時透くんと煉獄さん家の杏子さん   作:★kinaco★

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1話 杏子さんは思春期真っ只中

 

あぁ、、まただ…

 

「どうにかならないものだろうか、まったく…」

 

はぁ…

 

溜息がこぼれる。

 

あからさまにこそこそ噂されて…。

煉獄の家からだいぶ離れてしまえば、やっぱりこうなってしまう…

 

せめて、せめて!もう少〜し!母上に似た赤毛の髪色であればどんなに良かっただろうか。

 

そう思いながら、この癖の強い前髪を指で摘む。

伸ばした髪も高い位置で一つに結んでいるけれど、跳ねているので今みたいな梅雨の時期は大変なのだ。

 

いつ頃からだろうか。

 

周りの目も、幼い頃はさほどでもなかったように思う。

 

成長するに連れて際立つ、この父譲りの瞳と顔立ち、そしてこの髪色!

年頃になればなるほど異人だ外人だと… 街に出れば指を指され…

私は生粋の日本人だというのに!!

それなのに、、、派手な見た目のお陰で好奇な目で見られるのだ。

同い年の男の子にどれほどからかわれて来た事か!

 

はぁ…

 

まぁ、そういう輩を片っ端から竹刀で殴り飛ばした私にも原因はあるのだろうけども!

だ、だって、自分より弱い男に言われると余計腹が立つもので、つい…

 

私だってこの代々受け継がれてきた容姿を気に入っていない訳ではない。

 

でも、でも、

 

やはり、花も恥じらう15歳の娘には少しばかり。

周りとこんなにも違うのは色々気になるお年頃なのだ…

 

はぁ…

 

この溜息も何回目だろうか。

 

 

そんな私は今お遣いを頼まれ一人でお館様のお屋敷まで歩いているのだ。

 

確かこの辺りと聞いているけど、、

ん?間違えただろうか?

 

辺りを見回す。

 

すると、一人の男と目が合った。

 

嫌な予感…

 

 

「おや?君は異人の血が入っているのかい?

これはまた… 美しい顔をしているね。」

 

物珍しそうにその男に、ジロジロ見られる。

 

あぁ、、まただ…

 

「ハハ!そんなに睨まなくても取って食ったりしないさ!

よかったら近くの茶屋にでも行かないかい?」

 

こうやってよく分からない男達から声を掛けられるのももう慣れた。

 

「急いでおりますので… 失礼致します。」

 

相手にしてる時間など無い。

 

 

「連れない返事だね。どれ、もう少し近くで… その珍しい毛色を見せてくれないか?ほら…」

 

 

男の手が躊躇なく私の髪へ伸ばされる。

 

パチンッ!!

 

その手を払い退ける。

 

「失礼ですよ!」

 

「お〜お〜その気の強い感じも…また良い!

気に入ったよ!」

 

なっ!なんてしつこい!!

世の中には叩かれるのが好きな人が居ると友人が言っていたけれど…

まさか!そういう人なのだろうか!?

 

「さぁさぁ!もっと近くに来なさい。悪いようにはしないから…」

 

その手が私の肩に触れた。

 

瞬間

 

「いったたたたっ!う、腕が!はっ離してくれ!」

 

その軽薄そうな男の腕を掴んでいた。

 

「嫁入り前のおなごに気安く触るなど、、失礼千万!不愉快です!」

 

父譲りの瞳で、その男を睨む。

 

 

残念な事に、私はその辺の男より強い。

もっと可弱ければ可愛げもあったかもしれないのだけど。

千寿郎兄さまの方がよほど淑やかな気がする…。

 

私が敵わないのは父上とお祖父様くらいだろうか?

あ、一応母上も強い。

 

 

そんな事を考えていると、

 

「外人風情が!美人だからと図に乗っているのか!?

このあばずれが!!」

 

あっ…あばずれ!?

 

しっ!失礼な!煉獄家では幼少の[[rb:砌 > みぎり]]より淑女の嗜みは叩き込まれているというのに!!

そして豹変し過ぎだろうに!

 

男はそう言うと、咄嗟に近くにあった石を掴み私目掛けて振り下ろす…!

 

し、しまった!

あばずれ発言に呆気に取られて反応が…!

 

 

 

「ねぇ、そこ、邪魔なんだけど。」

 

 

「えっ…」

 

 

そこには… 父の元同僚の方が立っていた。

 

この方は、、

 

 

その人は、今にも振り下ろしそうなその男の腕をつかんでいた。

 

 

 

それはそれは、面倒くさそうに…

 

それでいて絶対零度の視線を男に向ける。

 

 

「あぁ!?何だよ!お前には関係ないだろ!?離せっ!」

 

 

「君、自分の立場分かってるの?」

 

おぉ、さすがは元柱…

迫力が違う。

その透明で考えが読めない瞳がより圧を感じさせる。

 

 

 

男は「ひっ…」と情けない声を上げて、どこかへ走り去ってしまった。

何とも情けない。

 

そして、目の前のその人に視線を移す。

 

「時透さん、お久しぶりです!」

 

「あぁ、確か君は… 煉獄さんの」

 

「はい!ご無沙汰しております!煉獄杏子と申します!」

 

私を見る時も、相変わらず冷めている。

 

まぁ、会うのは本当に久しぶりなのだ。

たまに父の家で元柱の集まりがあっても、

時透さんは大体縁側に座って空を見上げていたり、どこかしらぼーっとしている人なので…

でも母上達と話してる時は何だか楽しそうだったりする。

不思議な人という印象しか無かったけど。

 

「あの… さっきは助けて頂きありがとうございました!」

 

普段、自分が強いのであまり助けられる経験が無いので…

何だか不思議な感覚。

 

「お屋敷に用事があったから、ここを通らないと行けないんだよ。」

 

「そうでしたか!実は… 私もお屋敷にお遣いを頼まれているのですが、迷ってしまって」

 

「そこを曲がれば見えてくる。ついておいで」

 

お言葉に甘えてご一緒する。

 

そして、、横目でチラッとその人を見上げる。

 

確か…今年29になっているはずなのだけど…

昔から本当に見た目が変わらない。

下手したら私と少ししか違わないように見える。

いや、この人だけじゃなく元柱の皆さんに言える事だけど、昔撮ったという集合写真と何ら変わらないのだ。

呼吸を使うと若くいられるのだろうか??

それならば、私も炎の呼吸を…

 

そんな事を考えていると、あっという間にお屋敷についた。

 

案外すぐ側だった…。

こんな近かったのか!

 

前を歩く時透さんと一緒に屋敷へ足を踏み入れる。

 

昔々、私が赤ちゃんの頃まで鬼…という化け物が居たとか…

その異形の者達を倒す集団こそが鬼殺隊なのだと小さい頃から父上に聞かされていた。

俄には信じられないけれど、、、

ただ、その頂点に君臨する柱と呼ばれる者達の強さは本当なのだろう。

幼い頃より側でその人達を見ているけれど、彼らの強さは異次元なのだ。

私なんか足元にも及ばない程に…

 

そして、目の前のこの人は…

確か… 刀を握って2ヶ月ほどで柱になったとか!

と、とんでもない人が居たものだと初めて聞いた時は信じられなかった。

しかも、今の私よりも一つ下!14の時に柱になるなんて!

余程の実力者なのだろう…

 

そんな事を考えていると、奥から白髪の綺麗な女性が出迎えてくれた。

 

「これはこれは、時透様、それと…そちらはもしや杏子さん…?」

 

この見た目のお陰で得をする事もある。

一目で煉獄の家の者だと分かることだろうか。

 

「お初にお目にかかります。煉獄杏寿郎の娘、杏子にございます!」

 

「あら!すっかり、綺麗なお嬢さんになられて!あんなに小さかったのに…」

 

優しい眼差しで私を見つめるその女性は、浮世離れした美しさが何とも言えない色気を醸し出していた。

おぉ…大人の女性だ。

 

「私は産屋敷 輝利哉の妹、くいなと申します。」

 

少し喋った後、お遣いとして頼まれた品を差し出す。

 

「少しばかり母が作り過ぎてしまったようで…

甘い物がお好きだという輝利哉さまにどうかと母上が」

 

父上が沢山食べるからと作ったさつま芋の饅頭が、この風呂敷に包まれたお重にそれは沢山入っている。

私達家族では限界があるので、、、とうとう外の人達にも協力を請うことにした。

 

「まぁ、ご丁寧にいつもありがとうございます。

この前頂いたお団子もとても美味しくて、あっという間に皆で食べてしまったんですよ。

今回のお饅頭もとても楽しみだわ。

今度近くまで来たら、是非屋敷に寄るようにとお母様の炭子さんにお伝え下さいな。」

 

 

そんなやり取りを隣で静かに眺める時透さん。

 

相変わらず表情が読めない。

 

「では、時透様はこちらへ…

杏子さんも、良かったら我が家の庭を散策して行かれてはどうですか?

今の時期は紫陽花の花が見頃ですよ。」

 

紫陽花が?それは是非とも見たい!とても!

 

「はい!では、お言葉に甘えて!」

 

そう言って、くいなさんの元を後にし庭へ向かった。

 

お庭はとても手入れが行き届き、花も生き生きと咲いていた。

綺麗だ!とても!

珍しい花も沢山咲いている。

そして見頃の紫陽花は物凄い数が咲き誇っていた。

 

わぁ…ここだけ異次元みたい。

 

どこを振り向いても紫陽花!紫陽花!

す、凄い凄い!こんな沢山の紫陽花見た事が無い!

どんどん進んで行く。

朝早くに雨が降っていたから、その雫が花びらの上でキラキラ輝き まるで宝石みたい…。

その様子が梅雨の時期にだけ咲く紫陽花の美しさをより引き立てている。

やっぱり花は良い。見ていると、嫌な事を忘れさせてくれる。

 

しかし、お館様の… 輝利哉様のお屋敷はとても広い!

初めて来たけど、迷いそうなほどに…

紫陽花につられて結構奥まで来てしまったな。

 

ここは…?

 

すると、外廊下に面したその部屋から声がした。

 

 

この声は、輝利哉様… かな?

 

お屋敷はとても静かなので、嫌でも会話が耳に入ってくる。

な、何だか立ち聞きしてるみたいで居心地が悪い…。

 

 

すると

「その話は… 僕じゃないといけないんですか?」

 

これは、時透さんの声だ。

 

「もちろん無理にとは言いません。

くいなが時透さんとなら考えなくもないと言うので、、、貴方の意思も聞きたかったのです。

少し、考えてみてはくれませんか?

返事は後ほどで良いので」

 

「はぁ… 分かりました。とりあえず、僕はこれで失礼します。」

 

そうして、襖が開けられる。

 

出てきた時透さんがこちらに気づいた。

 

「君は、、、まだ帰ってなかったの?」

 

盗み聞きしてると思われただろうか。

 

「先程、くいなさんが教えてくれた紫陽花を見に」

 

「ふ〜ん、、」

 

そう言うと、じ〜っと外を眺めながら…

その場に座り込んだ。

 

外廊下は縁側の役割もはたしてるので、外にわざわざ出なくても風景を楽しめるメリットがある。

 

じ〜っと無言で紫陽花を見てる…のか?

よく分からない、空を見ているような、花を見ているような…。

 

用事は済んだようだし、、この人は帰らないのだろうか?

 

 

そんな彼に背を向け、私は気にせずしゃがんで紫陽花を愛でる。

綺麗… 本当に綺麗だな。

煉獄家の庭にも花は咲き誇っているけど、ここと比べれば全然。

その紫陽花の美しさをこの目に焼き付けんとばかりにうっとり眺める。

 

どれくらい経っただろうか。

 

背後から

 

 

「彼岸花みたい」

 

「え?」

 

咄嗟に声の方へ振り向く。

 

「君の髪だよ。毛先、、 赤いだろ?」

 

ひ、彼岸花?

 

あまり良い意味の花じゃないのだけど!

しかも女性にそんなことを言うとは… ちょっと失礼では?

 

少しムッとした顔になっていたと思う。

 

だって、赤い花なら他にもあるだろうに!

なぜ…

 

やっぱり、、ろくなことを言われない

 

私は この髪が

 

「… 嫌いなんです…。」

 

「え?」

 

しまった!声に出てた!

 

ここで黙ってしまうのも変に思われる…

 

と、とりあえず話を誤魔化さないと!

 

 

「ひ、彼岸花が… 嫌い…なんです。ふ、不吉だし…」

 

その人は黙ったまま… 聞いてるのか聞いてないのかよく分からなかった。

 

すると、縁側から降りてこっちへ向かってくる。

 

その人は私の目の前まで来ると黙って見てきた。

 

とにかく見てきた。

 

なので、こちらも遠慮なく見る。

 

その辺の女の人より余程綺麗で、私のキツイ顔立ちなんかより全然女性らしい顔立ち…。

髪も艶々の青味がかった綺麗な黒髪。

男性なのに… 何だか複雑…。

 

そのビー玉みたいな瞳には、この世界がどう映っているのか少し気になった。

 

父上は情熱的な人で、いつも熱い眼差しを向ける人だから、この人のこの青く澄んだ瞳はなかなか興味深いものがある。

煉獄家にはこんな冷めた目の人いないので。

 

が、しかし!この人!見過ぎだろうに!

 

気まずいといったら!

 

は、話を!

 

「な、なぜよりによって彼岸花なのですか?

赤い花なら他にも…」

とりあえず、さっき思った事を聞いてみた。

 

すると、

 

「僕の生まれ育った山には、彼岸花が沢山咲いていたけど、どんな意味があろうと花は花だよ。

なんでかな、、その赤い部分が昔見たその彼岸花と重なったんだよ。それに…」

 

それに?

 

「綺麗だから、ただそれだけだよ。」

 

き、綺麗!?

 

それは…

「わ、私の髪が… ということですか?」

 

すると

 

「それ以外に何があるのさ。」

 

 

父上や母上がいつも私に向けて言う「愛らしい」「綺麗だよ」という同じ言葉のはずなのに、

言う人が違うと、、何とも気恥ずかしいような…

まぁ他意はないのだろうけど。

 

でも、、何だか嬉しい。

 

するとその人は

 

「君は、本当に煉獄さんに似てるよね。」

 

 

父上に似てる。

 

それはどこに行っても言われる台詞だ。

 

父上の事は勿論大好きだ、とっても…

 

似ている事も嫌な訳じゃない…

 

でも、、、何だろうか、

 

今はあまり言われたくなかった気がする…。

 

 

もしかしたら、父上へ気を遣って綺麗などと言ったのだろうか。

この人は父上を慕っていたし。

 

急に言われた台詞が色褪せて見えた気がした。

 

 

「…… 帰ります。」

 

「急だね。」

 

「あまり遅くなると父上達が心配するので、私はこれにて…」

 

そんな事を言ってると小雨がパラパラと降ってきた。

なんて間の悪い!

今は梅雨だから仕方ないのだけども!

 

「雨降ってきたし、濡れるよ。」

 

そう言って肩を掴むその人に向かって…

 

「結構です!ほっといて下さい!」

 

言ってしまったぁぁぁぁあ!

出てしまった!

私の悪い癖が…

気の強い性格が…

 

年上の男性になんてことを…

しかも、父上の同僚の方に…

 

 

すると… その人はボソッと…

 

「可愛くない… 」

 

へ?

 

「そういうこと言うの、可愛くないと思うけど。」

 

「なっ!失礼な!貴方様に可愛いと思って頂かなくて結構です!」

 

プイッとそっぽを向いてしまった。

15だというのに、我ながらやる事が幼稚だ…

 

しかし相手も似たようなものだった。

 

「小さい頃はおしめも換えてあげたのに…」

 

おっ!おしめ!!?

 

「一体いつの事を言ってるのですか!?お、おしめなどと!」

 

 

「15年前だけど。」

 

 

そうだ!見た目年齢が自分と同じだと思って忘れていたけど、この人は29歳!!

 

「おっ、大人の男性がそんな話を持ち出すなんて!本当に貴方は29歳なのですか!?大人気ない!」

 

すると、相手もムッとした顔で

 

「歳は関係ないだろ。赤ちゃんの頃はあんなに可愛かったのに…」

 

くっ!そんなに何回も可愛くないと言わなくたって!!

 

そして、ついぞ自分も…

「貴方様なんて、、大っっ嫌いです!!!」

 

 

言ってしまった…。

 

後の祭り…。

 

 

 

すると、

 

「こんな所に居たのか、探したぞ!杏子!」

 

この声は、、

 

「父上!?」

 

そこに傘をさして立っている父上が居た。

 

 

「あまりに帰りが遅いから来てしまった!

おぉ、時透も一緒か!久しぶりだな!」

 

 

「ご無沙汰してます。」

 

 

「で、こんな雨の中、二人で何を?」

 

しまった!父にさっきの事…!

 

「少し、紫陽花を見てただけです。」

 

良かった… 黙っててくれた…?

 

 

「そうか!これだけ見事に咲いていれば、魅入ってしまうのも分かるが… 雨も本降りだぞ?」

 

気付いたら二人ともびしょ濡れだった…。

 

「うむ!風邪を引いては行けないし、良かったら時透も家へ来なさい!」

 

「ちょ!ちょっと、父上!?」

 

う、嘘でしょ!?色々言っちゃったのに、家に来られたら気まずい!

 

が、勿論、父上に言える訳も無く…

 

ここは、時透さんが断ってくれる事を祈るばかり!!

どうか!!断って!!

 

 

「じゃあ、お言葉に甘えて」

 

うおぉい!こ、この人!気まずくないのだろうか!?

さっきまでのやり取りを無かったかのように…

何という…!

こんな人だったのか!?

 

 

「そうと決まれば急いで帰るか!時透は行けるか?」

 

「はい、いつでも」

 

その言葉を聞くと、父上は傘をたたみ、私を抱き上げる。

 

「お、降ろして下さい!もう子供じゃありません!私も一緒に走れます!」

 

 

「まあ、そう言うな!今日は雨だし足元も良くない、急ぐから大人しくしててくれ!」

そう言って笑顔を私に向ける。

 

か、過保護!

 

この歳で人前で抱っこされるとは…

 

そして、そんな私の気持ちをよそに呼吸を使ってあっという間に走り抜けて行ってしまうのだ。

 

た、確かにいつにも増して速い!

 

そして、その父にピッタリとついてくる時透さん。

 

相変わらず涼しい顔をして…

 

さすが元柱!す、凄い!凄いけども!

 

やっぱりさっきのやり取りを思い出すとモヤモヤする!

 

分かってる。元はと言えば私が原因である事は…

でも、はい、そうですか、とは言えない性分なのだ…。

父の腕の中で苦悶する…

家はもうすぐそこだ。

 

気まずい… とりあえず、後でこの人に謝ろう…。

しかし、どうやって!?

 

 

15歳、まだまだ思春期真っ只中。

 

お年頃の迷宮からはまだまだ抜けられそうにない。

 

 

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