おや、俺はただ彼女と話をしただけだぞ?」
「フフ、そういうことにしとくわ。」
「2人ともー!早く行きましょー!」
さあ、楽しいショッピングの始まりだ。
やめて!特殊召喚相手に有利に働く二ビルを決めようとしたらアーゼウスで条件合わせられないのホントやめて!
ほんとに許せん。アーゼウスどうにかして。
次回も、デュエルスタンバイ!