1979年12月魔法法執行部作戦室
臨時で設けられた闇祓い局の隣の部屋で魔法法執行部の重臣及び、国際魔法協力部から数名が集まっていたのだ。作戦会議が行われることになり議長は部長であるバーテミウス・クラウチ部長だ。
「...さて全員集まったな?」
部長が周りをみて声を上げる
「あぁ...闇祓い局からは全員だ。」
「魔法警察隊は揃ってます。」
「尋問準備局からもきてます。」
「国際警察局も既に集まっております。」
「国際魔法協力部の次官以下全員確認しました。」
上からムーディ闇祓い局長、ジョンソン魔法警察隊隊長、マイケル尋問準備局長、ボーンズ国際警察局長、国際魔法協力部の次官であるジョーイ・パトラーが喋る
「よし、定例の会議を行う、半年前に、魔法法執行部フロアが襲撃され、真実薬及びラバスタン・レストランジの身柄を奪取された。今回はその反攻作戦を考える、...クロフォード、資料を渡せ。」
マクーザの闇祓い兼上級補佐官として会議に参加してるロッドが資料を配布する
「意見はあるか?」
「あっあの、スウェーデン代表です、作戦意見ですけど。死喰い人の拠点をちょ、直接叩けばいいのでは?」
スウェーデンの闇祓いでありスウェーデン代表のオリヴィアさんがオドオドしながら意見を言う
「...その死喰い人の拠点が、どこにあるのか、わかるのか、小娘?ええ!?」
「ひっひぇぇ、やめてくだいぃ。」
ムーディ局長がオリヴィアさんに凄む
「アラスター、やめんか。...オリヴィアさん、有力な死喰い人候補の屋敷へ〝家庭訪問"しても証拠も何もないので、精々、呪いの品を引き取ったり、暴れた輩を、公務執行妨害で連行するしかないんですよ。」
ジョンソン隊長が言う
「そうだとも、ロジエールの奴の屋敷へいっても、あいつはヘラヘラして儂を招き、紅茶まで出されたぞ。...無論口は付けてないがな。」
ムーディ局長がイライラしながら言う
「私からも、いいですかな?...ドイツ代表です、ノクターン横丁には死喰い人はいないのですか?」
ドイツ闇祓いのカール・ヴァイスが声を上げる
「あぁ、そうです。我々魔法警察隊が巡回してますが、今の所、死喰い人と遭遇したのは2回だけで両方とも、呪いの品を購入しようとしていただけでそのあたりを住処にしてるようではないようです。」
ジョンソン隊長が答える
「部長、私は作戦を思いつきました。」
ここで意見を言う
「れっレオナルド首席補佐官?どんな内容ですか?」
オリヴィアさんが聞いてくる
「まず概要としては、迎撃態勢での作戦となります。...みなさんは闇の帝王の名前を言ってはいけない理由は、ご存じでしょう?。ご存じではないのなら、言いますが。闇の帝王の名前には呪いが掛けられており、名前を言うと死喰い人が襲撃してくるのです。それを利用してノコノコ襲撃してきた死喰い人を捕まえるつもりです。」
作戦概要を言うとみんな感心した顔をする
「ほほぅ、それならば良さそうだな。こちらで防衛準備を整え、いざ来た時に迎撃する。」
ムーディ局長がは首を縦に振り、ジョンソン隊長が熟考する
「...ジョンを呼んでいいですか?」
自分の弟をこの会議に出席させる。
「かまわん。」
部長が即答する
右手に杖を取り出し守護霊を召喚する
「エクスペクト・パトローナム」
杖先から白い鶴が出る
「ジョン、今すぐに会議室に来てくれ。」
守護霊に伝令を託し見送る、ふと周りを見るとみんな驚いた顔をしている。
5分経ったころノックがし部屋にジョンが入って来る
「兄貴?、どうした?」
縁なし眼鏡に白いズボンにサスペンダーという恰好で来た。
「よく来たな、この規模での迎撃できる場所はどこかないか、調査できるか?」
書類を見せ、10秒ほど考え、答えを出す
「...この規模ならアトリウムか、ホグワーツ城だが無理だな、ゴドリックの谷はどうだ?」
確かにアトリウムはリスクが高すぎるし、ゴドリックの谷がよさそうだな
「なるほど、私は特に反対派しない。」
クラウチ部長は特になしだ
「ふむぅ、確かに地理条件やリスクを考えると良い。」
ムーディ局長が賛成に回った
ジョンソン隊長も賛成のようだ
マイケル局長は難色を示しているようだが
「確かに、周りへのリスクを考えれば、ゴドリックの谷がいいかもしれませんが。慣れない地での、戦闘は問題ないのですか?」
「事前に2、3回、様子見してはどうでしょう?」
ジョーイ・パトラー次官がそれに答える
「...では結論として、トラバース首席補佐官に作戦に反対の人はいるか?...よろしい、ではこれにて、定例合同会議を終了とする。各自、用意をするように、無論、ここでの会議内容は他言無用だ。」
クラウチ部長が纒上げ、会議が終わり、ムーディ局長とジョンが先に出る、恐らく騎士団に内容を知らせるつもりだ。
「あっ、あのちょっといいですか?」
スウェーデン闇祓いのオリヴィアさんが聞いてくる
「ジョンさんって誰ですか?、それと私たち、外国の闇祓いはどうすればいいですか?」
「ジョン・トラバースは私の弟で法執行部の人事局の職員だ、...騎士団にも所属しているがね。」
「あ、弟さんでしたか。それと騎士団は?」
「アルバス・ダンブルドアが闇の勢力に対抗するために作った非公式組織だ。我々法執行部は、黙認していますがね。クラウチ部長も苦い顔してますが、成果もあげてますし、それ以上に魔法省では動きにくい事件でも騎士団が動くので、ただその反面事後報告になるのが、こちらとしても惨事部としても困るんですがね。...ここ最近ムーディ局長とクラウチ部長が言い争いしてるのがよく見られますよ、ロビンソン副長、ロングボトム下級補佐官もそれに巻き込まれるので大変ですよ。」
オリヴィアさんも思い当たる節があるのか苦笑いしてる。
「と、まぁそういうことですよ、もう一人の弟のエドワードも一応騎士団に所属してるし、ボーンズ局長も一応入ってますがね、エドワードは今ドイツに出向してますよ。」
そういうとオリヴィアさんが聞いてくる
「あっ、あの騎士団に入るにはどうすればいいですか?」
これは驚いた、他国の魔法使いが入りたいというとは、
「うーむ...ダンブルドア校長に聞いてみなけばわかりません。」
「そっそうですか...」
「まぁ聞いてみますね」
そう言い杖を取り出し守護霊を出す
「エクスペクト・パトローナム」
白い鶴が出てくる
「ダンブルドア先生、不死鳥の騎士団に入団希望者が居ますので、法執行部補佐官室へご足労願えますか?」
よし、これでいいだろう
「あのぅ、私たちはどうすれば?」
「ダンブルドアが来るまで補佐官室で待ってください。私は法執行部の騎士団員に相談します。」
そういいオリヴィアさんを置いて外に出る
5分ほど歩きムーディ局長を見つける。
「ムーディ局長、ちょっといいですか?」
呼び止め喋る
「なんだ?バーテミウスの用か?」
「いえ、騎士団のことですが、入団したい方がいるので、補佐官室まで来てもらえませんか?」
「あぁ、構わん。入団希望は誰だ?」
「オリヴィアさんですよ、スウェーデンの闇祓いの。」
「あの、小娘か。...この国の魔法使いではないが大丈夫なのか?」
「一応ダンブルドア先生に、伝え、来てもらうことになりました。」
歩く
補佐官室と書かれた部屋に入る
「どうぞ。」
ムーディ局長を先に入れ、さっきに来ていたオリヴィアがソファに座っている、
ムーディ局長はその対面のソファに座った。
自分のデスクに座り、書類をまとめ、10分くらいたった頃。
「レオ、入るよ。」
ダンブルドア先生がやってきた。
ムーディ局長とオリヴィアさんが立ち上がり挨拶する
「アルバス来たか。」
「だっ、ダンブルドア先生、こんにちは。」
「ほっほっほ、こんにちは。」
そういいダンブルドア先生はオリヴィアさんの対面、つまりムーディ局長の横に座った。
「おかけなさい。」
オリヴィアさんが座る
「さて、儂はアルバス・パーシバル・ウルフリック・ブライアン・ダンブルドアじゃ。昔の人物というのは名前が長くてのう、気軽に名前を呼んで構わんよ。」
「あっあの、オリヴィア・フェニックスです、スウェーデン闇祓いです。」
「落ち着きなさい。ほれ、レモンキャンディーじゃ、儂はこれが好きでのう、外出するといつも買うのじゃ。」
「あっ、ありがとうございます」
「さて、お主、不死鳥の騎士団に入りたいのかい?」
「あっ、はいそうです。」
「理由はなんだ小娘?」
ムーディ局長が途中で喋る
「あー、えーと、その」
「理由を言えないのか?えぇ?」
「あうぅ...」
「アラスター、落ち着きなさい。オリヴィア、開心術を使ってもいいかね?」
「あっ、はい構いません。」
ムーディ局長が信じられないという顔をする
「では、始めるぞ。...レジリメンス」
しばらくたったころ
「ほう、なるほど、大丈夫じゃよ。」
ダンブルドア先生が微笑み、ムーディ局長に言う
「アラスター、彼女は信用できる、騎士団でもやっていけるじゃろ。」
「そうか、アルバスが言うなら信じよう。...さて小娘、騎士団へ歓迎しよう。」
「あっあの、ありがとうございます」
「それにしても、フェニックス家か、不思議な縁じゃのう。」
「え?」
オリヴィアさんが?の顔になる
「儂の先祖にフェニックス家の人間がいるのじゃよ、スウェーデンのフェニックス家はスウェーデンを代表とする、名家でのう、不思議なことに不死鳥にまつわることが多い家なのじゃ。」
「えっええ、そうですよ、私の杖にも不死鳥の羽がありますし、守護霊っも一族全員不死鳥です、動物モドキも不死鳥ですし、ペットも不死鳥です。...ほらおいでルナ。」
そういうとオリヴィアさんが不死鳥を呼び出した
「実に美しい生き物じゃ、...ほれフォークス。」
そういいダンブルドアが呼ぶと不死鳥が現れた
ルナとフォークスは部屋を飛び回り、二人の肩に腰を下ろした
「ほっほっほ、それでは、オリヴィア、騎士団へようこそ。レオ、儂は帰るぞ、ありがとうのう。」
そういいフォークスの足を掴み姿くらましをした
「...さて小娘。アルバスが認めたからには、こちらも信じよう、騎士団では周りが不振に思ってい居てもアルバスが信用してたら問題ない、だが周りが信じていてアルバスが信じてなかったら、騎士団に入れない。
...レオ、お前もだぞ、お前はアルバスも周りも信じているが入らない。なぜだ?」
おっと今この疑問がきたぞ横のオリヴィアさんもなぜっていう顔をしている。
「今の仕事で充分大変なのにこれ以上仕事を増やすと私が過労死するからですよ、局長。それに私は魔法法執行部の人間です、いくら悪の死喰い人とはいえ、政府組織である魔法省執行部は中立に物事を判断したいと思っているんですがねぇ、いくらアメリア先輩やスクリムジョール先輩やジョンやエドワードの弟たち、フランク、やジェームズたち教え子が入っても私は外野として、たまに助言するくらいでいいんですよ。
私の今の肩書何か知ってますか?局長?魔法省魔法法執行部首席補佐官兼闇祓い部外部顧問教導役兼法執行部国際警察局特別局員兼尋問準備局調剤課外部顧問、ですよ?1年前までこれに加えホグワーツの教員ですよ?、あの時は激務でした、ロビンソン副長との交代制じゃなかったらとっくに過労死してますよ。」
一気にまくし立てると、ムーディ局長とオリヴィアさんがぎょっとした顔をする
「そっそうか、すまん」
ムーディ局長が憐れむように労ってくる
目線を机に戻し作戦計画書に修正を加えるのであった。
─────
魔法法執行部補佐官室
2か月が過ぎたころ
「え?結婚した?」
目の前にいる2つ下の弟ジョンがそう言う
めでたいのだがいつの間に結婚式呼んでほしかったな
「そうだ、兄貴が1週間フランスに行ってる間にだ。」
そうか!あの時か!惜しいことしたな、引き受けなければよかった。
「そうか、おめでとう、...で?相手は誰かね?」
「スウェーデンの闇祓い、オリヴィアさんだよ。」
なんとあの三つ編みでお下げの小柄で臆病な闇祓いと結婚か
「そうか、結婚式はしたのか?」
「そうだ、兄貴が4日前にだ、騎士団員全員で写真撮ってある、...ほら。」
写真を渡してくる...これはすごい笑顔だ、オリヴィアさんもオドオドした表情ではなく泣きそうな顔をしている。エドワードまでいる!日本から帰ってきたのか、珍しい。
「エドワードまでいるな。」
「あぁ、日本から帰ってきたよ、ニコニコしながら近づいて、『よっ、結婚おめでと。』ってな。」
「そうかぁ、すまんなぁ、忙しくて参加できなくて、すまないねぇ。」
そう言い引き出しを開け箱を取り出す
「兄貴なんだそれ?」
「結婚祝いだ、受け取れ。」
ジョンには指輪を、オリヴィアさん用の箱にはブローチを渡す
「さて、今渡したものだが、指輪には細工がしてあってな、杖と同じ機能がある、武装解除呪文も効かない、更にはお前にしか使えない。」
「そんな物を...ありがとう!」
ニコニコしながら指輪をはめている。
「オリヴィアさんへ渡すものは、ブローチだよ、盾と癒し、更には念じたら1時間幸運が訪れる、フェリックス・フェリシスを使ったものだよ、約2日分の効果がある、それ以降は盾と癒しだけだからね。」
「兄貴...ありがとう、渡しておく。」
そういい懐へしまう
「さて、作戦なんだが、騎士団側から連絡はあるか?」
「いや、特にはなにもないと思う。」
「ではこちらが始動する、闇祓い局と会議を行う。その時決める、ムーディ局長から、連絡がそっちにいくと思うから。」
激戦が近づいているのを感じるのであった。
作戦室
闇祓い局の円卓会議場
死喰い人の屋敷へ家庭訪問
聖28族などの本に住所がのってるらしい、だが屋敷を強制捜査することは権限上、できないので目に見えてわかる証拠がある場合確保する。
ノクターン横丁
死喰い人が居ると思われたが治安の悪さを純血の貴族たちがなれるはずもなく、いない。
呪い
なんであんなのあるんだろう。格好の罠だと思うね
服装に驚く
だってみんなローブですもの。
作戦区域
初期案にはヌルメンガード城が候補にありました。
エドワードは所属しないと言ったな?
あれは嘘だ、ただまぁほんとに所属してるだけなので、幽霊部員みたいです、世界各国に飛び回ってます。アバーフォースと一緒ですよ。
ダンブルドア校長に聞く
だって他国の魔法使いだもの、英国の魔法使いなら、ムーディ局長+αで十分
開心術で察した校長
愛じゃよ。
フェニックス家
スウェーデンの家系でありダンブルドア家の遠縁。この家系の最大の特徴は家名の通り不死鳥、ペットも不死鳥、杖芯も不死鳥、アニメーガスも不死鳥、守護霊も不死鳥。
不死鳥の騎士団に入らない理由
肩書が多い、これは名刺に書かれる部分だけで、本当は色々なこともする総務もやってる。闇祓い局顧問はヘンリー元補佐官を引き継いだ。
ジョン・トラバースの結婚
オリヴィア氏がレオに聞いたのは、ジョンに顔合わせした時、一目惚れしたため。
結婚祝い
色々役に立つものをエドワードとともに開発中。
キャラ紹介
ジョーイ・パトラー オリ ハッフルパフ
国際魔法協力部次官であり実質閑職にいる人だったが外国との闇祓いの交流が多くなってきたため、忙しくなった。
ロッド・クロフォード オリ イルヴァモーニー
マクーザ所属の闇祓いで現在は法執行部部長附兼国際警察局所属局員である、
国際警察局の爆発の際爆発に巻き込まれ重傷、復帰後は、後任の上級補佐官を兼任する激務となった。
オリヴィア・フェニックス オリ スウェーデン
スウェーデン魔法省所属の闇祓いで現在は国際警察局所属局員兼不死鳥の騎士団員である、会議で出会ったジョン・トラバースに一目惚れし、不死鳥の騎士団に入る。
ちなみに動物モドキ状態での不死鳥は金色。性格は臆病
ルナ 不死鳥
300年生きている。フェニックス家では生まれて3日たつと不死鳥が現れ仕える。
フェニックス家との契約を交わすとそれに共鳴して変化する。オリヴィアの場合
オリヴィアの青目が不死鳥に共鳴し変化、その逆は変化しなかったが不死鳥へ動物モドキに変身すると金色になる。これは髪色からくる。
ちなみに死の呪文が効かない。
カール・ヴァイス オリ ドイツ
東ドイツ魔法議会所属の闇祓いでグリンデルバルドシンパ。現在は国際警察局所属局員である、西ドイツ魔法省から2名、東ドイツ魔法議会から2名ずつイギリスに派遣されており、それぞれ対立している。爆発事件でそれぞれ1人ずつ巻き込まれ、軽傷。