コバルトブルー   作:RPM

41 / 41
PIT IN④江助

 

 

「またまた作者です。」

 

「コウちゃんこと、江助です。」

 

「対談は読者も飽きてるかもしれないけど、もう一人の主人公といえる江助との裏話は書いておきたいので。」

 

「まぁ俺は、裏主人公ってとこだな。色々引っ掻き回す狂言回しよ。」

 

 

・ジャージ事件

 

「まずは、そろそろ読者も忘れてるかもしれねぇが、4話~6話辺りの事件だが、意外とあっさり終わったな。」

 

「あれは江助のいたずらっ子な側面と、ウマ娘の世間への影響力を出すためのくだりだな。」

 

「もうちょい引っ掻き回しても良かったんじゃねぇの?」

 

「まぁ、完全思い付きだったから詳細を考えてなかったのが本音だけど。」

 

「おいこら(笑)」

 

「でも現実にはみんなそれぞれの仕事や生活があるから、一つのネットニュースに貼り付いてるなんて事はないから逆にリアルじゃないかな?という言い訳をしておく。」

 

「あと俺の会社、WINNING MUSMEってどっから来てんだ?」 

 

「アイネスフウジンの私服に付いてたロゴだな。余程のアイネス推しじゃないと気付かんかもしれんが。」

 

「細けぇよ(笑)」

 

 

・流貴の内面

 

「前の対談回で言ってた、流貴に人間臭さを出すのは成功してると思うけど。結構大変だったろ?」

 

「そうだな。適当に作った転生設定をちゃんと着地させて、流貴の弱点を掘り下げるのはなかなか心苦しい所もあった。」

 

「そもそも流貴がああいうキャラになったのは、どうしてなんだ?」

 

「元々マン島に出るために終活までした男だからな。転生云々の設定がもしなかったとしても、何処か浮世離れした感じをあえて狙った。」

 

「そういえば、タイトルも意味があったんだよな。」

 

「THE BACK HORNのコバルトブルーだな。あの曲は神風特攻隊の事を歌った曲だから、流貴をダブらせる意味合いもあった。」

 

「なるほどねぇ。性格面で意識した事は?」

 

「それは、今まで読んできて影響を受けたウマ娘二次創作の作品達があって、その主人公達と差別化を図る狙いがあった。」

 

「ほほう。作品名は?」

 

「学園お抱え装蹄師の日常、タンデムで見た海、トレーナーは青空が見えない、主にはこの3作(ハーメルン)。主人公達は3人とも過去の傷と贖罪から止まりがちというか、過去に囚われている面が時々出る。」

 

「確かにな。」

 

「だから流貴は過去の傷を抱えながらも前に進む、贖罪だけで終わらせない事を大事にしてきたキャラなんだ。」

 

「結果、止まれない男が出来上がったと。」

 

「なんだろうな。自己犠牲や贖罪、面倒見の良さ。普通は良い事なんだけど、流貴は行き過ぎて自分をないがしろにする。」

 

「確かにな。改めて見ると破滅型というか、ブローするまでアクセルを緩めないヤツなんだよな。」

 

「そう。ただ、ウマ娘の身を預かって一緒に夢を追う人間としてはどうなのか?というのはあった。」

 

「良く分かってんじゃねーか。」

 

「自分で書いといてなんだが、振り返ると結構危ないキャラクターになってた。また作品全体のテーマというか。コンセプトとはまた違う根っこみたいなのも読み返して見えて来た。」

 

 

・速さと恐怖

 

「根っこ?」

 

「速さへの執着、ある種の呪いというか。そこは流貴とウマ娘、そして出てくる走り屋全員が持ってる物だな。と。」

 

「確かにな。なんで走るのか?走り続けるのか?と聞かれたら、答えるのは難しい。それが当たり前になってるから。」

 

「それを改めて考えてみると、恐怖を飼い慣らしたい。という欲求があるのかもしれないと思うし、1話のマン島とも繋がる。」

 

「恐怖を飼い慣らす。か。ホラー映画とかも近いのかね?」

 

「かもしれないな。だから毎年死者が出るような危険なレースなのに、マン島への参加希望者が後を絶たない。」

 

「そう考えると、一番上手く恐怖を飼い慣らしてるのは流貴か?」

 

「まあ、そりゃ主人公だしな。あとは時英もスタントマンって職業柄、近い所がある。乗ってる車がS2000なのも実は意味がある。」

 

「あっ…流貴のFDと並ぶコーナリングマシンって事か?しかも2台ともメーカーの酔狂から出来てるよな。」

 

「その通り。今後は彼らも含め、現状顔出しだけのキャラクターの出番を増やしたい。」

 

 

・今後の方向性や展開

 

「なるほど。じゃあ草鞋達の湾岸勢や、公川なんかも活躍する訳だ。」

 

「首都高サイドではそうやって、色んな速さを書いていく。一部は筑波編でも書いたけど、速さの種類はまだある。」

 

「なるほど。」

 

「流貴の主人公サイドではトレーナーデビューさせて、本格的に活動を始める。」

 

「随分時間かかったな。」

 

「まぁでも、お陰でレースの奥深さは書けたかな。走る選手達が主役ではあるけど。江助達ウェアメーカーや、ハンのような蹄鉄屋。色んな物があってレースってのは成り立ってるからさ。」

 

「その辺は、作者が現場職の人間だから書けた所もあるかもな。」

 

「なんやかんや、レースって現場の仕事主義だからね。ただ、若い学生とかのウマ娘ユーザーはつまんないだろうな。」

 

「でも読者に迎合する気は、どうせねぇだろ?」

 

「無いな。レースとか競走競技って同じ所をぐるぐる回ってるだけに思われがちだけど、ウマ娘にも色んな脚質があるように奥が深い。そこに嘘はつきたくない。」

 

「なるほど。あと、車の方の書けてない速さは何があるんだ?」

 

「江助やタマから匂わせてる。阪神環状族のラリー好き。覚えてるかな?」

 

「四駆ねぇ。確かに今のところ少ないな」

 

「そう。駆動効率の良さから来る速さだ。GT-Rは既に出てるけど、まだ走らせてないし。ラリー系の四駆とGT-R系もまた違う速さを持ってる。」

 

「うわぁ。また厄介なのが増えるなぁ。スープラのボアアップも頼むぜ作者。」

 

「分かってるって。あとは一回だけ絡んで来た公川のポルシェ。ああいうバランスが悪いのに速い、1点特化の速さもある。」

 

「面倒臭ぇな。」

 

 

・読者へメッセージ

 

「んじゃあ最後は、読者に言い訳でもしとけや(笑)」

 

「そうだな。車離れとショート動画流行りの時代に逆行するような小説ですが。耐久レースみたいに今後とも、気長にお付き合い頂ければ幸いです。」

 

「これからも俺は、流貴の似合わねぇガキのお守りと色々冷やかして回って。せいぜい楽しませて貰おうかね(笑)んじゃお前ら、またな!」

 

「重ね重ね、よろしくお願いしますm(__)m」

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

瑠璃色のキミ達と(作者:A×K(アツシくん))(原作:ウマ娘プリティーダービー)

──その瞳は、覚悟を表す。▼────その心は、輝きたいと願う。▼──────その脚は儚くも、今という時間を刻み込む。▼─────────その走りは、次の世代へ紡がれていく。▼───────────────一等星の輝きを目指して。▼メジロアルダンと、そして新たに仲間になった▼シュヴァルグランと道を突き進むカツラギエースと▼新人トレーナーの''今…


総合評価:525/評価:7.31/連載:183話/更新日時:2026年03月20日(金) 02:24 小説情報

転生したらまた愛馬だった…って、今度は女の子ぉ?!(作者:ミヤセ)(原作:ウマ娘プリティーダービー)

人から馬へ、馬から人へ…。▼回るよ倫理はぐるぐると…。▼サラリーマン時代にお世話になり、競走馬時代に可愛がってくれたオーナーと同じ魂のこの人に…。▼俺が返せるのは…走り、結果を出すこと!!


総合評価:421/評価:6.58/連載:11話/更新日時:2026年04月16日(木) 17:07 小説情報

"やさしい"ウマ娘――UN-CROWNED――(作者:灯火011)(原作:ウマ娘プリティーダービー)

最速のウマ娘が一人。曇らせっぽい何かです。▼11話ぐらい。から伸びに伸びて30話ぐらい。


総合評価:523/評価:8.29/短編:29話/更新日時:2026年04月01日(水) 19:00 小説情報

皇帝の友達(作者:零課)(原作:ウマ娘プリティーダービー)

 ルドルフ世代に出ちゃった馬は騎手を魅了する名馬になれるのか?▼ コメディ路線を頑張ります。▼ あ、それとですが平成ライダー的なつながりで私の前作「ハジケリスト世代だろ!」との関係はつながっております。パラレルワールド、キン肉マン的なノリで考えてくれると幸いです。


総合評価:747/評価:7.95/連載:19話/更新日時:2026年04月12日(日) 17:03 小説情報

完璧で究極のアイドルがGI九冠バに転生しました(作者:雑穀ライス)(原作:推しの子)

アイドルグループ「B小町」の念願であるドームライブを目前にしてストーカーに刺されて死んでしまった星野アイ。▼しかし彼女はウマ娘が存在する世界でフサイチパンドラの娘、アーモンドアイとして新たに生を受けた。▼アイは前世では得ることの出来なかった母親からの愛情を受けてすくすくと育ち、同じくウマ娘としてカワカミプリンセスの娘に転生した星野ルビーと共にトゥインクルレー…


総合評価:340/評価:5.78/連載:47話/更新日時:2026年04月07日(火) 18:01 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>