ちょくちょく口調とかも変わるかもです。
とりあえず投稿して後から色々と修正します。
じゃないと多分しなくなっちゃうかもなので。
私の初勝利記念のお食事会が終わって数日後、私はレッドさんと共にパトロールをしていた。
尊敬するレッドさんとの街のパトロールなのに私の頭はあることばかり考えていた。
「はぁ~」
ついてはいけないと思いつつ、ついため息ばかり出てしまう。
「むっ!ホワイト、どうした?さっきからため息ばかりついているぞ。オレで良ければ話を聞くぞ」
どうやらレッドさんに気を遣わせてしまったようだ。
それに今はパトロールという重大な任務中。気を引き締めないと。
「あっ、すみません任務中なのに。....ありがとうございます、でも、大丈夫です。大したことではあるんですけど、自分で努力しないといけないことなので。」
自分で思いつめていてもしょうがないかもしれないけど、私はヒーローだから。
いつまでも皆に頼ってばかりじゃいられない。私みたいなひよっこが言うことじゃないかもだけど。
そう言ってレッドさんの方を見ると髪をかきあげながら困ったように私を見ていた。
「う~ん、そうか。君がそういうのならば深くは聞かないが。しかし、誰かに頼りたくなったら助けを求めるんだぞ。それはオレでもいいし他の誰かでもいい。ヒーローが人を頼ってはいかん理由はないからな!」
レッドさん....!!一生あなたについていきます!!
そして、レッドさんは軽く伸びをした後、話を切り替えるかのようにカラッと笑って私に言った。
「まぁ、そのことは君に任せるとして。ホワイト、さっきの訓練を見ていたんだが、君は銃の扱いがとてつもなく下手だったな!」
....レッドさん。それ、話変わっていないんです。
「うおっ!ど、どうしたホワイト!?どこか痛いのか!?」
なんだか視界がぼやけてきたよ。どうやらレッドさんに隠し事は通用しないみたいだ。
・・・・ホワイト説明中・・・・
「なるほど、まさかそのことについて悩んでいたとは」
ふむふむと何度か頷きながら、彼女は私の腰についている銃に目を向けていた。
ここで説明しよう。今私達が話している銃とは、Colors専用装備の一つColorsSchottのことだ。
開発をしたのはグリーンさん。なんでもブルーさんから燃費のいい武器がほしいとの意見を元に作成されたらしい。
私以外の4人はそれぞれの属性能力を持っている。属性能力っていうのは簡単に言うと体内のエネルギーを使って、火やら水やらを出す能力のこと。詳しい話はまた今度で。
話を戻すと、ColorsSchottはそれぞれが持っている属性を撃ち出すための武器なのだ。
もちろん自分自身から能力を出すこともできるが、撃ち出すための無駄かあればあるほど体力も消耗していく。
その無駄を減らすために作成されたのがColorsSchottだ。
属性能力がまだない私の銃には、支援用の弾が入っていた。
そして、支給されてから数日が経ち、パトロール前まで練習をしていたのだが....。
「全然、的に当たらないんですよ~」
支援用の銃なため確実に急所に当てる必要はない。ただそれでも。
「10発撃って3発しか当たらないのはまずいですよね?」
「うん、まずいな!しかも止まっている的だったし、実践だとまだ厳しいものがあるな!」
は、はっきり言うな~。ものすごーくその通りだけど。
....でも、使い物にならないって言われるよりは。
「まぁ君はぶん殴る戦闘スタイルだし、絶対に必要ってわけじゃないが。それでも近距離以外の選択肢を持つのは大事だからな。そのためにも日々訓練!努力を怠らないことだ!」
「はい。前回、怪人と戦った時に実感しました。」
前回の戦闘では武器が支給されてはいなかったけど、それでも何かができたはずと今でも思う。
訓練でも全然うまくいかないし、気持ちがドンドン落ち込んでいくのを感じる。
思考がネガティブになって俯いているとレッドさんが頭を撫でてくれた。
「その気持があれば大丈夫だ!まずは自分の弱点を見つける。だが見つけるだけじゃなく、それをどうするかを考えて動くことが重要!」
そして、レッドさんは私と目が合うように少しだけかがんだ。
「大丈夫、君の努力はオレ達が知っている。その努力は必ず実を結ぶ。それまで皆に頼ればいい、絶対にオレ達は助ける。そして、その時がきたら」
そう言ってレッドさんは私の頭から手を離した。それでも頭の上にはまだ熱があるような気がして、それがいつしか全身に広がった。
レッドさんが続く言葉を発しようとした、その時。
ゥゥゥゥゥゥゥウウウウ~!!
『〇〇市〇〇町に怪人が現れました!市民の皆様は速やかに避難してください!繰り返します!〇〇市〇〇町に怪人が現れました!市民の皆様は・・・!!』
怪人の出現のサイレンとともに避難アナウンスが流れた。
場所は私達がいる所のすぐ近くだった。
「むっ!すぐに現場に向かうぞ!ホワイト!!」
「はい!!」
私達は一緒に走り出した。
今にも被害が出てんだいる人たちがいるんだ!
少し先を行くレッドさんはチラッとこちらを見た後、走りながら先程の続きを話そうとした。
「それとさっきの続きだが」
「大丈夫です!!」
先を行く彼女は少し驚いた顔をしていた。
「その時がきたら!!今度は私が皆さんを助けてみせます!!」
「....ハハハハハ!!頼んだぞ!ルーキー!」
曲がり角を抜けるとその先には暴れ狂う怪人が目の前にいた。
どうやら他のヒーロはまだ到着しておらず私達が最初についたようだ。
レッドさんは見惚れるほどに真剣な顔をして私に言った。
「ホワイト、オレ達二人だけみたいだが問題あるか?」
「問題、ありません!!」
その答えを示すため、変身するためのポーズをとった。
正直に言えば、まだまだ不安なことだらけだ。
それでもレッドさんと、Colorsの皆と一緒なら!!
「行くぞっ!!ホワイト!!」
「はい!!」
「「変身っ!!」」